Killer_showとは? わかりやすく解説

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killer Show

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/07 05:25 UTC 版)

『killer show』
ナイトメアスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-ROCKJ-POP
レーベル VAP
プロデュース ナイトメア
チャート最高順位
ナイトメア アルバム 年表
ナイトメア 2003-2005 シングル・コレクション
(2008年)
killer Show
(2008年)
majestical parade
(2009年)
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killer show』(キラーショー)は、日本ヴィジュアル系バンド、ナイトメアの5枚目のオリジナルアルバムである。

概要

前作『the WORLD Ruler』から約1年3か月ぶりのアルバムリリースである。シングル11枚目「レゾンデートル」、12枚目「このは」、13枚目「DIRTY」と、「このは」のカップリング「cloudy dayz」、「DIRTY」のカップリング「メビウスの憂鬱」、そして配信限定曲として公開されていた「White Room」の6曲の即発曲が収録されている(「レゾンデートル」のカップリング「叙情的に過ぎた時間と不確定な未来へのレクイエム」は本作には収録されていない)。

解説

  • 本作アルバムでは、他の曲を引き立てるための曲は一切なしで、すべてがシングルにできる曲ということを目標に制作がされた[1]
  • また、この年はライブが多かったこと、それと関連してタイトルが「killer show」となったこと、そして本作もライブ活動と並行しながらのレコーディングだったことなどから[1]ライブを意識したアルバムであることがうかがえる。
  • ヴォーカルの音声処理に関してはほとんどリバーブをかけておらず、「くっついているようなヴォーカルにした」とのこと[2]。RUKA曰くその極みが「TrickSTAR」であり、さらに曲中で2種類のマイクを用いたために声が違って聞こえるそうだ[2]
  • 【CDのみ】のジャケットに写っている、王冠をかぶったトラは本物を使う予定だったらしいが、結局許可されなかったとのこと[2]。トラを使うという経緯に至ったのはRUKAの思いつきで、RUKAが飼い犬のとらを(虎王)を見てトラがいいと思ったからである。王冠をかぶっているのも「トラに王冠でとらを(虎王)」という意味である。ジャケットに写っているトラはナイトメア自身を示している。
  • 音楽情報サイトのBARKS[1]では、本作のインタビューと共に、収録されている13曲それぞれの歌詞の一部を抜粋し、それについて一問一答をする「歌詞抜粋Q&A」が掲載されている。

初回特典

  • 【DVD+CD】「THE LAST SHOW」PV収録。CDのレーベル面にYOMIを印刷、DVDには咲人を印刷。
  • 【写真集+DVD+CD】「White Room」PV収録。CDのレーベル面に柩を印刷、DVDにはRUKAを印刷。
  • 【CD】(初回生産分のみ)6種類あるうちのトレーディングカードをランダムで1枚封入。CDのレーベル面にNi〜yaを印刷。

また、全3タイプ全てに(【CDのみ】は初回生産分に限り)アルバム購入者限定イベント『ナイトメア Five F.O.N.T.S. Mareland 2008 -killer×××show-』の応募券を封入。

収録曲

  1. パンドラ
    (作詞・作曲:咲人)
    タイトルのパンドラとは、ギリシア神話に登場する女性の名前である。歌詞の内容からすると、パンドラの神話をモチーフに制作されたものと思われる(パンドラおよびパンドラの神話についてはパンドーラーの項を参照)。
  2. DIRTY
    (作詞・作曲:RUKA)
    13thシングル。表記はされていないがアルバム・バージョンとなっており、シングル・バージョンには存在したイントロ部分が削除され、ローが足されている。
    アレンジ、プログラミングはShinobu (Creature CreatureThe LEGENDARY SIX NINE)。
  3. the LAST SHOW
    (作詞・作曲:RUKA)
    PVは、深夜のイクスピアリにて撮影が行われた。
    アレンジはShinobu
  4. TrickSTAR
    (作詞・作曲:RUKA)
    RUKAはこの曲の「「幸せ」って言葉に虫酸が走った」という歌詞について、自分で作詞をしながらも「いい言葉だ」と思ったそうだ[2]。タイトルになっている「TrickSTAR」という言葉は過去に「アルミナ」の歌詞でも使用されている(その際は全て小文字で「tirckstar」と記されていた)。
  5. メビウスの憂鬱
    (作詞・作曲:咲人)
    13枚目のシングル「DIRTY」のカップリング。6枚目のシングル「時分ノ花」のカップリングである「惰性ブギー」のアンサーソング的な楽曲であり、アウトロが「惰性ブギー」のイントロに繋がるようになっている。
  6. このは
    (作詞・作曲:RUKA)
    12枚目のシングル。
  7. レゾンデートル
    (作詞・作曲:咲人)
    11枚目のシングル。
  8. WORST
    (作詞・作曲:RUKA)
    「クズ」という言葉が登場するが、これはRUKAが普段使っている言葉と作詞する時の言葉が違ってしまい、作詞する時の言葉は「作っている」感じがあることに気付き、「作らず」に作詞した結果出てきた言葉である[2]。さらに英語詞の途中にHATEで歌われている「I can clash~」が歌われている。
  9. ジャイアニズム罰
    (作詞:YOMI 作曲:咲人)
  10. ジェネラル
    (作詞・作曲:咲人)
  11. White Room
    (作詞・作曲:咲人)
    2008年3月8日から28日に行われていたライブツアー「2008 ZEPP TOUR six point killer show」の期間中のみ配信されていた楽曲。咲人曰く「組曲」。太田裕美木綿のハンカチーフへのアンサーソングのような立位置で詞を書いたという。
  12. cloudy dayz
    (作詞・作曲:RUKA)
    12枚目のシングル「このは」のカップリング。
  13. 夜想曲
    (作詞・作曲:咲人)

参加ミュージシャン

参考・出典


「Killer Show」の例文・使い方・用例・文例

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