ダブリュー‐エム‐ピー【WMP】
読み方:だぶりゅーえむぴー
ダブリュー‐エム‐ピー【WMP】
読み方:だぶりゅーえむぴー
Windows Media Player
別名:WMP
Windows Media Playerとは、Microsoft社によって提供されている、マルチメディアプレイヤーのシリーズ名である。
Windows Media Playerは主に音声ファイルや動画ファイルなどのマルチメディアコンテンツを再生するために用いられる。再生可能なファイル形式は、WMA、MP3、MPEG-4などと幅広く、WMT(Windows Media Technologies)技術などを用いたストリーミング再生にも対応している。
また、Windows Media Playerでは音楽データをCDから取り込んだり、逆にCDへ書き込んだり、他の携帯オーディオプレイヤーとの同期を図ったりといった操作が簡単にできるようになっている。最近では、CDから取り込んだ音楽ファイルに関する情報をインターネット上から自動的に検索して、アルバムジャケットをサムネイル風に再現したり、オンラインストアと連携したりといったインターネットを通じた機能が強化されている。
Windows Media Playerは、Windows 3.xからWindows 95まで主に使用されていたメディアプレイヤーの高機能版ソフトウェアとして、Windows 98で初めて登場した。その後、多機能化とネットワーク機能の強化を重ねながらバージョンアップを続けている。Windows XPの頃にはWindows Media Player 10がリリースされ、またWindows Vistaの発売に合わせてWindows Media Player 11がリリースされている。
Windows Media Playerは、MicrosoftのWebサイトから無償でダウンロードし利用することができる。
参照リンク
Microsoft Windows Media - (Microsoft)
音楽再生・編集: | シンセサイザー シークバー T6 NEON Windows Media Player Windows Media Player 10 Windows Media Player 11 Zune |
WMP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/08/30 19:50 UTC 版)
WMPとは、
- Windows Media Playerの略およびそのファイルフォーマットの拡張子。
- Windows Media Photoの略。(現在はHD Photoと呼ばれている。)マイクロソフトが開発したJPEG対抗の静止画フォーマット。
- 渡辺音楽出版(Watanabe Music Publishing Co., Ltd.)の略。渡辺プロダクション系列の音楽出版社。
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HD Photo
拡張子 | .hdp .wdp |
---|---|
MIMEタイプ | image/vnd.ms-photo |
開発者 | マイクロソフト |
種別 | 画像ファイルフォーマット |
包含物 | 静止画 |
拡張 | JPEG XR |
HD Photo(エイチディー フォト)とは、静止画像用の圧縮アルゴリズムおよびファイルフォーマットである。マイクロソフトが開発し、特許を保有している。Windows Mediaファミリーのひとつである。
概要
HD Photoは、開発当初は「Photon」と名付けられていた。2006年5月に「Windows Media Photo」として発表され、2006年11月に現在の名前に改名された。現在の名前に変更されるに伴って、ファイルの拡張子も .wdp から .hdp と変更された。
JPEGに比べて高い圧縮率の非可逆圧縮が可能で、可逆圧縮にも対応する。最大96ビットカラー(1チャンネル当たり32ビットカラー)をサポートしているのが大きな特徴である。 計算負荷は、先行規格のJPEG 2000よりも少ないといわれている。一方で高圧縮時の画質はJPEG 2000には及ばないが、JPEGよりは良好とされる。
2007年7月、マイクロソフトは、HD PhotoがJoint Photographic Experts Groupによって、JPEG XRと呼ばれる新しい標準のJPEG規格として検討されていることを発表した[1]。
2009年、HD Photoが基となった規格「JPEG XR」は、国際規格 ISO/IEC 29199-2:2009 として承認された。[2][3]
コンテナ形式
HD Photoは、画像データをImage File Directory (IFD) タグのテーブル中に格納するために、TIFFのようなコンテナ形式となっている。IFDタグの中には、画像データやアルファチャンネルのデータ(オプション)、HD Photoメタデータ、XMPメタデータ(オプション)、Exifメタデータ(オプション)等が含まれる。アルファチャンネルが使用されている場合は、アルファチャンネルを扱えないアプリケーションの為に、アルファチャンネルの使用している画像データと使用していない画像データと別々に格納される。
また現在は、TIFFの全ての制限が適用されている。
対応ソフトウェア
- Windows Vista とそれ以降のOS
- .NET Framework 3.0 をインストールした Windows XP と Windows Server 2003
- Windows Imaging Component
- Internet Explorer 9
- Windows フォト ギャラリー
- Microsoft Expression Design
- Adobe Photoshop CS2/CS3 (Windows[4] と Mac OS X[5] 向けにマイクロソフトが公開している)
- IrfanView(プラグインが必要)
- Paint.NET(ベータ版のプラグインが公開されている。PDNJPEGXRPlugin.dllプラグインで.hdp,.wdp,.jxrに対応。HD Photoのみの専用ベータプラグインは動作しなくなった)
- XnView(プラグインが必要)
- Xara Xtreme Pro
- Fast Picture Viewer
- viewx
- WEOX/HDPV
- WIC Susie Plug-in
- Ralpha
- PhotoShifter - ウェイバックマシン(2002年12月13日アーカイブ分)
- 縮小革命
- Corel PaintShop Photo Pro X5
脚注
- ^ JPEG による HD Photo の標準化についてのマイクロソフトのプレス リリース (英語)
- ^ Sharpe, Louis (2009年7月17日). “Press Release - 49th WG1 Sardinia Meeting”. Joint Photographic Experts Group. 2009年12月28日閲覧。
- ^ “ISO/IEC 29199-2 : Information technology - JPEG XR image coding system - Part 2: Image coding specification”. International Organization for Standardization (ISO) and International Electrotechnical Commission (IEC) (2009年8月14日). 2009年12月28日閲覧。
- ^ HD Photo Plug-in for AdobeR PhotoshopR Software - Windows (英語)
- ^ HD Photo Plug-in for AdobeR PhotoshopR Software - OS X (英語)
外部リンク
- WMPのページへのリンク