レムナントは脂肪が不完全燃焼したときにできる燃えかすのようなもので、内臓脂肪の蓄積に伴って血液中に増えやすい物質です。レムナントリポたんぱくあるいはレムナント粒子、中間型リポたんぱく(IDL)とも呼ばれ、小粒子高密度LDL(スモールデンスLDL)とともに、動脈硬化惹起リポたんぱくとされています。
レムナントはそのままの形で血管壁に入りこむため、動脈壁が厚くなり、血液の通り道を狭め、血流を妨げます。レムナントはまた赤血球の膜にも入りこみますが、そのために赤血球が固くなって毛細血管を通り抜けられなくなり、ついには毛細血管を破ります。血管の破れた場所には、修復するために血小板が集まって血栓を形成し、血管を詰まらせてしまいます。
メタボリックシンドロームの人に生じやすいレムナントは、こうして動脈硬化を進め、血栓症をまねく悪玉物質の一つとして注目を集めています。
レムナント
別名:レムナントリポたんぱく,レムナント粒子,中間型リポたんぱく
【英】:IDL
IDL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/01 09:25 UTC 版)
IDL
- 国際日付変更線 (International Date Line)
- インタフェース記述言語 (Interface Description Language)、またはインタフェース定義言語 (Interface Definition Language)
- データ分析用プログラミング言語IDL (Interactive Data Language)
![]() |
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
IDL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/21 21:25 UTC 版)
「改良型データ・モデム」の記事における「IDL」の解説
IDL(英: Intra-flight Data Link)は、北大西洋条約機構諸国空軍で採用されている戦闘機用戦術データ・リンク。UHFないしVHF帯の航空無線機とIDMを連接することによって運用され、同時に4機がネットワークに参加することができる。
※この「IDL」の解説は、「改良型データ・モデム」の解説の一部です。
「IDL」を含む「改良型データ・モデム」の記事については、「改良型データ・モデム」の概要を参照ください。
- IDLのページへのリンク