JP-3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:17 UTC 版)
JP-1よりもカット(蒸留温度の範囲)を広げ、不純物の許容度を緩めることで供給の安定を図ることを目的とした。化学者でありロケット燃料の専門家でもあるジョン・D・クラークは「ケンタッキーのムーンシャイナー(密造酒業者)の蒸留器でも原油の半分をジェット燃料にできる(くらいガバガバな規格)」と評した。リード蒸気圧が35kPaから50kPaと(夏用のガソリンで60kPa)揮発が大きく、飛行中の揮発で航続距離が減少するほどであった。
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