ウーピーパイ
ウーピーパイ(英語:whoopie pie、black moon、ピッツバーグ地域固有でgob、black-and-white、 bob、Big Fat Oreo:略して"BFO" 、1835年に"Devel Dogs,"と"Twins"と記載されている記録もある[1])とは、クッキー、パイまたはケーキと見なすこともできるアメリカ合衆国の焼き菓子である。これは、2つの丸い丘形のチョコレートケーキ・パンプキンケーキ・ジンジャーブレッドケーキ片と、それらの間にクリーミーなフィリングやアイシングを挟みこんで構成されている。
歴史
アメリカ北東部ニューイングランド地方とペンシルベニア州アーミッシュの伝統菓子であるが[2]今では全米で販売されている[3]。食品の歴史家によれば、アーミッシュの女性が(当時のハックルバックやクリーミータートルといった)デザートを弁当箱やランチボックスにつめ、昼に農民がその中にウーピーパイを見つけると「whoopie(イヤッホー)!」と喜んでいた[3]。このことから元のウーピーパイはケーキバターの残りから作られていた可能性が考えられる[4]。
アメリカ合衆国の州の食べ物一覧で、ウーピーパイはメイン州の象徴の一つ「ご馳走」に指定されている。(メイン州の「お菓子」はブルーベリーパイであることに注意)
世界最大のウーピーパイは1062ポンドの重さで、2011年3月26日にメイン州サウスポートランドで作成された[5]。
参考文献
- ^ Annual Report of the State of Massachusetts Infirmary vol. 3. 1835. 92. https://books.google.co.jp/books?id=VoVKAAAAMAAJ&q=%22whoopie+pie%22&dq=%22whoopie+pie%22&hl=en&sa=X&ei=JI91UriFH-fTsASyn4DYAw&redir_esc=y accessed 11/2/13
- ^ History of Whoopie pie
- ^ a b Maynard, Micheline (2009年3月17日). “Whoopie! Cookie, Pie or Cake, It's Having Its Moment”. The New York Times 2009年3月18日閲覧。
- ^ Whoopie Pies, Good Housekeeping, October 2004
- ^ “Maine creates 1,062 pound Whoopie Pie”. WHDH-TV. (2011年3月28日) 2011年4月21日閲覧。
関連項目
「Whoopie pie」の例文・使い方・用例・文例
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