HTTP 451
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/27 09:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動HTTP |
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主要項目 |
リクエストメソッド |
ヘッダーフィールド |
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ステータスコード |
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認証方式 |
セキュリティホール |
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HTTP 451、またはエラーメッセージ Unavailable For Legal Reasons(「法的理由により取得不能」の意)は、HTTPプロトコルのエラー・ステータスコードの一つ。これは、政府に検閲されたウェブページのような、違法なリソースをユーザが要求したときに表示される[1]。その451という数字は、書籍が違法化された世界を描く1953年のディストピア小説『華氏451度』にちなんでいる[2]。HTTP 451 は HTTP 403(閲覧禁止)の、より狭義な変形といえる[3]。
HTTP 451 が表示される具体例として、安全保障上危険とみなされるウェブページ、著作権侵害、プライバシー侵害、不敬罪、そのほか法や裁判所命令への違反となるウェブページが挙げられる。
このステータスコードは2015年12月18日に IESG で承認された[4]。
脚注
- ^ “政府の検閲で消されたページを示す「451エラー」がスタート”. GIGAZINE (株式会社OSA). (2015年12月22日) 2022年2月19日閲覧。
- ^ Flood, Alison (2012年6月22日). “Call for Ray Bradbury to be honoured with internet error message”. The Guardian 2015年12月20日閲覧。
- ^ Ducklin, Paul (2013年8月19日). “HTTP error code 451: "Unavailable For Legal Reasons"”. Naked Security. Sophos. 2015年12月20日閲覧。
- ^ “Why 451?” (2015年12月18日). 2015年12月20日閲覧。
外部リンク
- The Guardian: Call for Ray Bradbury to be honoured with internet error message
- BoingBoing: Error Code 451: an HTTP error for censorship
- Forbes: Yes, We Should Have the 451 HTTP Status Code
- 451unavailable.org
- Naked Security: HTTP error code 451: "Unavailable for legal reasons"
- RFC 7725: An HTTP Status Code to Report Legal Obstacles
「HTTP 451」の例文・使い方・用例・文例
- 451年に、フン族のアッティラがローマ人と西ゴート族に敗れた戦い
- キリストの2つの本質(人間と神)を定義した451年に行われた4回目の全教会会議
- 451歳、込み入った皇帝によって受け入れられるように、Chalcedonの協議会によって定義される東方正教会の信頼を固く守る、エジプトかシリアの東クリスチャン
- イタリアの水先案内人で、中国へのルートを探している間に、スペインとの仕事に従事して新世界を発見した(1451年−1506年)
- 経済損失は1日あたり3451億円に達するだろう。
- 今年のマグロ1本の最高額は451万円だった。
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