LLDBとは? わかりやすく解説

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LLDB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 06:33 UTC 版)

LLDB
開発元 LLVM Developer Group
最新版
19.1.7[1]  - 2025年1月14日 (34日前)
リポジトリ
プログラミング
言語
C++
対応OS macOS (i386/x86-64), Linux, FreeBSD, Windows
種別 Debugger
ライセンス イリノイ大学/NCSAオープンソースライセンス[2]
LLVM例外付きApache License 2.0 (バージョン9.0.0以降[3])
公式サイト lldb.llvm.org
テンプレートを表示

LLDB とは、ソフトウェアデバッガの一つである。LLDB プロジェクトは LLVM プロジェクトの一部として開発が行われており、LLDB は LLVM プロジェクトにより開発されているライブラリ群、例えば Clang 表式解析器や LLVM 逆アセンブラなどを大いに活用した、再利用可能なコンポーネントの集まりとしてビルドされる。

LLDB プロジェクトに含まれるコードは、LLVM プロジェクトの別の部分と同じく、イリノイ大学/NCSAオープンソースライセンスと呼ばれる許容型自由ソフトウェアライセンスの下に配布される、FLOSS である。バージョン9.0.0からはライセンスがLLVM例外付きApache License 2.0に変更された[3]

現状

LLDB は開発初期段階にあるが、C, Objective-C, C++, Swift 言語で書かれたプログラムの基本的なデバッグをサポートする程度には成熟している。

LLDB は macOS, Linux, FreeBSD, NetBSD, Windows[4] 上で動作することが知られており、i386, x86-64, ARM 命令セットをサポートする[5]Xcode 5以降ではデフォルトデバッガとして利用されている。

関連項目

参照項目

  1. ^ "LLVM 19.1.7 Released!"; 作品または名前の言語: 英語; 出版日: 2025年1月14日; 閲覧日: 2025年1月14日.
  2. ^ "LLVM Release License"
  3. ^ a b LICENSE.TXT”. llvm.org. 2019年9月24日閲覧。
  4. ^ LLDB is Coming to Windows”. LLVM Project Blog (January 20, 2015). 2017年12月13日閲覧。
  5. ^ LLDB Status”. March 4, 2013閲覧。

外部リンク




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