halo
「halo」とは、神仏の頭上や背後に描かれる「後光」や「光輪」または太陽や月を取り巻くように光の輪が発生する大気光学現象のことを意味する英語表現。
「halo」とは・「halo」の意味
「halo」には大きく2つの意味があり、ひとつは神仏の背後から放射状に描かれる「後光」や、キリスト教の聖人や天使などの頭上に描かれる「光の輪」を指す。もうひとつは、大気中の塵や氷の粒に太陽や月の光が屈折して「暈(かさ)」や「日暈(ひがさ)」が現れる大気光学現象を指し、気象用語では「ハロ現象」と呼ばれている。ハロ現象は低気圧や前線が接近してくると発生する現象で、天気が崩れる前触れとされている。「halo」の発音・読み方
「halo」の発音記号は「héilou」で、二重母音「éi」は「エ」と「イ」を一語のように発音するため「ヘェィ」となる。同じ二重母音「ou」は「オゥ」とほぼ同じ発音となるため、続けると「ヘェィロオゥ」のような発音になる。日本語では「ハロ」や「ハロー」または「ヘイロー」と表記される。「halo」の語源・由来
「halo」の語源は古代ギリシア語で「光輪」を表わす「hálōs」で、ラテン語の「halos」からhaloになった。「halo」を含む英熟語・英語表現
「halo neutron」とは
中性子ハローのこと。中性子が過剰な原子核において、余分な中性子が原子核よりも外側に広がっている状態を指す。
「colored halo」とは
太陽の周りに現れる虹色の輪のこと。日暈(ひがさ)と同じ現象だが、特に虹色の輪を「colored halo」と呼ぶ。
「halo blight」とは
植物病理学における「かさ枯病」のこと。植物の葉に赤褐色や黄色の病斑(halo)を形成する細菌病の一種で、マメ科やイネ科、ユリ科の植物に多く見られる。
「halo」に関連する用語の解説
「halo(エコー検査用語)」とは
腫瘤などの外周に見られる線維性被膜の辺縁低エコー帯のこと。肝細胞癌の診断で最も用いられる用語であり、モザイクパターンを呈していることが特徴。
「halo降下」とは
1960年代にアメリカ空軍が開発した、パラシュートを低高度で開く降下方法のこと。高高度降下低高度開傘(High Altitude Low Opening)の略語で、敵に見つからないように通常よりも高い1万メートル前後の高度を飛ぶ飛行機から飛び降り、地上300メートル前後まで落下した後にパラシュートを開く。機動部隊や特殊部隊の作戦で使われた。
「halo効果(社会心理学用語)」とは
後光や光輪に照らされると、本来の価値以上に価値があるように錯覚してしまう人間心理のこと。何かを評価する際に、際立つ特徴があるとその特徴ばかりが目立ってしまい、対象の全体評価に影響を与えてしまうことを指す。「後光効果」や「光背効果」ともいわれており、1920年に心理学者のエドワード・ソーンダイクによって提唱された。halo効果の具体例としては、広告や宣伝に好感度の高い有名人を起用すると商品やサービスに良い印象を持ってもらえることや、面接などにおいて容姿や身だしなみが整っているだけで人間的にも優れた人物のように評価してしまうことなどがある。
「halo(韓国のアイドルグループ名)」とは
2014年6月に結成された、韓国の男性6人組アイドルグループのこと。「Hexagon of Absolute Light and the Organization」の略で、「後光の差すアイドルグループ」と「6人が揃うとより一層輝く」という2重の意味を持つ。日本でも2015年7月にデビューした。
「halo(ゲーム)」とは
2001年に発売されたFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームのこと。宇宙を舞台とした人類とエイリアンの戦いが中心のSFバトルゲームで、鮮やかなグラフィックとスピード感、壮大なストーリーが特徴。2021年に発売された最新作「Halo Infinite」までの15タイトルは「haloシリーズ」と呼ばれ、これまでのシリーズ累計売上本数は8100万本以上と大ヒットを記録した。
「halo」の使い方・例文
「halo」は名詞として使われる単語で、例文としては「The moon has a halo around tonight.(今夜の月には暈がかかっている)」や、「There seems to be a halo behind the Buddha statue.(仏像の後ろに後光が見えるようだ)」のような表現となる。天使の輪
ハロ【halo】
ハロー【halo】
【HALO】(へいろー)
- High-Altitude Low-Open(高高度降下低高度開傘).
落下傘による空挺降下方法の一種。
高高度を飛行する飛行機から飛び降り、低高度まで落下・滑空してからギリギリの高度で開傘する。
この方法により、敵に目視発見される確率を低くすることができる。
反面、高高度から降下するため酸素マスクや防寒服などの重装備を必要とすること、低高度で開傘するため地表に激突する危険が大きいことなどの難点がある。
また目視発見されづらくとも、母機がレーダーで捕らえられたり、接敵時には開傘音で存在が露呈してしまう可能性もあるため、侵入目的ではHALOのかわりにHAHOが使われるようになった。
- ソ連/ロシアのヘリコプター・Mi-26につけられたNATOコード。
ハロペリドール
分子式: | C21H23ClFNO2 |
その他の名称: | ハロペリドール、Haloperidol、4-[4-(4-Chlorophenyl)-4-hydroxypiperidin-1-yl]-1-(4-fluorophenyl)butan-1-one、セレナーゼ、セレナセ、ハルドール、Serenace、Haldol、R-1625、アロペリジン、セレネルフィ、Aloperidin、Serenase、Serenelfi、4-(p-Chlorophenyl)-1-[3-(p-fluorobenzoyl)propyl]piperidin-4-ol、γ-[4-(p-Chlorophenyl)-4-hydroxypiperidino]-4'-fluorobutyrophenone、4-[4-(4-Chlorophenyl)-4-hydroxy-1-piperidinyl]-1-(4-fluorophenyl)-1-butanone、γ-[4-(4-Chlorophenyl)-4-hydroxy-1-piperidinyl]-4'-fluorobutyrophenone、γ-[4-(4-Chlorophenyl)-4-hydroxypiperidino]-4'-fluorobutyrophenone、4'-Fluoro-γ-[4-(p-chlorophenyl)-4-hydroxypiperidino]butyrophenone、HALO、ハロステン、セレネース、リントン、エセックチン、Esextin、スイロリン、Suirolin、ハロジャスト、Halojust、ハロミドール、Halomidol、ヨウペリドール、Youperidol、レモナミン、Lemonamin、Halosten、Linton |
体系名: | γ-[4-ヒドロキシ-4-(4-クロロフェニル)ピペリジノ]-4'-フルオロブチロフェノン、1-(4-フルオロフェニル)-4-[4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-イル]-1-ブタノン、4-[4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシ-1-ピペリジニル]-1-(4-フルオロフェニル)-1-ブタノン、γ-[4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシ-1-ピペリジニル]-4'-フルオロブチロフェノン、γ-[4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジノ]-4'-フルオロブチロフェノン、4'-フルオロ-γ-[4-(p-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジノ]ブチロフェノン、4-[4-(4-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジン-1-イル]-1-(4-フルオロフェニル)ブタン-1-オン、4-(p-クロロフェニル)-1-[3-(p-フルオロベンゾイル)プロピル]ピペリジン-4-オール、γ-[4-(p-クロロフェニル)-4-ヒドロキシピペリジノ]-4'-フルオロブチロフェノン |
HALO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 06:52 UTC 版)
HALO
- 暈(かさ)、ヘイロウ、ヘイロー - 光の輪が現れる大気光学現象
- 銀河ハロー - 渦巻銀河の外周を取り巻く球状の領域。
- 光輪 (宗教美術) - 宗教美術で人物の頭の周りに描かれる光の円盤。
- MOSFET(半導体素子)において、短チャネル効果抑制目的で作られる、ソースドレインエクステンション部分を取り囲むように作られたウェル又は基板より濃度の高い不純物注入領域。ポケットインプラントやポケットドーピングとも呼ばれる。
- HALO - 高高度降下低高度開傘を意味するHigh Altitude-Low Openingの略
乗り物
- Halo (フォーミュラカー) - フォーミュラカーに設置される頭部保護パーツ。
- Halo - ソビエトのヘリコプターMi-26のNATOコードネーム
音楽
- halo - ナユタン星人の楽曲。アルバム『ナユタン星からの物体Z 初回限定盤』に収録されている
- HALO (音楽グループ) - 韓国のアイドルグループ
- HALO (バンド) - 日本の音楽ユニット
- Halo (アルバム) - チューリップのアルバム
- Halo - andropの楽曲。アルバム『anew』に収録されている。
- HALO (tacicaの曲) - tacicaのシングル曲。
- HALO (MUCCの曲) - MUCCのシングル曲。
- ヘイロー (ビヨンセの曲) - ビヨンセの楽曲。
ビデオゲーム
- HALO (ビデオゲームシリーズ)(ヘイロー) - PC・Xbox・Xbox 360・Xbox One用ゲームソフト
- Halo: Combat Evolved(ヘイロー コンバット・エボルヴ) - トリロジー第1作目、XboxとPCで発売
- Halo 2(ヘイロー・ツー) - トリロジー2作目、Xbox・PCで発売
- Halo 3(ヘイロー・スリー) - トリロジー完結編、Xbox 360で発売
- Halo 3: ODST(ヘイロー・スリー:オーディーエスティー) - Halo3の拡張パック
- Halo Wars(ヘイロー・ウォーズ) - リアルタイムストラテジーゲーム、Xbox 360で発売
- Halo:Reach(ヘイロー・リーチ) - Xbox 360で発売
- Halo 4(ヘイロー・フォー) - Xbox 360で発売
- Halo 5: Guardians(ヘイロー・ファイヴ:ガーディアンズ) - Xbox Oneで発売
- Halo Wars: Definitive Edition (ヘイロー・ウォーズ・ディフィニティブエディション) - 2017年にXbox One・Microsoft Store(PC)・Steamで発売
- Halo Wars 2(ヘイロー・ウォーズ・ツー) - 2017年にXbox One・Microsoft Store(PC)で発売
- Halo: The Master Chief Collection (ヘイロー・マスター チーフ・コレクション) - 過去作のオムニバス集、2014年にXbox One、2019年にMicrosoft Store(PC)・Steamで発売
- Halo Infinite(ヘイロー・インフィニット) - Xbox One・Xbox Series X/S・Microsoft Store(PC)・Steamで発売
小説
- Halo: The Fall of Reach - 惑星リーチの陥落
- Halo: The Flood - Halo: Combat Evolved の小説
- Halo: First Strike ファースト・ストライク
- Halo: Ghost of Onyx ゴーストズ・オブ・オニキス
- Halo: Contact Harvest コンタクト・ハーヴェスト
- Halo: The Cole Protocol ザ・コール・プロトコル
映像
- Halo Legends - 上のビデオゲーム作品群を、日本のアニメスタジオが映像化したもの。
- HALO - 上のビデオゲーム作品群を、2022年にドラマ化したもの。
- Halo: Nightfall
その他固有名詞
- ヘイロー (競走馬) (Halo) - アメリカ合衆国の競走馬
- Halo - アメリカの補聴器メーカースターキーのMFI対応補聴器
- ヘイロー - ゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」に登場する物体。
関連項目
HALO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/14 01:53 UTC 版)
「HALO (ムックの曲)」の記事における「HALO」の解説
ガレージ・ロックやパンク・ロックのテイストを取り入れたキャッチーな曲。歌詞は、作詞担当のミヤ曰く「すごくわかりやすい言葉に、裏を持たせたい」ことから始まったとのこと。HALOはわかりやすくストレートな言葉だが、挨拶・始まりだけでなく終わりを意味する言葉にも成りうるとのこと。
※この「HALO」の解説は、「HALO (ムックの曲)」の解説の一部です。
「HALO」を含む「HALO (ムックの曲)」の記事については、「HALO (ムックの曲)」の概要を参照ください。
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