J3加盟の条件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/12/21 16:58 UTC 版)
「Jリーグ ディビジョン3」の記事における「J3加盟の条件」の解説
2013年3月6日に行われた記者会見で明らかにされた概要によると、J3は初年度(2014年度)は10ないし12クラブで発足すること、毎年およそ2クラブを拡大することを視野に入れて徐々にクラブ数を増やしていく一方で、当面は成績要件によるJFLへの降格は行わない(経営面の問題によるライセンスの剥奪による退会はあり得る)こと、数が増えたところで東西ブロック制にするなどリーグの構造を柔軟に検討し、Jリーグを目指すクラブを全国に100以上作ることを体現するリーグとすることを目指すという。 Jリーグでは初年度のJ3入会のための条件として以下の4段階を挙げている。 Jリーグに準加盟していること。発表時点で準加盟していないクラブは2013年6月末までに準加盟の申請を行い、準加盟クラブとして承認を受けること。初年度入会のための準加盟の可否は9月末に決定する。 「J3ライセンス」資格審査及び「J3スタジアム要件」審査に合格すること(後述)。 「J3入会審査」を受け、Jリーグ理事会から入会を承認されること。J3入会金はJ2の4分の1となる500万円、年間費はJ2の半分の1000万円に押さえ、これらにより、クラブの年間予算規模は2-3億程度が想定されるという。 2013年シーズン成績の上位であること。Jリーグ ディビジョン2 (J2) 自動降格→入れ替え戦出場→JFL→第37回全国地域サッカーリーグ決勝大会(地域決勝)決勝リーグ進出→地域決勝予選リーグ進出、の順に上位からクラブ数を割り当て、予定数になった時点で打ち切り。 以上の条件を経てJ3に入会したクラブは「Jリーグ準会員」に位置づけられる。一方、Jリーグ準加盟の承認を受けながら初年度のJ3入会の審査をクリアできなかった場合は、Jリーグから『百年構想クラブ』と認定され(実質的に「Jリーグ準加盟クラブ」からの移行)、リーグが2015年度以降のJ3参加を目指す取り組みをサポートすることになるという。 なお、J3への参戦にあたっては、出場各クラブに最低2-3名程度の22歳以下の選手の登録を義務付ける「U-22枠」の設置案が検討されているという。 2013年10月15日のJリーグ理事会で、ステップ2のJ3参加のための「J3ライセンス基準」の審査について、地域リーグ所属の3つのJリーグ準加盟クラブに対しては、当初の10月理事会までの審査終了から、11月の理事会にて審査結果を出すことを決めた。
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