W64Sとは? わかりやすく解説

W64S

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 23:04 UTC 版)

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W64S(だぶりゅーろくよんえす)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現:ソニーモバイルコミュニケーションズ)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN対応携帯電話である。

au W64S
キャリア au
製造 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
発売日 2008年11月1日
概要
OS REX OS + KCP
CPU Qualcomm MSM6550
225MHz
音声通信方式 3G:CDMA 1X WIN
(CDMA2000 1xMC)
2G:GSM
(3G:800MHz/2GHz/新800MHz
2G:900MHz、1800Mhz、1900MHz)
データ通信方式 Packet WIN
(CDMA2000 1xEV-DO Rel.0)
形状 2軸折りたたみ式
サイズ 106 × 50 × 14.9[1] mm
質量 120 g
連続通話時間 国内:約240分
海外:約210分
連続待受時間 国内:約350時間
(移動と静止の組合せ)
海外:約310時間(静止)
外部メモリ microSD
日本語入力 POBox Pro EiWnn
FeliCa 対応
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth なし
放送受信機能 ワンセグ対応
備考 SAR値:0.702W/Kg
メインディスプレイ
方式 透過型微反射TFT液晶ディスプレイ
解像度 フルワイドQVGA
(240×432ドット
サイズ 2.7インチ
表示色数 65000色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 319万画素CMOS
機能 AF
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ダイヤモンド×ピンク
(Diamond×Pink)
スノー×ホワイト
(Snow×White)
ラティス×ブラック
(Lattice×Black)
ミスト×ブルー
(Mist×Blue)
フラワー×ピンク
(Flower×Pink)
シャイン×ゴールド
(Shine×Gold)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

2008年春モデルで発売された初のグローバルパスポートGSM対応機であるW62Sの後継モデル。「艶(あでやか)」をデザインテーマとし、W62Sにはなかったワンセグが搭載され、カメラの画素数も319万画素に上がり、この機種は回転2軸型の折りたたみ型に変わった。それにも関わらずW62Sより2mm薄型化されている。 また、メッキパーツとクリアパーツをふんだんに使用したデザインも特徴となっており、メインディスプレイ背面にはサブディスプレイの代わりに特徴的なイルミネーションが搭載されている。 W62S同様KCPを採用し、ステレオスピーカーではなくモノラルスピーカーが搭載された(同社の1X WINシリーズとしては初採用)。 キーライトは盤面が発光するタイプだが、「ラティス×ブラック」のみ文字が発光する。

沿革

  • 2008年8月27日 - 電気通信端末機器審査協会(JATE)の認定(認定番号:AD08-0364001)。
  • 2008年10月27日 - KDDI、およびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(当時)より公式発表。
  • 2008年11月1日 - 全国にて一斉発売。
  • 2009年6月11日 - 四国、九州、沖縄地区にてフラワーピンクとシャインゴールドが追加発売。
  • 2009年6月12日 - 上記以外の残りの地区にてフラワーピンクとシャインゴールドが追加発売。
  • 2009年10月 - 販売終了。

評判

デザインだけでなく機能面、レスポンスを含む操作性、使用感においてもかなりバランスがとれており、ITmediaのau向けの携帯売り上げランキングにおいては長期に渡り安定した順位を確保し、2009年春季から秋季においてau向けの売上ランキングでは数週間に渡って首位を獲得した事もあった。ちなみに2010年1月の時点において既存のau向けのソニー・エリクソン製端末からすれば販売台数が最も多い機種であり、また、同キャリア向けの2008年秋冬モデルとしては一番のロングセラーモデルとなっている。

対応サービス

※太字で表記されている機能はGSM(海外)モード時は使用不可。

不具合

2008年11月1日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。

  • EZアプリ (BREW) 起動中に「電源/終了」キーを押下しEZアプリ (BREW) 終了の確認画面を表示すると、以降の操作において「電源/終了」キーの短押しが効かなくなる場合がある

関連項目

  • W62S - 先代機種
  • S002(SO002) - 後継機種
  • BRAVIA Phone U1(SOY02) - W64Sのデザインコンセプトを発展させたハイエンド機種。

外部リンク

注釈

  1. ^ 最厚部を含めると16.9mm。

W64S(CDMA W64S)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:29 UTC 版)

ソニーモバイルコミュニケーションズ」の記事における「W64S(CDMA W64S)」の解説

2008年11月1日全国同時発売W62Sベースワンセグチューナー搭載

※この「W64S(CDMA W64S)」の解説は、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の解説の一部です。
「W64S(CDMA W64S)」を含む「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の記事については、「ソニーモバイルコミュニケーションズ」の概要を参照ください。

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