JAPAN_TENTとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > JAPAN_TENTの意味・解説 

JAPAN TENT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/19 14:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
JAPAN TENT開催委員会事務局が入る「北國新聞会館」

JAPAN TENT(ジャパンテント)とは、毎年8月に石川県内で行われる国際交流イベントである。

概要

世界各国・地域から日本各地に留学している留学生300人を全国から石川県に招き、1週間の滞在の中で日本文化を体験してもらったり、国際交流をしたりするイベントである。参加留学生は県内の一般家庭にホームステイする。運営には石川県内の大学生を中心とするボランティアスタッフも加わる。

歴史

  • 1988年(昭和63年) - 7月21〜24日の日程で第1回JAPAN TENT開催。当時の皇太子夫妻(上皇明仁上皇后美智子)が臨席。
  • 1989年(平成元年) - 開催期間が1週間に延び、8月3日から9日まで行われる。
  • 1995年(平成 7年) - 歓迎式典および歓迎レセプションに紀宮清子内親王(当時)が臨席。外務大臣表彰受賞。
  • 2001年(平成13年) - 文部科学省「留学生交流功労者表彰」受賞。
  • 2002年(平成14年) - 緒方貞子元国連難民高等弁務官が記念講演。
  • 2006年(平成18年) - 徳仁が金沢城公園で行われた「ジャパンテント大使の集い」を視察。
  • 2007年(平成19年) - 第20回記念事業として桂文珍が特別講演。

近年の留学生のスケジュールの例

  • 1日目(木曜日): 全国各地から貸し切りバス、夜行バスなどで金沢に到着。オリエンテーション・歓迎式典の後、県内16市町(金沢・野々市内灘を除く)に移動し、3泊ホームステイ。
  • 2・3日目(金・土曜日): 県内各市町にて交流事業が行われる。
  • 4日目(日曜日): 金沢に移動し、金沢市内にて2件目のホームステイ(金沢・野々市・内灘)のホストファミリーと対面し3泊ホームステイ。
  • 5・6日目(月・火曜日): 金沢市内にて日本文化体験、交流事業(後述)などが行われる。
  • 7日目(水曜日): さよならセレモニーの後、それぞれ帰路につく。

金沢での交流事業の例

参加留学生

近年は毎年1000人前後の応募があり、選考により300人の留学生が参加している。2012年現在、これまでに160の国と地域から8400人を超える留学生が参加した[2]。2011年の第24回は77の国と地域から、2012年の第25回記念は70の国と地域からの留学生が参加した。[3]

学生ボランティア

留学生の募集や、金沢市内での交流事業のほとんどに準備段階から携わる。応募は6月頃より県内各大学やインターネットで受け付けている。夏休み期間中ということもあり、石川県内の大学生だけではなく、県外の大学に通い石川県に帰省中の学生なども、ボランティアスタッフとして携わる。2011年(第24回)は約130名、2012年(第25回)は約180名の学生ボランティアスタッフが参加し、2013年(第26回)は過去最多となる290名以上が参加する見込みである。中には県内の大学に留学している留学生もボランティアとして参加することもある。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ JAPAN TENT報告書より
  2. ^ 公式ホームページより
  3. ^ JAPAN TENT報告書より

関連項目

  • 北國新聞 - 社員が開催委員会事務局に出向。特別協力団体の一つ。
  • 石川県 - 県職員が開催委員会事務局に出向。後援団体の一つ。
  • 金沢市 - 市職員が開催委員会事務局に出向。後援団体の一つ。

外部リンク


「JAPAN TENT」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JAPAN_TENT」の関連用語

JAPAN_TENTのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JAPAN_TENTのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJAPAN TENT (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS