Turnとは? わかりやすく解説

turn

別表記:ターン

「turn」とは、回る・回転する回転転換などのことを意味する英語表現である。

「turn」とは・「turn」の意味

「turn」は、回る・回転する回転転換のほかに、ひっくり返す方向変える・(角を)曲がる・順番曲がり角などの意味がある。「turn」は、動詞名詞品詞を持つ英語表現である。

「turn」の発音・読み方

「turn」の発音記号は「tə́ːrn」。カタカナ読みは「ターン」である。

「turn」の活用変化一覧

動詞として使用する場合の「turn」は、現在分詞は「turning」、過去形過去分詞は「turned」、3人称単数現在は「turns」である。名詞として使用する場合の「turn」の複数形は「turns」である。

「turn」の語源・由来

印欧語根の「terh-(回転させる)」が、古代ギリシャ語の「tornos(回転しているもの)」、ラテン語の「tortus(ろくろの回転する輪)」・「torno(回る)」、古期フランス語の「torner(回る)」、古代ギリシャ語の「turnian(回る)」を経て、英語の「turn」となった

「turn」を含む英熟語・英語表現

「turn になる」とは


順番になる」「折り返す」という意味である。

「your turn」とは


「あなたの番」という意味である。

「in turn」とは


次々に」「順番に」という意味である。

「turn in」とは


「中へ入る」「内側曲げる」「提出する」「床につく」という意味である。

「be turn」とは


順番になる」という意味である。

「turn out」とは


判明する」「わかる」「作り出す」などの意味がある。

「turned over」とは


turn over」の過去形過去分詞。「turn overの意味は、「ひっくり返す」「代謝回転する」「寝返りを打つ」などの意味がある。

「turn on」とは


「(電気などを)点ける」「(栓をひねって水道を)出す」などの意味がある。

「turn off」とは


「(電気など)消す」「(人を)しらけさせる」などの意味がある。

「turn up」とは


現れる」「到着する」「見つかる」などの意味である。

「turn about」とは


向きをぐるりと変える」「振り向く」などの意味である。

「turn against」とは


「(人に)背く」「攻撃する」などの意味である。

「turn around」とは


振り向く」「回転する」「方向転換する」などの意味である。

「turn back」とは


「引き返す」「追い返す」などの意味である。

「turn back the clock」とは


時計逆戻りさせる」「過去戻ろうとする」などの意味である。

「out of turn」とは


順番なしに」「順番狂わせて」などの意味である。

「take turns at」とは


~と交代する」という意味である。

「at every turn」とは


至るところで」「あらゆる場合に」「いつも」などの意味である。

「turn」を含む用語の解説

「Turning Red」とは


日本では私ときどきレッサーパンダ』の作品名公開された、アメリカ合衆国アニメーション映画原題。「Turning Red」とは、「顔が赤くなる」という意味である。

「TURN」とは


Traversal Using Relay around NATの略。IP電話ビデオ会議などの通信必要な通信プロトコル1つである。通信プロトコルとは、通信規約のことである。

「ターンアラウンド」とは


turn around」を語源とする「事業再生」「経営改革」という意味を持つビジネス用語である。

「Turn Around Time」とは


コンピューターに処理要求送った時点からすべての処理が完了するまでの時間のことを意味するIT用語である。略は「TAT」。

「turn」の使い方・例文

He turned the steering wheel to the right.:彼はハンドルを右に切った
Everybody knows that the earth turns around the sun.地球太陽周り回っていることは誰もが知ってます。
I turned an omelet in a frying pan.:私はフライパンオムレツひっくり返した
He couldn't sleep and turned all night.:彼は眠れ一晩中寝返りを打った
The robber turned his gun on me.強盗は私に銃を向けた
Her car turned the corner and disappeared.:彼女の車は角を曲がり姿を消した
Everything turned out well.:万事うまくいきました
Please turn on the television.:テレビをつけて下さい
Don't forget to turn off the lights and go to sleep.:電気忘れずに消してから寝なさい。
Take the second turn to the right.:2つ目の曲がり角を右に行きなさい。
We came to the turn in our life.:私たち人生折り返し地点に来た。
It's my turn to play the game.:私がゲームをする番です。

ターン【turn】

読み方:たーん

[名](スル)

回転すること。また、向き変えること。「U—」

水泳マラソンで、折り返すこと。ターニング。「中間地点を—してゴールに向かう」「クイック—」

全体中間を過ぎること。前半から後半になること。「全勝—」「首位—」

社交ダンスで、旋回すること。

スキーで、回転すること。特に、クリスチャニアをいう。

音楽装飾音の一。主要音の上の音から始まって、主要音とその下の音を経て主要音に帰るもの。回音

複数人で行うゲームで、各人の番。その人が、カードを場に出す、さいころを振るなどの動作行える番。


ターン

英語 turn

クルマ進みながら向き変えていくコーナリングに対してフロントタイヤを軸に一気向き変えるような回転方法ジムカーナダートトライアルのパイロンコースに設定されることが多いが、スイッチバック的な180度ターンから、360度旋回するような設定もある。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

Turn

flopフロップ)を使うゲーム(hold'em(ホールデム)やomahaオマハ)など)における4目のcommunity(共通)カードのこと。 fourth street(フォースストリート)とも呼ぶ。

ターン turn

旋 回すること。

TURN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 05:34 UTC 版)

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TURN (Traversal Using Relay around NAT) とは、マルチメディアアプリケーションがNATファイアウォールを超えて通信することを補助するための通信プロトコルである。TURNが一番役立つのは、TCP, UDPを使って対称型NAT (Symmetric NAT) 装置により隠蔽(マスカレード)されたプライベートネットワークに接続されたクライアントを利用する場合である。一方、NATの背後におかれたwell-knownポートを使って動作するサーバに接続する目的には利用できない。TURNはNATの背後にあるシングルピアのユーザ、例えばIP電話、に接続する際に役立つプロトコルである。

TURNはRFC 5766で標準化されており、IPv6用のアップデートはRFC 6156である。TURNが使うURIスキームはRFC 7065に記述されている。

概略

NAT (Network Address Translators) には多くのメリットがある一方で、多くの欠点も持っている。一番厄介な欠点は、多くの現存するIPアプリケーションに弊害をもたらし、また新しいIPアプリケーションの普及に障害となることである。どのようにすればNATの下でも機能するプロトコルが作れるかを記述したガイドラインが数多く開発されてきた。しかし、多くのプロトコルがそれらのガイドラインに沿って作ることができなかった。構築できなかったプロトコルの例としては、マルチメディアアプリケーションやファイル共有関連のプロトコルがある。

STUN (Session Traversal Utilities for NAT) は、アプリケーションがNATを越えるための1つの方法を提供する。STUNはクライアントがピアからのパケットを受信するために利用するトランスポートアドレス(IPアドレスとポート)を入手することを可能にする。しかしながら、STUNによって入手されたアドレスはすべてのピアに対して利用可能ではないかもしれない。それらのアドレスは、ネットワークのトポロジー的状況に依存して機能する。そのため、STUNはそれ自身ではNAT超えについて完全な解決を提供することはできない。

完全な解決には、インターネットにパケットを送信することができるあらゆるピアから、クライアントがメディアを受けることができるトランスポートアドレスを入手できることが必要である。これは、インターネット上に存在するサーバを通過したデータに頼ることによってのみ達成することができる。この仕様はTURN、つまり上記のようなサーバを通過したデータからのIPアドレスやポートをクライアントが獲得することを可能にする通信規格を記述している。

TURNはほとんどの場合にクライアントに接続性を提供するが、それはTURNサーバの提供者にとって高いコストがかかる。それゆえ、STUNなどの他の手段が利用可能な場合はそちらを利用し、TURNを最終手段として利用することが望ましい。この方法を達成するために、ICE (Interactive Connectivity Establishment) という方法は、接続性の最適な方法を発見するために使うことができる。

プロトコル

データ転送のためにクライアントコンピュータが宛先のコンピュータに通信するとき、クライアントと宛先の双方がそれぞれNATの背後にいて、通信ができないという状況が始まりである。対称型NAT(STUNと互換性のないNATタイプ)の場合、TURNを用いなければならない。

最初、クライアントはTURNサーバに「割り当て (Allocate)」要求を出す。割り当て要求とは、クライアントが宛先に通信するためにTURNサーバにリソースを割り当てることを依頼するものである。もし割り当てが可能ならば、TURNサーバはリレー用のアドレスを割り当てたうえで、クライアントに対し「Allocation Successful」レスポンスを返す。このレスポンスの中にはリレー用にTURNサーバに割り当てたトランスポートアドレスが入っている。

次に、クライアントはTURNサーバに対し、CreatePermission要求を出し、宛先とTURNサーバ間の通信のための認証システムを作ることを要求する。このチェックシステムは、サーバが宛先に通信し、宛先からリレーのためにTURNサーバに送り返してきた情報が、正当な通信であることを確認するために用いる。

通信が許可された後、クライアントには実際のデータを送るにあたって、2つの選択肢がある。

  1. Send機構を使う。
  2. ChannelBind要求を出し、チャネルを確保する。

Send機構は直接的な方法であるが、36バイトと大きなヘッダを必要とし、TURNによるリレー通信のためのバンド幅を無視できない程度に増加させてしまう。これに対し、ChannelBindによる手法は軽量であり、ヘッダは4バイトのみであるしかし、チャネルを確保しておく必要があり、そのために定期的にリフレッシュが必要である。

SendまたはChannelBindのどちらの手法を使うにせよ、TURNサーバはクライアントからデータを受け取り、UDPデータグラムを使って宛先に転送する。データの中にはソースアドレスとして、割り当てられた転送用トランスポートアドレスが含まれている。宛先はデータを受け取り、再びUDPデータグラムを転送プロトコルとして用いてTURNサーバのリレー用アドレスに送る。

TURNサーバは宛先からUDPデータグラムを受け取り、認証をチェックしもし正当であれば、これをクライアントに送る。

この方法により、対称型NATの問題を回避することができる。クライアントと宛先の双方とも転送用に割り当てたIPアドレスを持つTURNサーバに対してだけ通信を行えばよいためである。

様々なNATを超えた通信ができるという意味で、TURNはSTUNよりも堅牢であるがTURNでは全通信がTURNサーバを経由するため、STUNプロトコルよりもサーバに必要なバンド幅が大きい。そのため、ICEプロトコルにおいては、まず最初にSTUNを採用することが必須条件であり、TURNは対称型NATやその他のSTUNでは解決できない状況を解決するために用いられる。

関連項目

外部リンク

(すべて英文)

実装


ターン

(Turn から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/26 01:58 UTC 版)

ターン: turn


「turn」の例文・使い方・用例・文例

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