Nシリーズ・Lavie
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「PC-9821シリーズ」の記事における「Nシリーズ・Lavie」の解説
PC-9821Ne(98NOTE / 1993年) i486SX 33 MHz : 640×480ドット : 9821シリーズ初のノート型。TFT 4096色中256色表示液晶。本体の前面中央に独自のトラックボール「サムボール」が付いている。搭載メモリの上限が14.6Mで、PCカードスロットの規格が古く(PCMCIA2.0/JEIDVer.4.1)、PCカードコントローラーがIntel互換でない独自仕様の物であるため、使用できるカードに制限がある。9821シリーズだがサウンド機能は搭載していない。 PC-9821Ne2/Nd(98NOTE / 1994年) i486SX 33 MHz : 初代Neの後継機種で、NdはDSTN液晶タイプ。初代Neに存在した拡張バスが廃止された。さらにこれらの後継機種としてNe3/Nd2(i486DX2 50 MHz)が存在した。 PC-9821Ns/Np/Nf(98NOTE / 1994年) i486DX2 50 MHz(Ns)、iDX4 75 MHz(Np)、Pentium 75 MHz(Nf): Ne2/Ndの上位機種として登場。この3機種のみ液晶モニタ部を逆向きに取り付けることができる。拡張バスが198ピンに拡張され、ドッキングステーション(ファイルスロットorCD-ROM、汎用拡張バススロット1)に接続可能(110ピン変換コネクタ有)。 PC-9821Nm(98NOTE / 1995年) i486DX2 50 MHz : Ne3とほぼ同様の筐体であるが、液晶ディスプレイはモノクロ640×480ドットである。 PC-9821Na7/Nx(98NOTE / 1995年) Pentium 75 MHz/Am DX4 100 MHz : 800x600ドット/640×480ドット : タッチパッド搭載。ディスクは98NOTE伝統のパック形式(薄型)を採用。この機種よりサウンド機能を搭載。後にNa13/12/9が発売される。 PC-9821Nb10(98NOTE Lavie / 1996年) Pentium 100 MHz : 800x600ドット。購入後直後の初回起動時に使用するOSを Windows 95 と Windows 3.1+MS-DOS 6.2 のいずれかを選択する。選ばれなかった方はこの時点で削除され、以後復元することが出来ない。再セットアップに必要なディスク類はWindows 95のもののみ同梱されているが(ただし、再セットアップに必要な起動用フロッピーには何も書き込まれていない)、Windows 3.1+MS-DOS 6.2 を選択した場合はWindows 95の一式をNECに返送することでWindows 3.1+MS-DOS 6.2の再セットアップディスク類が送られるようになっていた。また、Windows 95の再セットアップに必要な起動用フロッピーは、Windows 95を選択して起動した際、1回だけ作成可能となっていた。ただし、付属のフロッピー以外には作成ができないようになっているが、作成したフロッピーのコピーや、コピーしたフロッピーからの起動は可能であった。 PC-9821Na15(98NOTE Lavie / 1996年) Pentium 150 MHz : 1024x768ドット。 PC-9821Nr15/13(98NOTE Lavie / 1996年) Pentium 150/133 MHz : 800x600ドット。後にMMX Pentium機も発売された。 PC-9821Nw150(98NOTE Lavie / 1997年) MMX Pentium 150 MHz:FDD・CD-ROMドライブ内蔵型のオールインワンタイプ。台数限定品としてディスプレイに格納可能なフラットパネルスピーカー搭載モデルも存在した。Nr233/266/300や初代LaVie NX(LVシリーズ)ではこの機種と同一の筐体を採用している。PC-9821NxはPC-9801NX/C、PC98-NXとは関係はない。 最終機はPC-9821Nr300 (MMX Pentium 300 MHz)
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