FJ24
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 13:51 UTC 版)
1983年 - 1986年に製造された当時の世界ラリー選手権(WRC)グループB競技車でS110型シルビアをベースとした240RSの搭載エンジン。ミクニ製ソレックス44Φキャブレターを2基装着した排気量2,340ccの本エンジンがレギュレーションに合わせて200数台分が生産された。 FJ20E型のボアアップ版という説があるがこれは誤りで、実際は構造が異なり共通部品の少ない全く別設計の競技用エンジンである。 標準車及びカスタマースペック車用FJ24型が240PS。 ワークスカー搭載のエボリューションモデル用FJ24改型は、ドライサンプ化・カムシャフトの形状変更・圧縮比の向上などの変更が加えられ最高出力は275psもしくは一説には280psにまで、トルクも26.5kg‐m╱6400rpmにまで引き上げられた。1985年のサファリラリーモデルでは、ボアアップにより排気量が2,391ccとなった。
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