cusp
「cusp」の意味・「cusp」とは
「cusp」とは、英語で「先端」や「境目」を意味する単語である。具体的には、物体の尖った部分や、二つの異なる状態が接触する境界点を指す。例えば、歯の尖った部分や、山の頂上、または時期や段階の変わり目などを表す際に用いられる。「cusp」の発音・読み方
「cusp」の発音は、IPA表記では /kʌsp/ となる。IPAのカタカナ読みでは「カスプ」、日本人が発音するカタカナ英語では「カスプ」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特に注意する必要はない。「cusp」の定義を英語で解説
英語での「cusp」の定義は、「The pointed end where two curves meet」である。これは「二つの曲線が交わる尖った端」を意味する。また、「A point of transition between two different states」、つまり「二つの異なる状態の間の遷移点」を指す場合もある。「cusp」の類語
「cusp」の類語としては、「peak」、「apex」、「vertex」などがある。これらの単語も物体の頂点や最高点を指す意味合いで用いられる。しかし、「cusp」は二つの異なる状態の境界点を指す意味でも使われる点で、他の類語とは一線を画する。「cusp」に関連する用語・表現
「cusp」に関連する用語としては、「on the cusp of」がある。これは「~の直前で」や「~の境目に」などと訳され、何か新しい状態や段階に移行しようとする瞬間を表す表現である。例えば、「We are on the cusp of a new era」は「我々は新たな時代の閾に立っている」となる。「cusp」の例文
1. English: The mountain's cusp was covered in snow.日本語訳: 山の頂上は雪で覆われていた。
2. English: He is on the cusp of adulthood.
日本語訳: 彼は成人の境目にいる。
3. English: The cusp of the leaf was sharp.
日本語訳: 葉の先端は鋭かった。
4. English: The project is on the cusp of completion.
日本語訳: プロジェクトは完成の直前にある。
5. English: The cusp of the wave crashed against the shore.
日本語訳: 波の頂点が岸に打ちつけた。
6. English: She is on the cusp of a major breakthrough.
日本語訳: 彼女は大きな突破の直前にいる。
7. English: The cusp of the moon was visible in the night sky.
日本語訳: 月の尖った部分が夜空に見えた。
8. English: The company is on the cusp of a new era.
日本語訳: その会社は新たな時代の閾に立っている。
9. English: The cusp of the knife was dangerously sharp.
日本語訳: ナイフの先端は危険なほど鋭かった。
10. English: We are on the cusp of a technological revolution.
日本語訳: 我々は技術革命の直前にいる。
先端 cusp
CuSP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/15 23:39 UTC 版)
CuSP | |
---|---|
所属 | サウスウエスト・リサーチ・インスティテュート |
状態 | 計画 |
目的 | 太陽風の観測 |
観測対象 | 太陽 |
打上げ機 | SLS Block 1 |
打上げ日時 | 2022年11月(予定) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 10×20×30 cm |
軌道要素 | |
周回対象 | 太陽 |
観測装置 | |
MERiT | 中性子検出器 |
CuSP (CubeSat for Solar Particles)は太陽から放出される粒子や磁場を観測するための超小型衛星[1][2]。
CuSPは低コストな6Uサイズのキューブサットで、ロケットから分離された後に太陽を周回し、飛来する放射線を観測する。これらの放射線は電波通信への干渉、人工衛星の電子機器の故障、送電線に過電流を発生させるなど地球に様々な影響を及ぼす。テキサス州サンアントニオのサウスウエスト・リサーチ・インスティテュートのミヒル・デサイがCuSPの研究代表者となっている[1]。スペース・ローンチ・システムの最初の打ち上げであるアルテミス1号に相乗り衛星として搭載され、2022年に打ち上げられる。
目的
宇宙天気の観測網を構築するには、多数の観測機器を何百万キロメートルもの間隔で配置する必要がある。しかしこのようなシステムは費用面から現実的ではない[1]。一方キューブサットは限られた機器しか搭載できないものの、小さい質量と標準化された設計により比較的安価に打ち上げることができる。CuSPには宇宙空間に科学観測のネットワークを構築する試験としての役割もある[1]。
搭載機器
- Suprathermal Ion Spectrograph (SEIS)
- Miniaturized Electron and Proton Telescope (MERiT)
- Vector Helium Magnetometer (VHM)
- 推進系
衛星にはコールドガススラスタシステムが付いており、推進、姿勢制御、軌道制御に用いる[3]。
脚注
- ^ a b c d e “Heliophysics CubeSat to Launch on NASA’s SLS”. NASA (2016年2月3日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ a b “SwRI-DESIGNED MINIATURE SPACECRAFT SELECTED TO FLY ON ROCKET’S TEST FLIGHT IN 2018”. サウスウエスト・リサーチ・インスティテュート (2016年2月2日). 2022年8月23日閲覧。
- ^ “CuSP Propulsion System” (英語). VACCO Industries. 2022年8月23日閲覧。
関連項目
- アルテミス1号に相乗りする10機のキューブサット
- ArgoMoon
- BioSentinel
- CuSP
- EQUULEUS
- LunaH-Map
- Lunar IceCube
- LunIR
- OMOTENASHI
- Team Miles
- ピギーバック衛星
- 小型衛星
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