ハールウェーブレットとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ハールウェーブレットの意味・解説 

ハールウェーブレット

(Haar wavelet から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/18 18:15 UTC 版)

ハールウェーブレット

ハールウェーブレット: Haar wavelet)とは、ウェーブレットの一つ。1909年に Alfréd Haar がハール列の名称で発表した[1]。Daubechiesウェーブレットの一つでもある。

ハールウェーブレットは最も簡単なウェーブレットである。欠点は、連続では無いため、微分可能では無い事。

定義

ウェーブレット関数の定義は以下の通り。

対応するスケーリング関数は以下の通り。

ハール関数とハール系

整数 n, k に対して、下記のようにハール関数 ψn, k が定義できる。

下記の性質を持つ。δi, jクロネッカーのデルタ

ハール系とは下記の関数集合の事で、L2(R) の正規直交基底である。

スケール のハール系とは下記の関数集合の事で、L2(R) の正規直交基底である。

スケーリング関数

整数 n, k に対して、下記のように多重解像度解析のためのスケーリング関数 が定義できる。

下記の性質を持つ。

同じ解像度のスケーリング関数の内積は以下の通り。

異なる解像度のスケーリング関数の内積は以下の通り。

ウェーブレット関数とスケーリング関数の関係

ウェーブレット関数やスケーリング関数は下記のトゥースケール関係が成立し、一段細かい解像度のスケーリング関数から合成できる。

解像度を指定した場合は以下の通り。

ウェーブレット関数とスケーリング関数の内積は、スケーリング関数よりウェーブレット関数の方が解像度が細かいか、もしくは、同じならば常に0。そうでは無い場合の方の式は、上記の異なる解像度のスケーリング関数の内積を代入すれば良い。

関連項目

参照

  1. ^ Haar, Alfréd (1910). “Zur Theorie der orthogonalen Funktionensysteme”. Mathematische Annalen 69 (3): 331–371. doi:10.1007/BF01456326. 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハールウェーブレット」の関連用語

ハールウェーブレットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハールウェーブレットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハールウェーブレット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS