ジー‐エフ‐ピー【GFP】
グリーン蛍光タンパク質
英訳・(英)同義/類義語:green fluorescent protein, GFP
オワンクラゲから精製された緑色の蛍光を発するタンパク質。クローン化されたGFP遺伝子を利用し、他の遺伝子産物とGFPとの融合タンパクを細胞内で合成させ、目的タンパクの所在の検出などに用いられる。
酵素タンパク質モチーフなど: | グリア原繊維 グリア成熟因子 グリセルアルデヒド3-リン酸脱水素酵素 グリーン蛍光タンパク質 グルココルチコイド受容体 グルココルチコイド受容体タンパク質 グルタミン合成酵素 |
緑色蛍光タンパク質 (GFP)
GFPは、低温の北太平洋で生息するクラゲから見つかったタンパク質である。GFPはアミノ酸のみから合成され、酸素を使ってタンパク質内で蛍光発色団が形成される。そのため、タンパク質合成できる細胞(すべての細胞)で蛍光マーカーとして研究のための道具としてよく用いられる。
たとえば、興味のあるタンパク質の遺伝子にGFP遺伝子を繋げておけば、そのタンパク質が生きている細胞の中のどこで働いているかを観察できる(タンパク質の局在化)。また、制御因子を含むDNA配列と繋げておけばどんな状況で発現されるか、といったことも観察できる(タンパク質の局在化 + 発現条件)。

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「GFP」の例文・使い方・用例・文例
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