bush
「bush」とは、低木・未開墾地・もじゃもじゃの髪のことを意味する英語表現である。
「bush」とは・「bush」の意味
「bush」とは英語の名詞・動詞である。名詞「bush」として、主に「低木」「草むら」「茂み」「未開墾地」「原野」「もじゃもじゃの髪」「もじゃもじゃの髭」といった意味を表現する。「軸受け筒」「入れ子」といった意味も持つ。名詞「bush」の複数形は、「bushes」である。動詞「bush」として、「茂みで覆う」「もじゃもじゃに生える」「人を疲れさせる」といった意味を指す。動詞「bush」の活用形は、三人称単数現在形が「bushes」、現在分詞が「bushing」、過去形が「bushed」、過去分詞が「bushed」と変化する。「bush」の発音・読み方
「bush」の発音記号は、「búʃ」と表記される。「bush」の読み方は、カタカナで「ブシュ」と表記される。「ブシュ」の「ブ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「bush」の語源・由来
「bush」の語源は、「低木」「茂み」といった意味の西ゲルマン語群「busk」から来ている。「busk」から古英語の名詞「bysc」に変化して、現代英語の「bush」となった。また古フランス語「busche」、古ノルド語「buski」、オランダ語「bosch」「bos」、ドイツ語「Busch」も関連があるとされている。「未開墾地」「原野」といった意味は、同じ意味を持つオランダ語「bosch」から来ている。「bush」を含む英熟語・英語表現
「In the bush」とは
「茂みの中で」「草むらの中で」「奥地で」といった意味を指す。
「Beat around the bush」とは
「回りくどい言い方をする」を意味する。イギリス英語では、「Beat about the bush」と表現する。
「a bird in the hand is worth two in the bush」とは
直訳すると、「手中にある1羽の鳥は、茂みの中にいる2羽の鳥よりも価値がある」である。英語のことわざで、「不確かでリスクのある大きい利益を目指すよりも、現存する小さな利益を大事にすべし」という意味を指す。日本のことわざ「明日の百より今日の五十」に該当する。
「beat the bushes」とは
「あらゆる周辺を探す」「くまなく探す」といった意味を表す。
「bush」を含む様々な用語の解説
「Bush(スラング用語)」とは
女性の「陰毛」を意味する。また「二流どころ」「下手」「素人」を意味し、野球のマイナーリーグを「bush league」とも言う。
「Bush(機械用語)」とは
金属やプラスチックで作られた、部品と部品の隙間を埋める部品のことを指す。日本語で「ブッシュ」と言い、緩衝を目的として使用される。また回転運動・往復運動をする機械の軸に「ブッシュ」をはめ込むことも多い。これを「軸受け」「ベアリング」とも言う。「軸受け」は回転する軸がブレないように支えたり、回転をスムーズにするために用いられる。
「The bush」とは
オーストラリアや南アフリカの「奥地」を意味する。オーストラリア英語では、「都会から離れた」「田舎の」といった意味を指す。オーストラリアの首都「キャンベラ」を「The bush capital(田舎にある首都)」と言う。
「Rose bush」とは
「薔薇の木」「薔薇の茂み」といった意味を表す。
「bushfire」とは
「山火事」を意味する。オーストラリアでは都会以外の火事全てを指す。
「bush baby」とは
アフリカに住む小型のサルで、哺乳綱霊長目ロリス科ガラゴ亜科に属する。日本語で「ガラゴ」「ブッシュベイビー」と言う。
「George W. Bush」とは
アメリカの第43代大統領「ジョージ・W・ブッシュ」を指す。「ジョージ・W・ブッシュ」の父親で、アメリカの第41代大統領は「George H. W. Bush(ジョージ・H・W・ブッシュ)」と表記される。
「bush」の使い方・例文
「bush」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・The golf ball he hit flew into the bushes.(彼が打ったゴルフボールは茂みに飛び込んだ)
・Don't beat around the bush and speak clearly!(回りくどい言い方はやめて、はっきり言ってくれ)
・He was demoted from the major league to the bush league due to his poor performance.(彼は成績不振でメジャーリーグからマイナーリーグに降格した)
・I found a cute rabbit in the bush.(茂みの中でかわいいウサギを発見した)
ブッシュ【Bush】
読み方:ぶっしゅ
(George Herbert Walker 〜)[1924〜2018]米国の政治家。第41代大統領。在任1989〜1993。共和党。下院議員・国連大使・共和党全国委員長・CIA長官・副大統領を歴任したのち、大統領に就任。湾岸戦争に際しては国際連合を主導した。→クリントン
(George Walker 〜)[1946〜 ]米国の政治家。
の子。第43代大統領。在任2001〜2009。共和党。テキサス州知事を経て大統領に就任。2001年9月のアメリカ同時多発テロを受けてアフガニスタンに侵攻。続いて翌年にイラク戦争を起こした。→オバマ
ブッシュ【bush】
Bush
ブッシュ (バンド)
Bush | |
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![]() ボーカルのギャヴィン・ロスデイル | |
基本情報 | |
出身地 |
![]() |
ジャンル |
ポスト・グランジ オルタナティヴ・ロック ハード・ロック |
活動期間 | 1992年~2002年、2009年~ |
レーベル |
カートランド・レコード SPV GmbH アトランティック・レコード トラウマ・レコード インタースコープ・レコード |
メンバー |
ギャヴィン・ロスデイル デイヴ・パーソンズ ナイジェル・パルスフォード ロビン・グドリッジ |
ブッシュ(Bush)は、イギリスのロックバンド。デビューアルバム「Sixteen Stone」は、マルチプラチナ・ディスク(RIAA)に認定され、アメリカで1000万枚以上のセールスを記録。90年代に最も商業的成功を収めたバンドのひとつである。
沿革
ボーカルのギャヴィンは、それまでのバンド活動で数枚のシングルを発売後、業界の荒波にもまれて挫折。The Nobodyzというバンド名だった。ロンドンでの生活に退屈し、1991年にロサンゼルスで映像製作のアシスタントを勤めながら半年間を過ごす。そこでニルヴァーナのライブを観て多大な影響を受けた。ニューヨークにも何日か住むが、ロンドンに戻り、元トランスヴィジョン・ヴァンプのベーシストだったデイヴ・パーソンズ、そしてドラマーのロビン・グドリッジと共にブッシュを結成し、そこにイギリスのキング・ブランクというバンドにいたギタリストのナイジェル・パルスフォードが加わる。こうして、現在の4人組のブッシュは1992年頃に結成された。初めはロンドン周辺のクラブで活動していたが人々の反応は芳しくなかった。Bushというバンド名は、メンバーがロンドン西部のShepherd's Bushに住んでいたことに由来する。
その後、ジョージ・マイケルのマネージャーだったロブ・カーンがブッシュに注目し、彼によって当時ディズニーの子会社としてスタートしたばかりだったハリウッド・レコードの重役の一人に紹介されるも、契約寸前でその重役がヘリコプター事故で亡くなったため、レコーディング契約が白紙になってしまった。そこに新たにインタースコープ・レコードからの契約が舞い込み、晴れて契約となった。
現在は、アトランティック・レコードへ移籍している。
前述の通り、ロサンゼルスで映像製作のアシスタントとして働いていたため、ギャヴィン本人がビデオ製作もこなす。
イギリスのバンドながらアメリカのグランジやオルタナティブ・ロックに強い影響を受けており、1990年代にはニルヴァーナと比較され手厳しい評価を受けることも少なくなかった。ギャヴィンらメンバーはニルヴァーナなどに影響を受けたことを認めつつ、自分たちのスタイルはオリジナルであると主張し続けている。
メンバー
現メンバー
- ギャヴィン・ロスデイル(Gavin Rossdale):ギター&ボーカル (1992–2002, 2010–) - 元妻は歌手グウェン・ステファニー(ノー・ダウト)
- クリス・トレイナー(Chris Traynor):ギター (2002, 2010–)
- コーリー・ブリッツ(Corey Britz):ベース (2010–)
- ニック・ヒューズ(Nik Hughes):ドラム (2019–)
旧メンバー
- ナイジェル・パルスフォード(Nigel Pulsford):ギター (1992–2002)
- デイヴ・パーソンズ(Dave Persons):ベース (1992–2002)
- ロビン・グドリッジ(Robin Goodridge):ドラム (1993–2002, 2010–2019)
アルバム
スタジオ・アルバム
- 「Sixteen Stone」 (1994) - 収録曲MachineheadがゲームSaints Row: The Thirdに使用されている。
- 「Razorblade Suitcase」 (1996)
- 「The Science of Things」 (1999)
- 「Golden State」 (2001)
- 「The Sea of Memories」 (2011)
- 「Man on the Run」 (2014)
- 「Black and White Rainbows」 (2017)
- 「The Kingdom」 (2020)
ライヴ・アルバム
- 「Zen X Four」 (2005)
- 「Live in Tampa」 (2020)
ベスト・アルバム
- 「Deconstructed」 (1997)
- 「The Best of: 1994-1999」 (2005)
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- ビクターエンタテインメント - ブッシュ
- ワーナーミュージック・ジャパン - ブッシュ
- バンド公式 (@bushofficial) - X(旧Twitter)
- ギャビン・ロスデイル公式 (@gavinrossdale) - X(旧Twitter)
「bush」の例文・使い方・用例・文例
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