Macho
MACHO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/23 23:14 UTC 版)
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MACHO (「まっちょ」または「まちょー」、MAssive Compact Halo Object、質量を持つコンパクトなハロー天体[1]) は、銀河のハローに存在するとされる太陽質量程度の天体を指す天体物理学用語[1]。
概要
電磁波をほとんど放出しないため、現在の観測能力では検出できないが理論的に存在が予想されている暗黒物質の候補のことである。語源はスペイン語 「男性」 machoだが、英語では「男っぽさをウリにする強がり」の意味で使われるため、別の暗黒物質の候補であるWIMP (Weakly Interactive Massive Particle 弱い相互作用しかしないが質量を持つであろう粒子) が「弱虫 (wimp)」 を意味することとの対比になっている。
MACHOの候補としては、褐色矮星、自由浮遊惑星などの恒星になれなかった小質量の天体や、小質量ブラックホール、中性子星、白色矮星などのコンパクト天体が考えられている[1] 。重力レンズ効果を利用した重力マイクロレンズ法を用いてこれらの天体を検出する試みが行われ[2]、実際にMACHOの存在が確認されたが、同時に銀河の回転曲線問題を説明できるほど推定存在量が多くないこともわかった[1]。
出典
関連項目
Mach-O
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 01:35 UTC 版)
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拡張子 | なし、.o、.dylib |
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種別 | バイナリ、実行可能、オブジェクト、共有ライブラリ、コアダンプ |
Mach-O(まーく・おー)はコンパイラが生成するオブジェクトファイルおよび実行ファイルのファイルフォーマットである。NEXTSTEPに由来し、macOSで標準のバイナリファイルフォーマットとして採用されている。
複数アーキテクチャのバイナリを保持する事が可能である。(ファットバイナリ)
以下のような構造になっている。
- FatHeader
- アーキテクチャの数を含む。なくてもよい。
- fat_arch
- FatHeaderの後に続く。CPUの種類などをふくむ。FatHeaderがある場合のみ存在する。
- MachHeader
- CPUの種類、ファイルの種類、ロードコマンドの数を含む。
- ロードコマンド
- MachHeaderの後にロードコマンドがいくつか続く。これはセグメントの情報や実行されるときのレジスタの初期値を指定する。
実行ファイルとして体をなすにはロードコマンドは少なくともセグメントコマンドとスレッドコマンドが必要である。
Carbonアプリケーションではオブジェクトファイル・実行ファイルのフォーマットとしてPreferred Executable Format (PEF) とMach-Oの双方を利用できるが、macOSの機能を利用するにはMach-Oが最も適する。
MACHO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 05:00 UTC 版)
Massive Astrophysical Compact Halo Objectの略。銀河ハロー内に存在する、小さくて光学的に観測の不可能(あるいはきわめて困難)な天体の総称。上記の白色矮星、恒星ブラックホールもその一種である。
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固有名詞の分類
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