IDiskとは? わかりやすく解説

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iDisk

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/10 02:09 UTC 版)

iDisk(アイディスク)とは、かつてAppleの有料オンラインサービス"MobileMe(旧".Mac")"で提供されていた、オンラインストレージ。プロトコルにWebDAV(当初はAFP over TCP)を用いており、Mac OSFinderを使って、ローカルディスクと同じようにファイルの移動や削除が行える他、パスワードを設定して共有フォルダとしても使える。Windowsでも、ブラウザ経由や「iDisk Utility for Windows」を用いることで、ファイルのアップロードダウンロードができる。

最初"MobileMe"は「iTools」と言う名称の無料サービスとして2000年1月に始められたが、2002年7月に有料化された。

iDiskの容量は電子メール (IMAP, POP, Web) と供用になっており、設定で容量の比率を変更できる。また、有料でストレージ容量を追加することができる。

2012年6月30日、AppleはiCloud移行にともない、iDiskのサービスを終了した。しかし同様の同社によるオンラインストレージサービスは、iCloud Driveが2014年に開始されるまで存在しなかった。

歴史

  • 2000年1月 - iToolsスタート。iDiskの容量は25MB。
  • 2002年7月18日 - ".Mac"有料化。容量が"100MB"に拡張。
  • 2004年9月30日 - サービス改訂。容量が"250MB"(追加で最大1GB)に。
  • 2005年9月20日 - サービス改訂。容量が"1GB"(追加で最大4GB)に。
  • 2007年8月7日 - サービス改訂。容量が"10GB"(追加で最大20GB)に。
  • 2008年7月11日 - サービス改訂。容量が"20GB"(追加で最大60GB)に。

関連項目

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