Open Source Development Lab
略称:OSDL
エンタープライズ分野におけるLinuxの成長と採用促進に取り組む団体。通信、エンタープライズ・データセンターおよび企業のデスクトップなどで利用されるLinuxに関して、業界全体にわたる取り組みを支援している。テスト設備を米国と日本に持ち、世界中の開発者が利用できるよう提供している。
Linux開発者であるLinus Torvaldsが所属していることでも知られている。
関連見出し
エンタープライズLinux
Carrier Grade Linux
Data Center Linux
関連URL
OSDL(http://www.osdl.org/)
OSDL日本法人(http://www.osdl.jp/)

OSDL
読み方:オーエスディーエル
別名:オープンソースデベロップメントラボ
OSDLとは、Linuxを中心とするオープンソースのソフトウェア開発を行っていた米国の非営利団体である。2000年に設立され、2007年にLinux Foundationへと統合されている。
OSDLは、米国と日本にテスト設備を保有し、世界各国の開発者向けにオープンソースのソフトウェア提供していた。Cisco SystemsやNokia、Telefonaktiebolaget LM Ericsson、Alcatel-Lucentなどの大手通信機器メーカーもOSDLに参加していた。Linuxのカーネルの開発者であるリーナス・トーバルズがOSDLに在席していた。
Open Source Development Labs
(OSDL から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 05:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動Open Source Development Labs(略称OSDL)は、アメリカ合衆国のオレゴン州と日本の渋谷に拠点があり、中国(北京)にも事務所をもつ、Linuxのビジネスの利用を推進するために設立されたNPO。
2000年に創立。創設メンバーはNEC、IBM、ヒューレット・パッカード、インテル、コンピュータ・アソシエイツの5社。またOSDL Japanに関してはこれに富士通、日立製作所の2社が加わる。
2003年6月にはLinuxの創始者として知られるリーナス・トーバルズがトランスメタからOSDLに移籍し、フルタイムでLinux開発に関わるようになっている。
2004年6月には、大学等高等教育機関対象の新メンバー制度を発表した。日本からは東京工科大学と早稲田大学、稚内北星学園大学、米国からはマリスト大学、オレゴン州立大学、ポートランド州立大学、スタンフォード大学の7校が大学メンバーとして認定され加わった。2005年1月には、同年4月に開校予定の神戸情報大学院大学が新たに参加を表明した、
2007年1月、オープンソースの標準化を図る非営利のコンソーシアムである Free Standards Group (FSG) と合併し、Linux Foundation を設立した。
関連項目
- Carrier Grade Linux
- Linux Foundation
外部リンク
- OSDLのページへのリンク