X12とは? わかりやすく解説

X12

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X12X-12

  • X-12 (ロケット) - アメリカ合衆国の実験用ロケット開発計画。
  • SJ X12英語版 - スウェーデンの電車の形式。

関連項目


X-12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 03:28 UTC 版)

原子力機関車」の記事における「X-12」の解説

アメリカ原子力委員会ユタ大学研究チーム原子力機関車研究を行わせ、そこで1954年設計されたのがX-12だった。X-12に搭載され原子炉縦横100cm、高さ30cmで硫酸ウラニル水溶液炉心入れた出力30,000kWタイプであった。この原子炉発生熱で水蒸気発生させ、その水蒸気発電機回して電力生み出し主電動機回して機関車駆動させようというものであった。現在実用化されている電気式ディーゼル機関車原子力版というものであった。しかし、原子炉から発生する放射線から周囲防御する必要性があるため、原子炉防御壁を必要とした。そのため、X-12は220tの遮蔽体を必要とし、全長49m、自重360t、軸配置C-C-C+C-2世界史最大級鉄道用機関車となる設計であった。X-12は7,000HPの牽引力があり、5,000tの貨物列車牽引して時速100kmに加速するまで3分32秒しか必要とせず、核燃料5kgで1年間補給稼動できるとされるなど、いずれも桁違い能力があった。しかし製造されることはなかった。 原子力機関車 X-12 の構想図 ポピュラサイエンス日本語1954年 6月

※この「X-12」の解説は、「原子力機関車」の解説の一部です。
「X-12」を含む「原子力機関車」の記事については、「原子力機関車」の概要を参照ください。

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