FSG

Free Standards Group
略称:FSG
オープンソースに関与する企業や非営利団体で構成される、非営利のコンソーシアム。オープンソースソフトウェアに関する基本的仕様の策定と普及、テスト用ツールの提供などを目的に活動する団体。2000年にLSBとLinux Internationalization Initiative(LI18NUX)が合併して創立された。
現在、Linuxの基本仕様を標準化するLSBに関する活動と、LI18NUXから名称を変えたOpenI18NによるオープンソースOSの国際化に関する活動が行われている。
関連見出し
Linux Standard Base
OpenI18N
関連情報URL
Free Standards Group(http://www.freestandards.org)

Free Standards Group
(FSG から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/15 04:28 UTC 版)
Free Standards Group(FSG)は、オープンソースの標準に関する非営利のコンソーシアム。2000年5月8日、Linux Standard Base と LI18NUX が合体する形で設立された[1]。
FSG が策定した標準は、オープンな文書(GNU Free Documentation License)、テストスイート、リファレンス実装から構成され、ソフトウェアはオープンソースでリリースされる。
Linux Foundation
2007年1月22日、FSG と OSDL が合併し、Linux Foundationとなった。これにより、Linux の普及推進も主たる目的とするようになっている。[2]
ワークグループ
FSG は以下のワークグループを統括していた。現在、これらは全てLinux Foundationに移管されている。
- Linux Standard Base - フリーかつオープンソースのプラットフォーム間でアプリケーションの移植性を高めるためのインタフェース標準。認証は The Open Group が行っている。
- Open Internationalization Initiative(OpenI18N)- ディストリビューションやアプリケーションの国際化のための基盤作り。
- Linux Assigned Names and Numbers Authority (LANANA)
- OpenPrinting - プリンタ関連の標準化
- Accessibility - フリーかつオープンソースのプラットフォームにおけるコンピュータアクセシビリティに関する標準の開発
- Open Cluster - コンピュータ・クラスターのインタフェース標準の定義
- DWARF - デバッグフォーマットの標準化
企業会員
- オラクル (Platinum Member)
- AMD
- IBM
- HP
- Mandriva
- MontaVista
- SCO
- インテル
- サン・マイクロシステムズ
- ソースフォージ
- ターボリナックス
- デル
- ノベル (SUSEの買収に伴う引継ぎ)
- ミラクル・リナックス
- レッドハット
非営利組織会員
- 日本Linux協会
- Linux International
- Linux Professional Institute (LPI)
- OSDL
- PCオープン・アーキテクチャー推進協議会 (OADG)
- Software in the Public Interest (SPI)
- The Open Group
- USENIX協会
個人会員制度もあった。
参考文献
- ^ Linux標準化2団体、「Free Standards Group」に統合 日経BPnet、2000年5月9日
- ^ Linux標準化団体のOSDLとFSGが合併、Linux Foundationを結成 CNET Japan、2007年1月22日
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