ファング【FANG】
FANG株
【英】FANG
FANG株とは、アメリカ株式市場におけるテクノロジー系企業(いわゆるIT企業)の代表的な銘柄、すなわちFacebook、Amazon.com、Netflix、およびGoogle(を擁するAlphabet)を総称する言い方である。
なお fang は一般的な英語表現としては「牙」という意味がある。
FANGと総称される4社はインターネット関連サービスを世界規模で提供しているハイテク企業の巨頭である。2010年代半ば以降4銘柄は著しい成長を続け、米国株式市場の牽引役とも評されている。
4社をFANGと総称する呼び方は2013年頃に提唱されたとされる。後にNVIDIAを加えた「FANNG」や、Appleを加えた「FAANG」、Netflixの替わりにMicrosoftとAppleを加えた「FAAMG」といった語も登場している。
株式市場における注目のハイテク銘柄を総称する呼び名としては、Microsoft、Apple、NVIDIA、Teslaの4社を総称した「MANT」もある。
2018年3月から4月にかけてFANG株が軒並み大幅に下落し、日本経済新聞は「時価総額10兆円失う」との見出しを掲げた。依然として動向が注目されている。
参照リンク
FANG株が大幅安、時価総額10兆円失う アルファベット決算を嫌気した売り - 日本経済新聞 2018年4月25日付記事(同年5月24日閲覧)
FANG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 01:24 UTC 版)
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