Q.E.Dとは? わかりやすく解説

キュー‐イー‐ディー【Q.E.D.】

読み方:きゅーいーでぃー

《(ラテン)quod erat demonstrandum》「以上が証明されるべきであった」「証明終わり」の意。数学などの証明末尾記される


キュー‐イー‐ディー【QED】

読み方:きゅーいーでぃー

quantum electrodynamics》⇒量子電磁力学


Q.E.D

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 10:24 UTC 版)

Q.E.D
BLUE ENCOUNTスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル Ki/oon Music
チャート最高順位
BLUE ENCOUNT アルバム 年表
SICK(S)
(2019年)
Q.E.D
(2020年)
Journey through the new door
(2023年)
テンプレートを表示

Q.E.D』は、日本のロックバンドであるBLUE ENCOUNTの4枚目のオリジナル・アルバム2020年11月18日Ki/oon Musicから発売された。

概要

2年8ヶ月ぶりのフルアルバム。CDのみの通常盤[1]、DVD+グッズ付の完全生産限定盤[2]、Blu-ray付初回生産限定盤[3]の3形態にて発売された。

CD収録曲

CD[1]
全作詞・作曲: 田邉駿一。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「STAY HOPE」田邉駿一田邉駿一
2.バッドパラドックス(日本テレビ系 土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』主題歌)田邉駿一田邉駿一
3.ポラリス(読売テレビ・日本テレビ系アニメ『僕のヒーローアカデミア』第4期オープニングテーマ)田邉駿一田邉駿一
4.FREEDOM(フジテレビ系アニメ『BANANA FISH』オープニングテーマ)田邉駿一田邉駿一
5.「棘」田邉駿一田邉駿一
6.「VOLCANO DANCE」田邉駿一田邉駿一
7.「HAPPY ENDING STORY」田邉駿一田邉駿一
8.あなたへ(SCHOOL OF LOCK! 親子のキズナプロジェクト supported by 親子のワイモバ学割 タイアップ曲)田邉駿一田邉駿一
9.ユメミグサ(映画『青くて痛くて脆い』主題歌)田邉駿一田邉駿一
10.ハミングバード(テレビ東京系アニメ『あひるの空』オープニングテーマ)田邉駿一田邉駿一
11.「喝采」田邉駿一田邉駿一
合計時間:

DVD/Blu-ray

MUSIC VIDEO(1-8) LIVE HISTORY(9-17) BONUS TRACK (18)
  1. LAST HERO
  2. さよなら
  3. VS
  4. FREEDOM
  5. バッドパラドックス
  6. ポラリス
  7. ハミングバード
  8. ユメミグサ
  9. HANDS(TOUR2014 DESTINATION IS "PLACE" 2014.07.05 at SHIBUYA CLUB QUATTRO)
  10. MEMENTO(TOUR2014 ROOKIE'S HIGH FINAL 2014.12.13 at SHIBUYA O-EAST)
  11. HALO(TOUR2014 ROOKIE'S HIGH ENCORE SHOW 2015.01.28 at EBISU LIQUIDROOM)
  12. DAY☓DAY(TOUR2015 GRAB THE LIGHT 2015.06.12 at Zepp DiverCity(Tokyo))
  13. はじまり(TOUR2015-2016「≒U」FINAL 2016.01.17 at Zepp Tokyo)
  14. だいじょうぶ(LIVER’S BUDOKAN 2016.10.09 at Nipponbudokan)
  15. Survivor(TOUR2017 break“THE END” 2017.03.20 at Makuhari Messe)
  16. もっと光を(HALL TOUR 2019 apartment of SICK(S) 2019.06.21 at Nakano Sunplaza Hall)
  17. ANSWER(「STAY HOPE」2020.07.10 at SHIBUYA O-WEST)
  18. Road to Yokohama Arena

脚注

出典

  1. ^ a b BLUE ENCOUNT/Q.E.D<通常盤>”. tower.jp. 2023年9月26日閲覧。
  2. ^ BLUE ENCOUNT/Q.E.D [CD+DVD+特製エコバッグ]<完全生産限定盤>”. tower.jp. 2023年9月26日閲覧。
  3. ^ BLUE ENCOUNT/Q.E.D [CD+Blu-ray Disc]<初回生産限定盤>”. tower.jp. 2023年9月26日閲覧。

外部リンク


Q.E.D.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 00:36 UTC 版)

数学哲学などにおける Q.E.D.ラテン語の Quod Erat Demonstrandum(かく示された/これが示されるべき事であった)が略されてできた頭字語証明論証の末尾におかれ、議論が終わったことを示す。現代の数学においても Q.E.D. は一般的に使用されている[1]。(#電子的な記号を参照。)

歴史

フィリッペ・ファン・ランズベルゲによる Triangulorum Geometræ (1604) に書かれている証明のいくつかは "quod erat demonstrandum" で終わっている。

この quod erat demonstrandum という言い回しはギリシャ語ὅπερ ἔδει δεῖξαι. (hoper edei deixai) が中世の幾何学者によってラテン語に訳されてできたものである[2]。このギリシャ語の言い回しはユークリッドアルキメデスによって用いられていた。特にユークリッドは論理的な演繹によって数学を構成することに重きを置いたので、Q.E.D. という言葉の使用のうちにこのような方法論を推進する意図を認めることができる。

スピノザの『エチカ』原著の第1部より。右頁の中頃にある PROPOSITIO III. の DEMONSTRATIO の末尾に Q.E.D. が使用されている。

ルネサンス期のヨーロッパの数学書は普通ラテン語で書かれていたため、"quod erat demonstrandum" のような言い回しが証明の最後にしばしば用いられた。哲学の議論における Q.E.D. の代表的な使用例としてバールーフ・デ・スピノザの代表作『エチカ』(1677、ラテン語) が挙げられる。スピノザ自身がこの本のスタイルを称して「幾何学的な秩序によっている」と宣言したように、(彼の推論が演繹的として適切かはともかくとして)定義、公理ののちに命題が述べられ、 Q.E.D. で終わる証明が続くというスタイルで記述されている。これは日記の形式で書かれていたルネ・デカルトによる『省察』と比べて、スピノザにとって大きな進展だった[3]

類似の略語

使用頻度の落ちる少し異なった意味を持つラテン語の言い回しとして、「これがなすべきことだった」という意味の "Quod erat faciendum" がある。これは普通 Q.E.F. と略される。Q.E.F. はギリシャの数学者によって用いられた ὅπερ ἔδει ποιῆσαι (hoper edei poiēsai) から来ている。ユークリッドはこの言葉を例示的な構成などの結語として用いていた。Q.E.D. と Q.E.F. の違いは完全な証明と作図題の違いによる。 Q.E.D. は様々な言語に訳されている。特に、西欧の数学における主要言語であったフランス語やドイツ語ではそれぞれ C.Q.F.D. ("ce qu'il fallait démontrer") および w. z. b. w. ("was zu beweisen war") となっている。英語や日本語における定訳は存在しないが、多くの場合証明の最後は "this completes the proof" 、「これで証明が完成する」などの簡潔な文が添えられることが多い。

電子的な記号

LaTeX などのソフトウェアを用いてコンピュータによる組版で数学の証明が書かれるようになってから何種類かの記号が Q.E.D. の代わりに用いられるようになった。代表的なものは墓石tombstone)あるいはハルモス記号(この用法を提案したポール・ハルモスにちなむ[4])とも呼ばれる黒い四角 であるが、白い四角 が推奨されることもある[5]Unicode は「証明終わり」の記号を明示的に U+220E (end of proof ) に割り当てているが、 U+25AE (black vertical rectangle ) や U+2023 (triangular bullet ) も代替として割り当てている。

脚注

  1. ^ Abedein, Andrew; Dove, Ian J. (2013). The argument of mathematics. Springer. ISBN 978-94-007-6533-7. https://books.google.com/books?id=aXNHAAAAQBAJ&pg=PA192. "Traditionally, this was effected by repeating the theorem, letting it be followed by ‘QED’, but at some point this went out of fashion." 
  2. ^ Miller, Jeff. “Earliest Known Uses of Some of the Words of Mathematics (Q)”. 2016年2月18日閲覧。
  3. ^ The Chief Works of Benedict De Spinoza, translated by R. H. M. Elwes, 1951. ISBN 0-486-20250-X.
  4. ^ Halmos, Paul (1985). I want to be a mathematician: An automathography. Springer. ISBN 978-0-387-96470-6. https://books.google.com/books?id=7VblBwAAQBAJ&pg=PA403. "The symbol is definitely not my invention — it appeared in popular magazines (not mathematical ones) before I adopted it, but, once again, I seem to have introduced it into mathematics. It is the symbol that sometimes looks like , and is used to indicate an end, usually the end of a proof. It is most frequently called the “tombstone”, but at least one generous author referred to it as the “halmos”." 
  5. ^ Society for Industrial and Applied Mathematics (2013) (PDF). SIAM style manual. p. 52. ISBN 978-1-611973-39-6. https://www.siam.org/journals/pdf/stylemanual.pdf 

参考文献


QED

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 06:24 UTC 版)

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QED

  • Quantum ElectroDynamics量子電磁力学)の略
  • Q.E.D.Quod Erat Demonstrandumラテン語で「かく示された」、すなわち「証明終わり」の意)の略。数学哲学などで証明の末尾を示す。■や□と書くこともある。

音楽

その他


Q.E.D (ARENA TOUR 2018.12.21 at Yokohama Arena -KING'S PARADE-)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:48 UTC 版)

Touch off」の記事における「Q.E.D (ARENA TOUR 2018.12.21 at Yokohama Arena -KING'S PARADE-)」の解説

2018年12月21日横浜アリーナ公演での音源

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