J4
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J-4
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「フォード・GT マークIV」の記事における「J-4」の解説
Jカーは66年11月から開発を再開。最も課題とされた空力面の改善に全力が注がれた。前面投影面積が大きかった形状は改められ、車体は前後に大きく伸ばされ、ノーズは低く長く、リヤセクションは滑らかに後端につながる形状とされた。この新しいボディは新型マシン"J-4"に架装され、テストが繰り返された。その過程で“J-4”はマークIIよりも速い215.8 mph(347.2 km/h)を記録、高速安定性も大幅に向上した。 67年の初戦はデイトナ24時間レースだったが、前年と違いテストに時間をかけ挑んできたフェラーリ・330P4の前にマークIIBでは歯が立たず、加えて全車が完走できずリタイアという事態に陥ってしまった(ミッションのメインシャフトの熱処理を誤り、強度不足の不良品がすべてのマークIIに組み込まれていたため)。これを受け、フォード首脳部は“J-4”を第2戦のセブリング12時間レースより実戦投入することを決定し、この時点から“J-4”は「フォードGT マークIV」と呼ばれることになった。
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