pot
「pot」とは・「pot」の意味
「pot」は英語で「鍋」や「容器」といった意味を持つ単語である。また、日本語では「ポット」と表記されることもある。様々な形状や素材の鍋や容器を指すことができる。「pot」の発音・読み方
「pot」の発音は「ポット」と読む。IPA表記ではアメリカ英語で/pάt/、イギリス英語で/pˈɔt/となる。「pot」の語源・由来
「pot」の語源は、古フランス語の「pot」や古英語の「pott」に由来する。これらの言葉は、ラテン語の「pottus」(飲むためのカップ)から派生したとされる。「pot」の類語
「pot」の類語には、「pan」(平底鍋)、「kettle」(やかん)、「jar」(瓶)、「container」(容器)などがある。「pot」を含む用語・関連する用語
「pot 保育雑誌」とは
「pot 保育雑誌」は、保育に関する情報や知識を提供する雑誌の一つである。保育士や保護者向けに、子どもの成長や教育方法についての記事が掲載されている。「potゲーム」とは
「potゲーム」は、賭け事を行う際に使用される用語で、賭け金がためられる「pot」を指す。ポーカーやブラックジャックなどのカードゲームでよく使われる。「pot(ビジネス)」とは
「pot(ビジネス)」は、企業が共同で資金を出し合って事業を行う際の資金プールを指す。共同事業の成功によって得られる利益は、出資額に応じて分配される。「pot端末」とは
「pot端末」は、公衆電話の一種で、通話料金を事前に支払うことで利用できる電話機を指す。主に駅や空港などの公共施設に設置されている。「PotPlayer」とは
「PotPlayer」は、Windows向けの無料のメディアプレーヤーソフトウェアである。多くのファイル形式に対応し、高い再生性能とカスタマイズ性が特徴である。「pot」の使い方・例文
1. She cooked the soup in a large pot.(彼女は大きな鍋でスープを作った。)2. The pot is made of stainless steel.(その鍋はステンレス製である。)
3. He placed the plant in a clay pot.(彼は植物を土製の鉢に植えた。)
4. The pot was filled with boiling water.(鍋は熱湯でいっぱいだった。)
5. She poured the tea from the pot into the cup.(彼女はポットからカップにお茶を注いだ。)
6. The pot on the stove is simmering.(コンロの上の鍋が煮立っている。)
7. The pot is too small for this recipe.(このレシピには鍋が小さすぎる。)
8. The pot has a tight-fitting lid.(その鍋にはぴったりと閉まる蓋がある。)
9. The pot is suitable for induction cooking.(その鍋はIH調理に適している。)
10. The pot needs to be washed before use.(使用前に鍋を洗わなければならない。)
ポット【pot】
POT
Pot
ポット
ポット(英語: pot)は、英語では、丸くて深い容器を意味し[1]、日本語圏で使われるカタカナ英語では、断熱構造をもった魔法瓶(英: vacuum flask)・電気ヒーターを備えた電気ポット(英: electric jug)や温水の水差しを意味する[2]。以下では、英語圏でのポット (pot) という語の用法「丸くて深い容器」を説明する
英語のポット (pot) の原義は壺や鉢[3]。英語の pot には、カタカナ英語にあるような魔法瓶という意味はない[3]。英語圏では魔法瓶は、バキュームフラスク (vacuum flask、真空フラスコ)と呼ばれ、水差しはジャグ (英: jug)と呼ばれる。
「フラワーポット」などの語も英語にあり[4]、植木鉢などの鉢も意味するが[3]、英国では主に食品保存用のものを指す[3]。
鍋
英語圏では深鍋や寸胴、釜といった形状の調理用具をポット(英: pot)と呼び、日本でも洋食店などにおいて用いられる。パン(フライパン)よりも深さがあり、ジャグやボトルといった容器よりも広い開口部を持つものを指す。シチューポットやソースポット、パスタポットなど、用途に応じた名称が用いられる。
つぼ・かめ
砂糖を入れるシュガーポット(英: sugar bowl)、塩を入れるソルトポット(英: salt shakers)など。
ティーポット



ティーポット(英: teapot)は、茶葉から茶液を抽出し、またそれを一時的に保存しておく、注ぎ口と把手、蓋を備えた容器をいう。日本では紅茶用のものを指すことが多いが、厳密なものではない。英語では日本の急須や中国の茶壺も当然ティーポット (teapot) である。取っ手が注ぎ口の対面についているのが特徴で、喫茶の習慣と共に西洋に伝播した中国の茶壺(日本でいう急須)の基本的な形状をそのまま伝承している。磁器や銀でできたものが多く(陶器製のものは比較的少ない)、工芸品として観賞に堪えるものも多く、また透明なガラスでできていて内部が透けて見えるもの等もあり、食卓を彩る楽しみを添えている。保温したいときは、ティーコゼーを使う。西洋のティーポットは6客用の容量を持つものが多い。
ティーポットは、紅茶碗及び受け皿、ミルクピッチャー、砂糖入れとともに組物として紅茶セットを構成する[6]。英語圏では砂糖入れ(シュガーボウル、英: sugar bowl)、クリーム入れ(クリームジャグ、英: cream jug)とを合わせた三点セット、あるいはさらにお湯差し加えた四点セットを「ティーサーヴィス」と呼ぶ。
3次元コンピュータグラフィックス (3DCG) においては、ティーポットのモデルがしばしば使われる。3DCGの研究初期にアメリカのユタ大学の研究者がデータ化したユタ・ティーポットと呼ばれるモデルは、3DCGに携わる人々の間でテストサンプルとして普及した。
コーヒーポット
コーヒーポット(英: coffee pot)は、コーヒー液を容れておくものである。急須の基本的な形状を伝承している。コーヒー茶碗及び受け皿、ミルクピッチャー、砂糖入れとともに組物としてコーヒーセットを構成する[6]。
チョコレートポット
チョコレートポットは、ホット・チョコレート液を容れておくものである。急須の基本的な形状を伝承している。
植物用のポット

英語圏では栽培用植木鉢を flower pot, plantpot, planter 等と呼び、装飾用の植木鉢を cachepot, jardiniere 等と呼ぶが、一般に明確に区別されるわけではない。装飾用植木鉢は花瓶として用いられることもあり、排水のための孔がないものも多い[要出典]。
日本における「プラントポット」は、一般的に従来の植木鉢の呼称が相応しくない様な栽培容器(飾り鉢や不定形の鉢など)や、軟素材で出来た安価な育苗用の小型容器を指す事が多い。 育苗用ポットには、塩化ビニル樹脂やプラスチックなどの安価な材が使用することが多いが、植物繊維などの有機素材を用いてポットのまま地面に移植しても土に換える様に作られたものもある。ポットの中には、土や肥料などを入れたあとに、育てたい植物の種子や球根を植える。種子を発芽させ、ある程度根が育つまでの育成を育苗用ポットで行い、その後、畑や庭、もしくはさらに大きな植木鉢などに植え替え、さらに育てていく。
農作物をポットを使用せず、広大な田畑に直播きすると、発芽後の雑草除去や耕作、輪作などに不都合が生じる。一方、ポットを使用した場合、ビニルハウスなどで集中的に苗の育成環境を管理することが出来、水遣りや施肥などの作業も効率的に行えるようになる。また、園芸用植物など苗そのものを商品とするものは一般に育苗用ポットに入った状態で出荷される。
チャンバー・ポット
チャンバー・ポット(英: chamber pot)は、欧米で用いられる寝室用便器。使用しない時は通例、ベッドの下に置かれ、おまるとして使用される。

脚注
出典
- ^ 坂田俊策『NHKカタカナ英語うそ・ほんと』日本放送出版協会、1988年5月20日、35頁。
- ^ 旺文社 『カタカナ語・略語辞典(改訂新版)』 623-624頁
- ^ a b c d 大修館書店 『ジーニアス英和辞典(第4版)』 1498頁
- ^ 旺文社 『カタカナ語・略語辞典(改訂新版)』 624頁
- ^ “Silver Chocolate Pot”. Metalwork. Victoria and Albert Museum. 2007年8月18日閲覧。
- ^ a b 意匠分類定義カード(C5) 特許庁
関連項目
ポット (曖昧さ回避)
ポット(pot、pott、potto)
- 容器
- ポット - 丸くて深い容器
- 電気ポット - 電気でお湯を沸かす、加熱・保温装置つきの容器。
- 魔法瓶 - 保温性のある、液体を入れる容器[注釈 1]。
- 植木鉢[2] - 植物を栽培または展示するために用いられる、植物の地下部を保護し安定させるための容器。
- 姓
- アウグスト・フリードリヒ・ポット - ドイツの言語学者。
- パーシヴァル・ポット - イギリスの外科医。
- フランシス・ポット - アメリカ合衆国の宣教師・教育者。上海の聖ヨハネ大学の校長をつとめた。
- ポット夫人 - ディズニー映画『美女と野獣』のキャラクター。
- その他
- ポーカーのチップを置く場所(ポット、Pot (Poker)) - ポーカーでは、テーブルの中央付近に、賭けたチップを置く。
- サッカーワールドカップにおいて、参加国を実力によって幾つかのグループに振り分けるための基準のようなもの。出場国を、開催国とFIFAランキングの上位から順に、幾つかのポットに振り分けることで、グループステージで強豪チーム同士や同じ地域の国が一緒にならないように配慮している[3]。
- ポットー - ロリス科の動物。ポットとも。
- POT (バンド) - 日本のロックバンド。
- 芸人帯谷孝史のギャグ - 帯谷孝史は、大きな鼻をポットに間違われるギャグで、1990年代の吉本新喜劇において一世を風靡した。
脚注
注釈
出典
- ^ 坂田俊策『NHKカタカナ英語うそ・ほんと』日本放送出版協会、1988年5月20日、35頁。
- ^ 『ジーニアス英和辞典 (第4版)』大修館書店、1498頁。
- ^ “【ワールドカップ】 ポットとは?分け方について解説”. AbemaTV (2022年12月8日). 2024年4月27日閲覧。
関連項目
「POT」の例文・使い方・用例・文例
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