LMP1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 23:02 UTC 版)
「1994年のル・マン24時間レース」の記事における「LMP1」の解説
1990年までのグループCである。プロトタイプカーの性能を制限するための規定が設けられ、実際グループCのプロトタイプカーは全盛期との比較で20秒以上遅くなった。ダウンフォースを小さくするためフラットボトムが義務づけられ、カーボンブレーキ禁止、最低車両重量950kg、スキッドブロックの装着により空力性能を抑制、燃料タンクを80リットルに制限、吸気リストリクター採用により500-550PSに出力抑制された。 トヨタはワークス参加ではなかったが、グループCカーが出場できる最終の機会であり、トヨタ・94C-Vがサードとトラストに1台ずつ貸与され、参戦した。ル・マン24時間レースに勝利する絶好の機会でもあり、勝利に期待するトヨタ首脳も姿を見せた。吸気リストリクターを装着されエンジン出力は抑えられたが、熟成を進めて信頼性の心配はなかった。 この他ポルシェ・962Cやその改造車など7台、計9台が参戦した。
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