ブッシュ (映画)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 15:54 UTC 版)
ブッシュ | |
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W. | |
監督 | オリバー・ストーン |
脚本 | スタンリー・ワイザー |
製作 | ビル・ブロック エリック・コペロフ ポール・ハンソン モリッツ・ボーマン スタンリー・ワイザー |
製作総指揮 | アルバート・ヤン トーマス・スターチ エリオット・ファーワーダ ジョニー・ホン テレサ・チャン トム・オルテンバーグ クリストファー・マップ デイヴィッド・ウィーリー マシュー・ストリート ピーター・グレイヴス |
出演者 | ジョシュ・ブローリン エリザベス・バンクス |
音楽 | ポール・カンテロン |
撮影 | フェドン・パパマイケル |
編集 | ジョー・ハッシング ジュリー・モンロー |
配給 | ![]() ![]() |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 129分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $25,100,000[1] |
興行収入 | $29,506,464[1] |
『ブッシュ』(原題: W.)は、2008年製作のアメリカ映画。監督はオリバー・ストーン。製作当時現職だった第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの伝記映画。主演のブッシュ役はジョシュ・ブローリン。
日本版の予告編では「世紀のKY(靴よけ)男 ブッシュ」という文字が出る[2]。
あらすじ
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キャスト
※括弧内は日本語吹き替え
- ジョージ・W・ブッシュ - ジョシュ・ブローリン(岩尾万太郎)
- ローラ・ブッシュ - エリザベス・バンクス(今泉葉子)
- ジョージ・H・W・ブッシュ - ジェームズ・クロムウェル(小林清志)
- バーバラ・ブッシュ - エレン・バースティン(沢田敏子)
- ディック・チェイニー - リチャード・ドレイファス(田中信夫)
- ドナルド・ラムズフェルド - スコット・グレン(清川元夢)
- カール・ローヴ - トビー・ジョーンズ(二又一成)
- アール・ハッド師 - ステイシー・キーチ
- ジョージ・J・テネット - ブルース・マッギル(武虎)
- コンドリーザ・ライス - タンディ・ニュートン(清和祐子)
- コリン・パウエル - ジェフリー・ライト
- ポール・ウォルフォウィッツ - デニス・ボウトシカリス(いずみ尚)
- デヴィッド・フラム - コリン・ハンクス
- トニー・ブレア - ヨアン・グリフィズ(いずみ尚)
- トミー・フランクス - マイケル・ガストン
- ジェブ・ブッシュ - ジェイソン・リッター
- ドン・エヴァンス - ノア・ワイリー
- アリ・フライシャー - ロブ・コードリー(いずみ尚)
- レポーター - テレサ・チャン
- サッダーム・フセイン - サイエド・バドレヤ
- ウラジーミル・プーチン - アラン・コールマン
- レポーター - エレナ・コング
- 病院医師 - ウィリアム・チャン
製作
監督のオリヴァー・ストーンは当初、ソンミ村虐殺事件に関する映画を製作する予定であったが、直前に全米脚本家組合ストライキのため、またそれに伴い主演のブルース・ウィリスが降りたために製作中止となってしまった[3]。その後、ジョージ・W・ブッシュの伝記映画に関するプロジェクトに移った。
当初、ジョージ・W・ブッシュ役にはクリスチャン・ベールが配役されていた[4]。ちなみにクリスチャン・ベールは、その後『バイス』でディック・チェイニー副大統領を演じることになる。
撮影は2008年5月12日にルイジアナ州シュリーブポートから始まり、7月11日に終わった[5]。10月17日に全米公開された[6]。
評価
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは224件のレビューで支持率は58%、平均点は6.00/10となった[7]。Metacriticでは36件のレビューを基に加重平均値が56/100となった[8]。
反証
ブッシュ研究家のジェイコブ・ワイズバーグ(Jacob Weisberg)によると2点の間違いがあるという。
- 一つ目は、ブッシュがチェイニー副大統領の意見に逆らって「大統領は僕だ。決めるのは僕だ」と突っ張るシーン。チェイニー副大統領は、こんな風にブッシュを怒らせたりはせず、ブッシュをうまく操って、ブッシュが自分で考えたかのように思わせるという。
- 二つ目は、ブッシュが荒波の打ち寄せる岸壁に立ち、「闇がある。僕を追い続ける闇が」と呟くシーン。実際のブッシュは、こういう詩的な表現はしないそうである(ただし日本版ではこのシーンはカットされている)。
脚注
- ^ a b “W. (2008)”. Box Office Mojo. 2010年8月29日閲覧。
- ^ ブッシュの靴投げ事件。
- ^ Benjamin Svetkey (2008年5月7日). “First Look: W., Oliver Stone's Bush Biopic”. Entertainment Weekly 2008年5月8日閲覧。
- ^ Larry Carroll (2008年10月15日). “What Do Batman And George W. Bush Have In Common? Oliver Stone Explains…”. MTV 2008年10月15日閲覧。
- ^ “Brolin, Wright arrested in pub fight”. Variety. (2008-07-13) 2008年7月14日閲覧。.
- ^ Fleming, Michael (2008年5月8日). “Lionsgate books Oliver Stone's W”. Variety 2008年5月9日閲覧。
- ^ “W. (2008)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月3日閲覧。
- ^ “W. Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月3日閲覧。
外部リンク
「W. (film)」の例文・使い方・用例・文例
- その切手には W. Trevor という人の署名がついている.
- 去るための口実を見つける以前に、彼女はついさきほど到着したところであろう − W.B.イェーツ
- 捕食性の動物−−初期の地質学におけるギャングである−W.E.スウィントン
- 原子式とすべての化合物、そこから創出可能である−W.V.クワイン
- 遊撃隊員の整った真ちゅうで取り付けられたカービン銃−F.V.W.メイスン
- ヨーロッパの陰謀による邪悪な計画に取りつかれた利己的で腹黒い国 −W.チャーチル
- 地面を血で染めた血生臭い復讐心でその協力者たちを追いかけた ? G.W.ジョンソン
- 事実と一致する仮説を一時的に受け入れること−J.W.クラッチ
- 問題は、非常に用心深い方法でのみ取り扱われた−W.S.ホワイト
- 唇…死の色で鉛色の−メアリー・W.シェリー
- 話好きな人で、そして、彼女が知っていたすべてを素早く話した−W.M.Thackeray
- すべての人類に同情する高貴な情にもろい生物−W.M.サッカレー
- 別の場所に住んでいたため、守られた−W.H.ハドソン
- 彼の環境に非常に敏感な少年−W.A.ホワイト
- 非現実的で影の多い世界の奇妙な空想−W.A.バトラー
- たとえ、彼らが好きでなかったとしても、彼は礼儀正しくあるべきだった−W.S.モーガン
- 大理石の女性像−−冷たいが抽象的な美しさを描いた理想の媒体−C.W.カニンハム
- 予期せぬ当惑させる発達系統−H.W.Glidden
- とても自然と親密なこの女の子−W.H.ハドソン
- 彼女の話は、非常に文学的ではなかった−W.D.オーエルス
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