Pppdとは? わかりやすく解説

ピー‐ピー‐ピー‐ディー【PPPD】

読み方:ぴーぴーぴーでぃー

persistent postural perceptual dizziness浮遊感、不安定感、非回転性めまいが3か月上続き、体を動かしたり複雑な模様激し動き物体見たりしたときに悪化する症状持続性知覚姿勢誘発めまい。


Pppd

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 07:00 UTC 版)

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pppd
作者 Paul Mackerras, based on earlier work by Drew Perkins, Brad Clements, Karl Fox, Greg Christy, and Brad Parker
最新版
2.4.7 / 2014年8月9日(6年前) (2014-08-09
リポジトリ
対応OS Linux, Solaris
種別 インターネット
ライセンス BSD-like licenses. Not all of them apply to all parts of pppd
公式サイト http://ppp.samba.org
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pppdは、Point-to-Point Protocol(PPP)のデーモンであり、Unix系OSの2つのノード間のネットワーク接続を管理するのに用いられる。コマンドライン引数や設定ファイルにより設定される[1]。PPPで接続された経路を複数マシンで共有するためNATと組み合わせ利用されることが多い。

当初はダイヤルアップ接続の管理にのみ用いられていたが、後にDSLのようなブロードバンド接続にも用いられるようになった(PPPoEPPPoAを使用する場合)。

pppdの役割は、PPPセッションの接続・切断の管理である。セッションが生成される間、pppdは以下の動作を行う。

  • 伝送路検出: PPPはマジックナンバーを用いて伝送路を検出する。pppdがPPP LCPメッセージを送信するとき、それらのメッセージにはマジックナンバーが含まれている。伝送路が検出されると、ノードは対抗側のマジックナンバーによってメッセージを得る代わりに、自身のマジックナンバーによりLCPメッセージを受信する。
  • 自動自己設定: Using Link Control Protocol(LCP)によって、使用する圧縮・暗号化・認証方式を交渉する。
  • アクセス制限と認証: Challenge-Handshake Authentication Protocol(CHAP)やPassword Authentication Protocol(PAP)のようなプロトコルを使用して、認証を行う。
  • レイヤ3設定: Internet Protocol Control Protocol(IPCP)を用いて、IPアドレスMTUDNSサーバアドレスなどのIPパラメータを交渉・決定する。いくつかのバージョンは、IPXAppletalkのルーティングのためにInternetwork Packet Exchange Control Protocol(IPXCP)やAppleTalk Control Protocol(ATCP)をサポートしている。
  • 交渉が完了した後、PPP接続がカーネルへ通されるように、要求されたネットワークインタフェースやルーティングが設定される。

以下の様な場合、pppdはPPPセッションを切断する。

  • 異常なFCSフィールドを持つフレームを大量に受信したとき
  • 接続が「休止」状態であるとみなされるとき(設定がある場合)
  • 他のプログラムや対向側がリンク切断を要求したとき

pppdのいくつかの新しいバージョンは、Dial-on-demand routing英語版(DDR)をサポートしている。

脚注・出典

  1. ^ 三浦一則「第3章 インターネットサーバーの構築」『MacBSDネットワークサーバ構築ガイド』株式会社広文社、1998年4月1日、147-155頁。ISBN 4-905999-74-X

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