JR貨物UT7C形コンテナとは? わかりやすく解説

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JR貨物UT7C形コンテナ

(UT7C から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 15:30 UTC 版)

UT7C形コンテナ(UT7Cがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が輸送用として籍を編入している、20 ft形の私有コンテナタンクコンテナ)である。

概要

本形式の数字部位 「 7 」は、コンテナ容積を元に決定される。このコンテナ容積7 ㎥の算出は、厳密には端数を四捨五入計算の為に、内容積が6.5 - 7.4 ㎥の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 C 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が 「 危険品の輸送 」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

番台・番号別概説

0番台

1 - 3
日陸が所有し、三井東圧化学が借り受けるパラニトロクロールベンゼン専用コンテナ。
4
日陸が所有するインドール専用コンテナ。
5
日陸が所有し、タマ化学が借り受ける60%DCC専用コンテナ。

5000番台

5001, 5002
日本石油輸送が所有するPPG専用コンテナ。
5003 - 5005
日陸が所有する臭化水素酸用コンテナ。
5006 - 5023
日本石油輸送が所有し、関西化成品輸送が借り受ける二硫化炭素専用コンテナ。
UT7C-5028(2007年4月1日撮影)
5024
日陸が所有する臭化水素用コンテナ
※ ただし、5024は東ソー物流の借り受けとなっている。
5025 - 5029
日本石油輸送が所有し、関西化成品輸送が借り受ける二硫化炭素専用コンテナ。
5030
日本化薬が所有するエポキシ樹脂専用コンテナ。
5031
北陸化成工業が所有するアルミン酸水溶液専用コンテナ。
5032
中央通運が所有する稀硝酸専用コンテナ。

脚注

[脚注の使い方]

出典

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著) 『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
※参考白黒写真掲載ページ → ---項。

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