IntelliJ IDEAとは? わかりやすく解説

IntelliJ IDEA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/26 18:11 UTC 版)

IntelliJ IDEA
IntelliJ IDEA 2021.1 Community Edition
開発元 JetBrains
最新版
2023.2.1 [1] / 2023年8月23日 (18か月前) (2023-08-23)
最新評価版
2023.2 EAP 7 [2] / 2023年6月30日 (19か月前) (2023-06-30)
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 英語等(国際化対応)
種別 統合開発環境
ライセンス オープンソース
プロプライエタリソフトウェア
公式サイト www.jetbrains.com/idea/
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IntelliJ IDEA (インテリジェイ アイディア[3]) は、チェコに本社を置くJetBrains社が開発した、Javaなど数多くのプログラミング言語に対応した統合開発環境である。

リファクタリング機能をJava用の統合開発環境としては初めて搭載したことでも知られる[4]変数のないプログラミング言語に対してもリファクタリングを提供している。

ZeroTurnaroundの調査によると、2016年時点ではJavaの統合開発環境としては1番人気である[5]

オープンソース版

Ver.9からはオープンソースのCommunity Editionを提供している[6]。 有償のUltimate Editionに対しての、このCommunity Editionの違いは以下の通りである。

Community Editionは比較的緩いライセンス形態である Apache License を採用している。これによりベンダーは独自機能を搭載して販売してもソースコードを公開する必要がない[7]

サポート機能

下記一覧はデフォルトでサポートしている物であり、プラグインの形で下記以外の物も多数提供されている。Microsoft Visual Studioの言語(C#VB.NETC++/CLITypeScriptASP.NETなど)はReSharperで、Objective-CはAppCodeでサポートしている。また、RubyはRubyMineとして、PHPはPhpStormとして、JavaScriptはWebStormとして、PythonPyCharmとして、C/C++はCLionとして、C#などの.NET言語はRiderとして、分離された固有名称を持つIDEも提供されている。

サポート言語

初期サポートの言語の一部を除いて、残りは全てリファクタリングデバッガをサポートしている。ただし、リファクタリングの機能はJavaが最も充実している。

サポート技術

JSP, JSF, EJB, Ajax, Google Web Toolkit, Struts, Struts 2, JBoss Seam, Spring, Hibernate/JPA, Webサービス, Ruby on Rails, Grails, Java ME MIDP/CLDC, OSGi, Android, Tapestry, Google App Engine, FreeMarker, Velocity, Django, Play

サポートする履歴管理

GitCVSApache SubversionApache AntApache MavenJUnitTestNG。 また、以下のソフトウェア向けのフリーのプラグインを提供する。Atlassian IntelliJ Connector integrating JIRABamboo、CrucibleとFishEye[8]

国際化機能

IntelliJ IDEA 5.1から文字列国際化サポート機能が強化されて日本語ロケール化にも対応したので、メニューなどの日本語化ローカライズが実現している[9]。しかし、その後、IDE自体の日本語化は売上が伸びなかったため、公式では廃止された[10]

その後、公式から日本語化プラグインが提供され(2020/5/17現在EAP)[11][12]、Pleiades[13]を含むサードパーティによる日本語化方法は改めて非推奨となった。

関連項目

脚注

外部リンク


IntelliJ IDEA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 23:55 UTC 版)

Groovy」の記事における「IntelliJ IDEA」の解説

IntelliJ IDEA では GroovyGrailsGant などが標準サポートされている。 補完ができる。JavaGroovy相互に補完ができ、JavaクラスGroovy補完できるだけでなく、リアルタイムGroovyクラスJava補完が可能。JavaGroovyプロジェクト内に混在させることができる。 Ctrl + クリックによる、定義した所へ移動補完同様、JavaGroovy相互移動が可能。 Dynamic properties により、動的に追加されるメンバ変数管理することができる。これにより、動的に追加されるメンバ変数に対して補完やスペルミスのチェック可能になるデバッガ コーディング上のエラーに対してリアルタイム表示しQuick-fix ができる。 GroovyDoc に対して補完使える名前の変更メソッド抽出変数導入などのリファクタリング機能がある。Groovyでの名前の変更は、同時にJavaソースコードに対して修正リファクタリング)がかかる。 GrailsGroovy Server Pages (GSP) をサポートしている。 GantApache Ivyサポートしていて、Gant に対して補完デバッガによるデバッグができる。 GradleGradle GUI Pluginサポート

※この「IntelliJ IDEA」の解説は、「Groovy」の解説の一部です。
「IntelliJ IDEA」を含む「Groovy」の記事については、「Groovy」の概要を参照ください。

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