Spacemacsとは？わかりやすく解説

Spacemacs
	最近のファイルと編集ウィンドウを開いているSpacemacs
作者	Sylvain Benner
開発元	Sylvain Benner ほか
初版	2014年10月30日 (10年前)
リポジトリ	github.com/syl20bnr/spacemacs;
プログラミング; 言語	Emacs Lisp
対応OS	Unix, Linux, Windows NT, macOS
対応言語	英語(デフォルト)
種別	テキストエディタ
ライセンス	GPL-3.0以降
公式サイト	www.spacemacs.org
	テンプレートを表示

Spacemacs（スペースマックス^[6]）は、GNU Emacsの設定フレームワーク及びEmacsディストリビューションである^[7]。GNU Emacsのすべての機能を活用でき、グラフィカルユーザインタフェースとキャラクタユーザインタフェースの両方を含み、X Window SystemおよびUnixシェルターミナル内で実行できる^[8]^[3]^[4]^[5]。GPL-3.0以降のライセンスの下でリリースされたオープンソースかつ自由ソフトウェアである^[3]^[4]^[5]。

Vimのキーバインドが高度に融合されている、いわば「第三のエディタ」ともいえ、その標語に「The best editor is neither Emacs nor Vim, it's Emacs and Vim!」（最高のエディタとはEmacsでもVimでもなく、その両方である）を掲げている^[9]。 SpacemacsのSpaceは、その主たるキーバインドがスペースキーで始まることに由来する。

Spacemacsは、主に設定ファイル、定義済みの内部コマンド、およびさまざまなプラグイン（「パッケージ」と呼ばれる）の設定で構成されている^[10]^[11]^[12]。人間工学を改善し（およびEmacsの小指問題を避ける）、斬新なニーモニックキーバインディング設計（たとえば、ファイル操作のコマンドは多くの場合「f」で始まる）を採用し、「レイヤー」と呼ばれる事前設定された機能を追加または除外するシステムを備えている。詳細なドキュメントが含まれており、ユーザーが選択できる入力モードは3つある。Emacsモード、Vimモード（Vimエミュレーション用のevil Emacsパッケージに基づく）、ハイブリッドモードである。

2021年現在、GitHubのリポジトリには21,100回以上スターが付けられ、11,300回以上のコミットがある^[13]。

開発にあたり、４つの主たる原則が求められている^[14]。

覚えやすさ（語呂合わせ）：Mnemonic
キーバインドの表示（見つけやすさ）：Discoverable
首尾一貫性：Consistent
コミュニティ主導の環境設定：Crowd-Configured

脚注

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^ “Spacemacs: Emacs advanced Kit focused on Evil”. www.spacemacs.org. 2025年2月19日閲覧。
^ Contributors to Spacemacs, GitHub 2024年4月6日閲覧。
^ ^a ^b ^c Benner, Sylvain. “License”. Github.com. 2024年4月6日閲覧。
^ ^a ^b ^c “Apply GPLv3 terms explicitly to all elisp files”. GitHub (2021年3月26日). 2024年4月6日閲覧。
^ ^a ^b ^c “Add missing GPLv3 headers to various files”. GitHub (2021年4月9日). 2024年4月6日閲覧。
^ http://spacemacs.org/doc/FAQ.html ページ内の1.2
^ Nedrich, Matt (2016年8月30日). “An Introduction to Spacemacs”. 2025年2月19日閲覧。
^ Erickson, Alejandro (2016年7月11日). “Emacs to Evil to Spacemacs, A Journey”. 2018年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月20日閲覧。
^ http://spacemacs.org/
^ Benner, Sylvain (2016年10月3日). “Frequently Asked Questions”. 2025年2月19日閲覧。
^ C.H., Swaroop (2015年5月22日). “Tech: Using Spacemacs”. 2015年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月19日閲覧。
^ McCowan, Ian (2014年4月7日). “A Vimmer's Emacs Prerequisites”. 2025年2月19日閲覧。
^ spacemacs - GitHub
^ http://spacemacs.org/doc/DOCUMENTATION.html

[1] “Spacemacs: Emacs advanced Kit focused on Evil”. www.spacemacs.org. 2025年2月19日閲覧。

[2] Contributors to Spacemacs, GitHub 2024年4月6日閲覧。

[gpl-3.0-3] Benner, Sylvain. “License”. Github.com. 2024年4月6日閲覧。

[gpl-3.0-or-later1-4] “Apply GPLv3 terms explicitly to all elisp files”. GitHub (2021年3月26日). 2024年4月6日閲覧。

[gpl-3.0-or-later2-5] “Add missing GPLv3 headers to various files”. GitHub (2021年4月9日). 2024年4月6日閲覧。

[6] ttps://spacemacs.org/doc/FAQ.html ページ内の1.2

[7] Nedrich, Matt (2016年8月30日). “An Introduction to Spacemacs”. 2025年2月19日閲覧。

[8] Erickson, Alejandro (2016年7月11日). “Emacs to Evil to Spacemacs, A Journey”. 2018年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月20日閲覧。

[9] ttps://spacemacs.org/

[10] Benner, Sylvain (2016年10月3日). “Frequently Asked Questions”. 2025年2月19日閲覧。

[11] C.H., Swaroop (2015年5月22日). “Tech: Using Spacemacs”. 2015年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月19日閲覧。

[12] McCowan, Ian (2014年4月7日). “A Vimmer's Emacs Prerequisites”. 2025年2月19日閲覧。

[13] spacemacs - GitHub

[14] ttps://spacemacs.org/doc/DOCUMENTATION.html

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作者	Sylvain Benner^[1]
開発元	Sylvain Benner ほか^[2]
初版	2014年10月30日 (10年前) (2014-10-30)
リポジトリ	github.com/syl20bnr/spacemacs
プログラミング言語	Emacs Lisp
対応OS	Unix, Linux, Windows NT, macOS
対応言語	英語(デフォルト)
種別	テキストエディタ
ライセンス	GPL-3.0以降^[3]^[4]^[5]
公式サイト	www.spacemacs.org
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