UMB
読み方:ユーエムビー
UMBとは、MS-DOSにおけるメモリー管理の仕様であるXMSで定義された、640KBから1MBまでのメモリー領域のことである。ここに拡張メモリーを割り当てることで、デバイスドライバーなどを追加することができる。
UMB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/04 17:58 UTC 版)
UMB(ゆーえむびー)
- Upper Memory Block - MS-DOSにおける拡張メモリ管理方法の一つ。
- イタリアのウンブリア州 (Umbria)のこと。
- Ultra Mobile Broadband - CDMA2000系譜の第3.9世代に相当する移動体用通信方式。
- ULTIMATE MC BATTLE - ラップのフリースタイルの大会。
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UMB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 06:32 UTC 版)
詳細は「Upper Memory Area」を参照 BIOS・VRAM等が用いる、A0000h – FFFFFh(PC/AT互換機やPC-98ノーマルモードの場合。PC-98ハイレゾリューションモードやFMR・FM TOWNSの場合はC0000h – FFFFFh)の空き領域にRAMを割り当てて利用するもの。 このメモリ空間は1メガバイト以内に収まっていることから、リアルモードおよび仮想86モードにおいて通常通りにアクセスすることができるため、デバイスドライバの読込用やソフトの実行・常駐用等に使用できる。MS-DOSバージョン5.0以降であればMS-DOS標準付属の仮想メモリマネージャ (EMM386.EXE) がUMBを含むメモリ管理を統合しており、文字通りCPUが80386以降の場合に限られるものの、MS-DOSの機能としてUMBを用いることができる。それ以前のバージョンのMS-DOSもしくはCPUが80286以前の場合は、それぞれのプログラムがXMSファンクションを用いて明示的にUMBを使用するか、UMBに読み込むための専用のプログラムを用いることが必要であった。 UMBの実装にはチップセットや専用のRAMボードの機能を使ってハードウェア的にRAMを出現させるものと、80386以降の仮想86モードを使って、仮想メモリマネージャ(EMM386.EXE等)がメモリを割り当てるものがある。 前者はCPUが80386以降である必要性は無い(XMSが80286以降を前提とするが、ハードウエア的な手法でRAMを出現させる形であれば8086/8088などでもUMBが使えるようになるドライバもある)。 UMBPCI - a hardware UMB driver for DOS and Win95 (英文 PC/AT互換機用) 擬似UMBドライバ (Vectorライブラリ PC-98用) など。
※この「UMB」の解説は、「XMS」の解説の一部です。
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