NIRO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 05:18 UTC 版)
「AKIBA'S TRIP」の記事における「NIRO」の解説
御堂 聡子(みどう さとこ) 声 - 宮川美保 NIRO(国内情報調査機構)のエージェントであり、主人公をサポートする。優と対峙した際には嫌悪感を剥き出しにしたり、鈴やJKVを女ではなく雌呼ばわりするなど、カゲヤシを化け物と極端に忌み嫌っている。元警察官だが、瀬嶋の人柄に惚れてNIROに転向した。その為、瀬嶋には盲目的とも言える尊敬の念を向けている。師匠からは非常に可愛がられているようで、頭が上がらない。オタク文化とは程遠い人物ではあるが、ある作品のみ熱烈なファンであることからオタクとしては「狭く深いタイプ」と言える。元は警察官のため、高い身体能力を有する(作中の警察官はカゲヤシよりも強い)。メイドとしての才能があるようで、度々サラから転職を進められる。スリーサイズは上から86、59、89。 偏見と言ってもいいほどにカゲヤシを忌み嫌い、NIROとして職務を全うするのも純粋に正義感からであり、終盤、エージェント達がカゲヤシ化していく中でそれを拒み続けていた。カゲヤシルートではカゲヤシ側に就いた主人公と対決し、敗北した後は放置された。共存ルートでは最終決戦にて本性を表した瀬嶋を問い詰めるも、一蹴される。しかしこの行動が主人公達の勝利に繋がった。事件後はカゲヤシを完全に理解はせずとも偏見は捨て、今後の様子を見守っていくと語る。同時にNIRO解体に伴ってやがて職を失う為、サラにメイドの道に引きずり込まれてしまう。 漫画版では妖主襲来時に瑠衣を守る選択をした主人公に戦いを挑むが、既に実力の差は歴然で、主人公にまだカゲヤシ化していないと知られると同時に瞬く間に脱がされてしまった。最終決戦ではゲーム同様に瀬嶋を止めようとして返り討ちに合い、満身創痍になりながらも主人公に脱衣の極意を思い出させて後押しした。エピローグではメイド姿が描かれている。 瀬嶋 隆二(せじま りゅうじ) 声 - 松田健一郎 NIROの要人だが、目的のためには手段を選ばない冷徹な男。カゲヤシの力を得た主人公に協力を要求するが、カゲヤシ殲滅の裏に独自の思惑を見え隠れさせる。実質的なNIROのトップであり、身体能力も高い。皮膚を触っただけでカゲヤシか人間かの区別がつく。オタク文化を多少は認めているようである。 かつては内閣情報調査室や統合幕僚会議にも所属しつつ妖主と戦い続けていたが、実は20年前から末端のカゲヤシの血を接種する事で老化を遅らせており、既に肉体はカゲヤシ化している。その真の目的は妖主の血を得る事でカゲヤシを超えた最強の存在となる事である。物語終盤、エージェント達をカゲヤシ化させ、妖主率いるカゲヤシ達との全面戦争を開始する。カゲヤシルートのラストボス。超瀬嶋隆二 共存ルートのラストボスであり、本作の真のラストボス。妖主を吸血する事で最強の力を手に入れた瀬嶋隆二。全身が血に染まっている。肉体、人格共に既に人間性を失っており、聡子すらも虫けらのように扱う他、漫画版では優、瀬那、舞那の三人掛かりでも歯が立たないほどの強さを発揮している。他ルートのラストボスと異なり、戦闘時はラストバトル専用のBGMが流れる。 瑠衣を一蹴し、主人公をも圧倒するが、止めにきた聡子を退けているうちに主人公に再び瑠衣の血を得るチャンスを与えてしまう。同じ条件を手にした主人公と死闘を繰り広げ、敗北。「全てを掴んだ」と豪語していたが、瑠衣(漫画版では主人公)に「人間である事とその価値を手放した」と皮肉られ、炭化した。漫画版ではそれに加えて「終わるのだな。やっと」とも言い残しており、人を狂わせる力を求め続けると同時にその事に疲れていた様子を伺わせる。 北田 清源 声 - なし NIROの創始者かつ投資者。NIROの本来のトップではあるが、現在は重い病気で入院しており、その病状は妖主である怜の血を使っても回復不可能とのこと。登場機会がカゲヤシルート(ダブプリ)のみであり、共存ルートでは存在だけが語られ、エンディングで死亡した事が判る程度である。正体は北田瀬那、北田舞那の実の父親で現妖主の姉小路怜の最初の夫である(ちなみに自身に娘がいることは怜に聞かされるまで知らなかった)。このことから人間とカゲヤシとの接点を作った人物であるともいえる。
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