ZANとは? わかりやすく解説

Zan

サン

酇の音「讃」《漢書注》、また「賛」《後漢書集解》。

県令

県人


Zan

名前 ザンツァン

ZAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 22:40 UTC 版)

ZAN
ジャンル 純邦楽
職業 和楽器バンド
活動期間 2002年
レーベル rhythm zone
公式サイト http://www.rhythmzone.net/zan/
メンバー 小湊昭尚ボーカル尺八
市川慎十七絃
旧メンバー 砂川憲和尺八篠笛2006年4月22日没)

ZAN(ザン)は、日本音楽バンド。日本の伝統楽器である尺八篠笛民謡で音楽活動を行う、和楽器専門のバンド。

概要

2002年7月7日、琴古流の尺八奏者である砂川憲和、民謡・小湊流三代目の小湊昭尚、生田流清絃会・四代目の箏奏者市川慎の3人で「ZAN」は結成されました。彼らは、伝統音楽の枠を超え、新しい音楽の可能性を探求することを目的としたグループです。結成から約1年後の2003年4月、インディーズレーベルからマキシシングル「ZAN ZERO」をリリースし、注目を集めました。

2004年にはavexと契約し、7月7日にミニアルバム『風籟~Furai~』でメジャーデビューを果たします。このアルバムでは、日本の伝統音楽である純邦楽にJ-POPのメロディーを融合させた楽曲が収録され、伝統音楽に新たな風を巻き起こしました。ZANは、常に斬新かつ意欲的な活動を展開し、多くのリスナーに新たな音楽体験を提供しました。

しかし、2006年4月22日、リーダーである砂川憲和が登山中に事故に遭い、急逝してしまいます。この悲劇はグループに大きな影響を与え、前夜の宇都宮でのライブが3人での最後の演奏となりました。砂川の死を受け、小湊と市川の2人は故人の意思を引き継ぎ、活動を継続することを決意します。2006年11月25日には、正式に小湊と市川の2人だけでの再出発が発表されました。

新生ZANとしての第一弾アルバム『絆』は、2007年1月24日に発売され、彼らの新たなスタートを示しました。また、同年5月には薬師寺で行われた石井竜也のコンサート「水煙の夢」においてバックバンドのメンバーとして参加し、彼らの存在をより広めました。さらに、同年7月7日には全米デビューを果たし、国際的な舞台でも活動を展開することとなります。

2008年8月12日放送の「THE M」(日本テレビ系)最終回では、石井竜也のバックバンドとしても参加し、その年の8月には奈良・薬師寺でのコンサート「月日の塔」にも出演しました。これらの活動は、ZANの音楽が日本国内だけでなく、海外でも評価されるようになるきっかけとなりました。

2010年9月には、平城遷都1300年祭の一環として薬師寺で行われた石井竜也のコンサート「輪廻秋月」に参加し、亡き砂川に捧げる曲「YUYAKE」を演奏しました。この曲は、砂川への深い思いを込めた感動的なパフォーマンスとして、多くの観客の心を打ちました。ZANは、伝統音楽を現代の音楽シーンに融合させるという使命を持ちながら、今なお進化を続けているのです。

メンバー

過去のメンバー

作品

シングル

  1. ZAN ZERO(2003.4)
  2. 幸ひ人(2004.11.25)RZCD-45154
  3. (2005.1.13)RZCD-45165

アルバム

  1. 乱〜RUN〜(2003.8.6)
  2. 風籟〜Furai〜(2004.7.7)RZCD-45130
  3. 溢れるチカラ(2005.11.9)RZCD-45276
  4. 絆(2007.1.24)RZCD-45499/B
  5. SHIKU(2007.7.7)
  6. Neo Tokyo Lounge(2009.11.25)RZCD-46300

関連項目

  • rhythm zone(所属レーベル)
  • a-nation - 2006年エンディングテーマ「YUYAKE」を担当

外部リンク


ZAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 20:18 UTC 版)

小湊昭尚」の記事における「ZAN」の解説

市川慎(箏)との和楽器ユニットで、尺八ボーカル担当

※この「ZAN」の解説は、「小湊昭尚」の解説の一部です。
「ZAN」を含む「小湊昭尚」の記事については、「小湊昭尚」の概要を参照ください。

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