むらさきけまん (紫華鬘)





●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国に広く分布しています。低地の林縁や道ばたな地の林縁や道ばたなどに見られます。葉は2回3出複葉で、小葉はさらに細かく裂けています。4月から6月ごろ、総状花序に紅紫色の唇形花をたくさん咲かせます。ときには白色の花もあります。名前は、仏殿に飾られる華鬘(けまん)に花の咲く姿が似ていることから。全草にアルカロイド含んでいて有毒ですが、漢方薬として用いられます。
●ケマンソウ科キケマン属の越年草で、学名は Corydalis incisa。英名は Ts'ai, Tzu chin, Murasaki-keman。
ケマンソウのほかの用語一覧
キケマン: | 山延胡索 次郎坊延胡索 深山黄華鬘 紫華鬘 蔓黄華鬘 |
コマクサ: | ディケントラ・フォルモーサ ディケントラ・ラグジュリアン |
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