フーピー
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Whoopee! | |
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作曲 | ウォルター・ドナルドソン |
作詞 | ガス・カーン |
脚本 | ウィリアム・アンソニー・マグワイア |
原作 |
オウエン・デイヴィス作 戯曲The Nervous Wreck |
上演 |
1928 ブロードウェイ 1979 ブロードウェイ再演 |
『フーピー』(Whoopee!) は、1928年のミュージカル・コメディ。オウエン・デイヴィスの戯曲『The Nervous Wreck』を基にし、ウィリアム・アンソニー・マグワイアが脚本を執筆した。音楽はウォルター・ドナルドソンが作曲し、ガス・カーンが作詞した。1928年、ブロードウェイで開幕し、エディ・カンターが主演した。ルース・エッティングが歌唱した「Love Me or Leave Me」がヒットした[1]。
ストーリー
カリフォルニアにて、ボブ・ウエルス保安官と農家の娘サリー・モーガンが結婚する。サリーは、インディアンの血を引くワナニスと愛し合っているが、異人種間の恋愛は困難な時代である。結婚式において、サリーはボブ保安官を置いてヘンリー・ウィリアムズの車で逃げる。ヘンリーは病気不安症で問題を抱えているが、サリーはヘンリーと駆け落ちするというメモを残していったためさらに問題が増える。傷心のボブ、ヘンリーの看護士でボブに恋するメアリー、その他大勢による追跡が始まる。道中、ワナニスの住むインディアン保留地に立ち寄る。映画スターのレスリー・ドウが介入し、感傷的なトーチソング「Love Me, or Leave Me」を歌う[2]。
楽曲
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制作
1928年12月4日、ブロードウェイのニュー・アムステルダム・シアターで開幕し、407回上演後、1929年11月23日に閉幕した。フローレンツ・ジーグフェルド・ジュニアがプロデュースし、シーモア・フェリックスが演出および振付、ウィリアム・アンソニー・マグワイアが脚本を担当した。ヘンリー・ウィリアムズ役をエディ・カンター、レスリー・ドウ役をルース・エッティング、サリー・モーガン役をフランシス・アプトン、ボブ・ウエルズ役をジャック・ラザフォード、ワナニス役をポール・グレゴリー、メアリー役をエセル・シュッタ(ルビー・キーラーから交代)が演じ、バディ・イブセン、ポーレット・ゴダードがコーラスで出演した。シュッタの夫であるジョージ・オルセンおよび彼のバンドは舞台版、映画版双方で演奏した。
1979年2月14日から8月12日、ANTAプレイハウスにて8回のプレビュー公演、204回の本公演がグッドスピード・オペラ・ハウスのプロダクションにより行なわれた。フランク・コルサロが演出、ダン・シレッタが振付を担当し、ヘンリー・ウィリアムズ役をチャールズ・ルポール、サリー・モーガン役をベス・オースティン、メアリー役をキャロル・スウォーブリック、ルシル・ドウ役をスーザン・ストローマンが演じた。1928年の初演では使用されなかった楽曲「My Baby Just Cares For Me」 (1930年映画版より)、「Yes, Sir, That's My Baby」、「You」(ハロルド・アダムソン作詞)が追加された。「Love Me or Leave Me」は本筋と関係のないレスリーではなく、メアリーとヘンリーが歌うこととなった。
1930年、ミュージカル・コメディ映画『ウーピー』が制作された。あらすじは舞台版に近いものであったが、ほとんどの曲が変更になった。
評価
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1970年、チャールズ・ルポールはドラマ・デスク・アワードミュージカル男優賞に、ダン・シレッタはトニー賞振付賞にノミネートされた。
脚注
- ^ "Whoopee! information" ruthetting.com, accessed August 27, 2009
- ^ Green, Stanley (1999) Hollywood Musicals Year by Year (2nd ed.), pub. Hal Leonard Corporation ISBN 0-634-00765-3 page 14
外部リンク
- Whoopee! - インターネット・ブロードウェイ・データベース(英語)
- Whoopee! - IMDb(英語) (1930年、映画化)
フーピー!!
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『フーピー!!』(Whoopee!!)は1992年に東亜プランから発売されたアーケードゲーム。ジャンルは固定画面タイプのアクションゲーム。
この作品は硬派で高難度なシューティングゲームの新鋭として広く知られた同社がそれまでに発売してきた作品とは明らかに一線を画する。
難易度は極めて高く、『達人王』や『ゼロウイング』といった同社一流の高難度ゲームにも匹敵する。設置すべき全ての箇所に爆弾を設置して、設置し終わってから20秒以内に脱出口(各面1つしかない)からプレイヤーを脱出させるとステージクリアとなる。全6面×4ステージの24ステージ構成。
ゲーム内容
以下の3種類のアクションにより構成される。
- レバー操作で自機を左右に移動、およびボタン1で攻撃。
- エレベータのドアが開く前にドアに向けて歩いているとあいた瞬間にスライディングが出来る。これによって敵を転ばせることができる(複数の敵をすり抜ける数少ない手段)。
- トランポリンがある面では、トランポリンで跳ねたらぶつかるまでどの高さまでも飛べる。飛んでいる途中に移動すれば、左右に動くことが出来るが、その地点から落下が始まる。1ジャンプ中に複数の横移動が可能。
最初の爆弾を設置した後、Hコイン(1万点)が出現する。出現する高さ座標は最初に設置した爆弾の位置に依存する。 このコインを集めることにより、各面終了時女の子の絵が現れ、4枚とも集めると下着も全部脱ぐ絵になる。
アイテム
パワーアップのアイテムは一切なく、Hコイン(1万点)だけである。
テクニック
- 攻撃を当てると敵をすり抜けることが出来る。
- 攻撃を当て続けると敵を下の階に落とす(500点)ことが出来る(落とすことしか出来ない)。
- 最下段にいる敵を更に下段に落とすと1000点入り、一定時間後に各面に設置された扉から敵が再出現する。
- 落とした下がトランポリンならば、トランポリンを突き抜けて敵は更に下段に落ちていく。
- 前述のスライディングを使えば複数の敵をすり抜けることができる。
- 全爆弾設置後20秒経つと画面の中央から爆風が画面中に広がり、それに触れると敵味方とも即死する。逆に爆風に触れなければタイムがゼロになっても即死するわけではない。これを利用して破壊不能な敵を爆風に巻き込んで逃げなくてはならない面もある。
余談
マッピーなどと異なり、空中に飛び跳ねている敵にぶつかってもミスとなるうえ、後半の面は空を敵が飛びまわっているので非常に難しい。 ミス後の無敵時間が2秒程度しかなく、残機数でゴリ押ししようとしても次々死ぬことになる。 ジャンルとしては高難度アクションであるが、連続コンティニューを当て込んだ脱衣麻雀と同じ脱衣ゲームでもある。
全面終了時に、スコアがそれまで取った点数が残り人数+1倍される。 そのため、ハイスコアには残機潰しが必須だが必要な潰し数を見極めないと却ってスコアが下がることになる。
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