【STT】(えすてぃてぃ)
Single Target Tracking.
対空レーダーの探知モードの一種。
通常時のように広範囲の走査を行わず、単一目標のみにアンテナを向けて追尾する。
目標の高度、速度、方位といった情報をリアルタイムに得る事ができ、ミサイルや機関砲に対しキューイングが可能となる。また、ビーム機動にもやや耐性を持つ。
通常、レーダーがこの探知モードに入った状態をロックオンと呼ぶ。
関連:TWS
STT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 07:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動STT
- ステート・ストリートのNYSEでのコード
- シリル・E・キング空港 (アメリカ領ヴァージン諸島セント・トーマス島シャーロット・アマリー)の空港コード
- スタートラッカ (Star Tracker)
- 有価証券取引税(インド) (Secur]] (ities Transaction Tax)
- 単目標追尾 (Single Target Tracking)
STT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 09:28 UTC 版)
ペンシルビームを形成するアンテナを機械的に駆動することで、単一の目標に対してビームを連続的に指向し、高精度の目標情報を得る方式である。これによって得られる情報には、目標の距離・方位角・仰俯角のほかに、ドップラー信号も含まれうる。これらのうち、方位角・仰俯角の情報は、サーボ機構を介してアンテナの駆動に用いられることで、角度系について閉ループ制御を形成する。また距離・ドップラー周波数についても、同様に閉ループ制御が行われる。単に追尾レーダという場合は、このSTT方式のレーダを指すことが多い。 なお、STT方式の追尾レーダでは、高精度の方位分解能を実現するためにビーム幅はかなり狭くなっており、目標の捜索には不向きである。このため、捜索レーダと併用して、まず捜索レーダーによって目標の概略位置を把握したのちに、その周辺に追尾レーダのビームを指向して、目標を探知・識別および位置決定を行って、追尾に移行することが多い。このような追尾への移行処理のことを捕捉処理 (Target acquisition) と称する。また、追尾レーダーによってただちに目標を捕捉するに足る精度での目標探知が可能なレーダーを捕捉レーダーと称する。
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