F-4
防空能力の向上・近代化担って進化した戦闘機です
F-4EJは、米空軍のF-4Eを改造した戦闘機で、日本での運用には不必要な装備を取り除き、データ・リンクを載せて要撃戦闘機タイプにしたものです。昭和56年度に生産は完了、その後、航空自衛隊の防空能力の向上・近代化の一環として、F-4EJの改修に着手しました。(F-4EJ(改))。そして、56年度から6年間、試改修・実用試験を行い、量産改修されました。
改修の主な内容は、レーダー、FCS(火器管制)システムの近代化、航法、通信能力の向上、搭載ミサイルの近代化、爆撃機能の向上などです。
分類 | 戦闘機 |
乗員 | 2人(縦列復座=タンデム型) |
全幅 | 11.7m |
全長 | 19.2m |
全高 | 5.0m |
エンジン | 2基 |
名称 | J79-GE-17 J79-IHI-17 |
推力 | 8,120kg(A/B使用)/1基 |
型式 | アフターバーナー付ターボジェット・エンジン |
全備重量 | 約25.9t |
性能 | |
離陸重量 | 約26t |
最大速度 | マッハ2.2 |
戦闘上昇限度 | 約17,200m |
行動半径 | 短距離要撃 約100nm(約180km) 長距離要撃 約450nm(約800km) |
航続距離 | 約1,600nm(約2,900km) |
離着陸滑走距離 | 750~1,000m |
武装 | M-61A1 20mm機関砲×1門 空対空レーダーミサイル×4発 空対空赤外線ミサイル×4発 |
【F-4】(えふよん)
McDonnell Douglas F-4 (F4H) "Phantom II(ファントムツー)".
(ただし単に「ファントム」といわれることも多い。)
米ソ冷戦期の1950年代後半、アメリカ海軍の艦上機として開発された大型ジェット戦闘機。
後述するように数々の派生型を生み出し、1980年代までの長きにわたって5,000機以上の生産を誇った、西側世界を代表する傑作機である。
当時、アメリカ海軍が次期艦上戦闘機として要求していたマッハ2級のミサイリアーを目指して、マクダネル社がF3H-G「デーモン」をベースに設計したF4H-1に端を発する。
ライバルとしてチャンス・ヴォート社のF8U-3が存在したが、飛行審査の結果F4H-1が採用された(その後、機体命名法の変更に伴い名称が"F-4"へ変更された)。
当時としては高度だったレーダー火器管制装置を操作するため、複座となっている。
強力なJ79ターボジェットを2基装備しながら、航空母艦のエレベーターに収まるサイズに設計された。
その結果、太くて短い胴体に、下反角の大きなスタビレーターや折り畳み式クリップトデルタ翼を組み合わせた、独特の形状となった。
この特異な外観から当初は「みにくいアヒルの子」とも揶揄されたが、童話よろしく後々の活躍により傑作戦闘機として評価されるようになった。
ただし特殊な設計ゆえ、アドバースヨーなど飛行特性上の悪癖も大きい。
推力に余裕があるため、その外見に似合わず数々の速度記録や高高度記録を打ち立てた。
また、搭載能力にも余裕が大きく、戦闘爆撃機としても優秀であった。
ベトナム戦争では数々の戦果を挙げ、当時米軍でエースパイロットを生み出した唯一の機種として知られる。
元々はミサイリアーだったが、ベトナム戦争では機関砲の必要性が叫ばれたため、一部の機体にガンポッドが装着され、空軍向けのE型以降のモデルでは固定武装としてM61A1を装備した。
当初の運用者であったアメリカ軍からは1996年までに全機退役したが、本機を輸入及びライセンス生産した各国では、それぞれの国情に応じた能力向上や近代化改修が順次行われ、現在でも9カ国の空軍で数百機が作戦行動可能な状態を維持している。
また、アメリカ国内では民間の非営利団体によって1機のD型が飛行可能な状態で保存されている他、アリゾナ州のデビスモンサン空軍基地にモスボールされた機体が存在するという。
スペックデータ
用途 | 艦上戦闘機/戦闘爆撃機(マルチロールファイター) |
製造者 | マクドネル・エアクラフト(マクドネル・ダグラス) |
初飛行 | 1958.5.27 |
ユニットコスト | 2,400万USドル |
乗員 | 2名 (海軍型はエビエーター/RIO、空軍型はパイロット/WSO) |
全長 | 19.20m |
全高 | 5.02m |
全幅 | 11.71m |
主翼面積 | 49.2㎡ |
空虚重量 | 13,757kg |
最大離陸重量 | 28,030kg |
最大搭載量 | 7,258kg |
エンジン | GE J79-GE-17Aターボジェット×2基 (推力52.53kN/79.62kN(A/B使用時)) |
最大速度 | マッハ2.2 |
海面上昇率 | 18,715m/min |
実用上昇限度 | 18,975m |
フェリー航続距離 | 1,718nm |
戦闘行動半径 | 430nm(カウンターエア) 618nm(阻止攻撃ミッション) 683nm(迎撃ミッション) |
固定兵装 | M61A120mmガトリング砲×1門(弾数639発・E/F/EJ/EJ改型のみ) |
搭載兵装 | 胴体下ステーション ・AIM-7「スパロー」×4発 主翼下パイロン (空対空ミサイル用ステーション) ・AIM-9「サイドワインダー」×4発 胴体中心線下/主翼下パイロン (主翼下は空対空ミサイル用ステーション以外) ・核爆弾 ・M117無誘導爆弾 ・Mk.82無誘導爆弾 ・Mk.20クラスター爆弾 ・テレビ/レーザー誘導爆弾 ・空対地ミサイル ・空対艦ミサイル ・対滑走路兵器 ・LAU-59 ロケット弾ポッド ・AN/ALQ-119ECMポッド ・AN/ALQ-131ECMポッド ・ターゲッティングポッド ・偵察ポッド ・増槽(2271L・1400L)等 |
主な派生型
- XF4H-1:
原型機(生産数2機)。
- YF4H-1:
試作機(生産数5機)。
- F-4A(F4H-1):
試作および初期少数生産型(生産数45機)。
16機目(18号機)以前と17機目(19号機)以降とでレドームと風防(キャノピー)の形状が異なる。
- F-4B(F4H-1F):
米海軍・海兵隊向けに納入された前期量産型(生産数684機)。
- F-4C(F-110A"Spector"):
米空軍向けモデル(生産数583機)。
主な改修点としてAIM-4「ファルコン」セミアクティブレーダー・赤外線誘導空対空ミサイルやAGM-12「ブルパップ」ラジオ指令誘導空対地ミサイル、核爆弾の運用能力の付加、ブーム式空中給油装置の装備、低圧タイヤの搭載が挙げられる。
また、海軍型とは違い、後席にも操縦機構を設けている。
- F-4D:
C型のFCSを換装し、爆撃コンピューターの搭載やレーダーをAN/APQ-109Aに換装、低空目標の探知能力を向上させるなど対地攻撃能力を強化した空軍向けモデル(生産数825機)。
一部は韓国やイランへ輸出された。
- F-4E:
D型の改良型(生産数1,397機)。
機首を延長し、エンジンをJ79-GE-17に換装、新型の前縁スロット付きスタビレーターと前縁フラップを可動式スラットに変更した。
ベトナム戦争での戦訓から、固定武装としてM61A1を装備する。
F-4ファミリーの全シリーズを通じて最後まで生産が行われ、各国に輸出された他、後述の通り、日本ではライセンス生産もされた。
- F-4EJ:
E型を日本の航空自衛隊に納入すべく、三菱重工でライセンス生産したもの(生産数140機)。
当時の政治的事情により、ASQ-91爆撃コンピュータなどの空対地攻撃能力や空中給油受油能力、空戦用スラットが省かれ、要撃戦闘機として生産された。
- F-4EJ改:
EJ型の延命改修型(90機改修)。
アビオニクスが更新され、空対地攻撃能力や空中給油受油能力が復活、ASM-1、ASM-2などの国産兵装が運用可能になった。
その他、RWRやアナログ式慣性航法装置、IFF装置等も更新された他、HUDも追加装備されている。
- F-4E ファントム2000(クルナス2000):
イスラエル空軍で使用されている、E型の延命改修型。
油圧・燃料系統が改修されている。
- F-4E 2020:
トルコ空軍が使用している、E型の延命改修型(52機改修)。
「ターミネーター(Terminator)」の名を持つ。
グラスコックピット化・エルタEL/M-2032レーダーへの交換、トルコがライセンス生産しているF-16に準ずるアビオニクスへの変更が行われた。
また、エンジンの換装や燃料タンクの増設など、機体自体の改修箇所も非常に多い。
- F-4E(イラン改良型(形式不明)):
E型をイラン軍が独自に改修した機体。
- F-4E PI2000:
E型をギリシャ空軍が独自に改修した機体(39機改修)。
仕様はドイツ空軍のF-4F ICEに準じているが、AIM-120やAGM-130、レーザー誘導爆弾の運用の運用能力の追加等、大規模な改修が行われている。
- F-4EJ:
- F-4R(S):
RF-4Xと同等の装備を持つ偵察機。イスラエル空軍向けに3機が改修された。
- F-4F:
E型のルフトバッフェ版(生産数175機)。
アビオニクスを簡略化し、単座でも運用可能。
AIM-7の運用能力が省略されている。
- F-4G(1):
敵防空網制圧専用型。米空軍ワイルドウィーゼル機。
- F-4G(2):
海軍のB型をベースに、データリンクを使用しての自動迎撃・自動着艦の実験用に改修された機体。
- F-4J
米海軍・海兵隊向け後期量産型(生産数522機)。
パルスドップラーレーダーを備え、B型で装備されていたIRSTが撤去された。
また、C型用のメインギア回りと主翼、G型で開発された機材に加え、エンジンを従来のJ79-GE-8から出力を強化したJ79-GE-10に変更された。
アメリカ海軍における、ベトナム戦争中唯一のエース、カニンガム/ドリスコル組が使用していた。
- F-4K:
英海軍向けモデル。英名「ファントムFG.1」(生産数52機)。
エンジンはRB-168-25Rスペイ・Mk.202ターボファンを搭載。
また、レーダーをAN/AWG-11に変更し、機首のレドームを英空母のエレベーターのサイズに合わせる為に折り畳み式にしている。
1978年の正規空母全廃により、全機が空軍へ移管された。
- F-4M:
K型の英空軍版。英名「ファントムFGR.2」(生産数118機)。
エンジンはロールス・ロイスRB-168-25RスペイMk.202(後にMk.204)に、レーダーをAN/AWG-12に変更されている。
K型と比べて対地攻撃能力が強化されているほか、偵察ポッドの運用能力も追加され、SUU-23/Aガンポッド用の配線も当初から用意されている。
他にも、電源車など地上設備が無くとも、内蔵バッテリーでエンジンを始動できるなど、他のタイプにはないユニークな特徴もあった。
- F-4N:
B型の延命改修型。
搭載電子機器をJ型相当にアップグレードした。
- F-4S:
J型の延命改修型。
前縁フラップをスラットに変更したが、離着陸時の安定性が従来の機体より悪化した。
- QF-4B/E/G/N/S/QRF-4C:
B/E/G/N/Sの各型及びRF-4Cの余剰となった機体を改造した標的機。
- RF-4B:
米海軍・海兵隊向け偵察機。カメラに加えSLARなどのセンサーを持つ。
- RF-4C(RF-110A):
RF-4Bの米空軍版。
ベトナム戦争後の改修により、自衛用のAIM-9の搭載が可能となった。
- RF-4E:
RF-4CのエンジンやアビオニクスをF-4E相当にし、C型にあった核爆弾運用能力を取り除いたもの。
米空軍では採用されず、生産機のすべてが輸出にまわされた。
- RF-4X:
CIA用高々度偵察型。提案のみ。
HIAC-1という高性能なカメラを搭載し、高々度からの偵察に最適化されている。
Photo:MASDF
F4
JAF国際競技車両規則に準じたフォーミュラマシン。入門カテゴリーであるFJ1600とF3の中間に位置する。エンジンは1850ccまでで、4気筒に制限、過給機は禁止。車重はドライバーを含めて545kg。車両諸元は全幅1700mm、最小ホイールベース2000mm、最小トレッド1200mm。マシンの車両規定はF3に酷似しており、タイヤも当初バイアスタイヤだったが、途中からラジアルタイヤに変更。また、リミテッド・スリップデフの使用も認められることになり、ドライビングスタイルにおいても、よりF3に近づいた。また、コストパフォーマンスにも優れ、イコールコンディションをはかるための車両制度を設けるなど、ステップアップを目指すドライバーにとって魅力的なカテゴリーである。
アザニダゾール
フォーミュラ4
フォーミュラ4(Formula 4、F4)は、モータースポーツの一カテゴリーである。フォーミュラカーレースの中で、フォーミュラ・リージョナル (FR) の下位に位置し、以下に分類される。
国別のF4
日本(フォーミュラ4選手権)
フランスF4
フランスF4選手権(French F4 Championship)は、フォーミュラ・ルノーの下位カテゴリーであるフォーミュラ・ルノー・キャンパス (Formula Renault Campus) を2011年に名称変更したものである。
元々はフォーミュラ・ルノーへのステップアップカテゴリーとして1993年に創設。2010年にはF4 ユーロカップ1.6 (F4 Eurocup 1.6) と名称を改めワールドシリーズ・バイ・ルノーの下位カテゴリーとなったが、同年限りで同シリーズから離脱。2011年より主催者であるフランスモータースポーツ連盟 (FFSA) が「若手ドライバーの育成アカデミー」として同カテゴリーを再編したことから現在の名称に改められた。
マシンはシグナテック製シャーシにルノー製1.6リッターエンジンを搭載したワンメイク。また若手ドライバー育成を目的とするため、「1月1日時点で満15歳から23歳までのドライバー」に参加資格を限定している。
2017年一杯で独自路線を終了し、2018年より後述のFIA-F4国際規格を受け入れ、イギリス・ドイツ・イタリアなど近隣国と同じくFIA公認シリーズとなった。マシンはミゲール製シャーシにルノー製2.0リッターエンジンを搭載するワンメイク。
イギリス(BRDC F4)
イギリスではブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ (BRDC) の主催で、2013年よりBRDC Formula 4 (BRDC F4) の名称でレースが行われた。
元々は2006年より同国の750 Motor Clubが主催していたレースが前身。2013年にBRDCとモータースポーツ・ビジョン (MSV) が主催を引き継ぎ、Ralph Firman Racing(RFR)[1]が製造するシャシーに2リッターエンジンを搭載したワンメイクレースである。
2015年にFIA-F4公認シリーズのMSAフォーミュラ(後述)がスタートすると、2016年3月、BRDC F4はBRDC イギリスF3選手権 (BRDC British Formula 3 Championship) として再出発することになった[2]。タトゥース製MSV F4-016シャーシにコスワース製2リッターエンジンを搭載し、F4とF3・GP3の間のギャップを埋める位置付けになる。これにより、MSAフォーミュラが2016年シーズンから「イギリスF4選手権」を名乗ることになった。
なお、伝統のイギリスF3選手権は2014年末にヨーロッパF3選手権へ統合されており、BRDC イギリスF3はその系統ではない。
カナダ(CASC F4)
カナダではパイプフレームシャーシにオートバイの750ccエンジンを搭載するローカルマシンをフォーミュラ4と呼んでいる。カナダ自動車スポーツクラブ(Canadian Auto Sport Clubs)のオンタリオ支部(CASC-OR)が運営するロードレースシリーズでF4クラスが走行する[3]。
南米

2014年にフォーミュラ4スダメリカーナ (Fórmula 4 Sudamericana) がスタート。ウルグアイを中心に、ブラジル・アルゼンチンを転戦した。マシンは2010-2011年にブラジルで開催されたフォーミュラ・フューチャー・フィアット (Formula Future Fiat) と同じく、シグナテック製ワンメイクシャーシにフィアット製1.8リッターエンジンというパッケージを使用した。
2016年まで3シーズン続いたあと4年目の2017年は開催されず、2018年よりフォーミュラ・アカデミー・スダメリカーナ (Fórmula Academy Sudamericana) と改称して、ブラジルを中心に再スタートした[4]。
FIA-F4
国際自動車連盟 (FIA) 制定によるフォーミュラ4(通称:FIA-F4)は、FIAシングルシーター委員会会長(当時)のゲルハルト・ベルガーが主導するジュニアフォーミュラ再編プログラムの一環として、カートとF3の間をつなぐ新たな入門カテゴリとして設立され[5]、2013年3月6日の世界モータースポーツ評議会で承認された[6]。
2014年にイタリアシリーズ[7]が開幕したのを皮切りに、2015年より世界各国・各地域において選手権がスタートした。FIAの基準に従い行われるF4シリーズについては「Certified by FIA」の認可が与えられ[8]、原則として国ごとのモータースポーツ統括団体 (ASN) の主催で開催される。
レースはワンメイクで開催されるが、各選手権ごとにシャシーとエンジンの銘柄を選択できることが特徴となっている。参入するシャシーコンストラクター・エンジンメーカーは登録制となっている。
2016年に導入されたスーパーライセンスポイント制度では、各国の国内F3選手権よりも配点が高く設定されている。
おもなレギュレーション
- シャーシ・エンジンは各選手権ごとにFIAから許諾を得たワンメイクとする。同程度の性能になるようFIAのホモロゲーションによって調整が行われる。
- シャシーはカーボンモノコック製で、F3と同等レベルの安全性を有する。
- エンジンは140〜160馬力程度。排気量や過給・非過給の選択は自由。年間10,000kmをオーバーホールなしで走ることが出来る仕様とする。
- イコールコンディション確保ため、パーツのほとんどは指定制とする。
- 参戦費用を抑えるため厳しいコストキャップが設定される。シャシー販売価格は38,000ユーロ(5,320,000円)以下、エンジンの1年間の費用は7,500ユーロ(1,050,000円)以下[9]。
- ドライバーの年齢は15歳以上。
- レーススケジュールやポイントシステム等を「FIAヨーロッパF3選手権に準じたものとする」よう推奨している。
- レースは距離にして60km、もしくは30分以内。
公認モデル
- エンジン
-
タトゥース・F4-T014
-
ミゲール・M14-F4
-
童夢・F110
-
クロフォード・F4-16
世界各国・各地域のFIA-F4
FIA公認選手権
開催年 | シリーズ | 国/地域 | シャシー | エンジン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|
2014 - 現在 | イタリアF4選手権 | イタリア | タトゥース・F4-T014 (2014 - 2021) タトゥース・F4-T421 (2022 - ) |
アバルト・414TF 1.4 L ターボ | ピレリ |
フォーミュラ・アバルトから再編。WSK Promotionが運営する。 | |||||
2015 - 現在 | FIA-F4選手権 | 日本 | 童夢・F110 (2015 - 2023) 東レ・カーボンマジック・MCS4-24 (2024 - ) |
トムス・TZR42 2.0 L トムス・TMA43 2.0 L |
ダンロップ |
SUPER GTと併催。GTアソシエイションが運営する。 | |||||
イギリスF4選手権 | イギリス | ミゲール・M14-F4 (2015 – 2021) タトゥース・F4-T421 (2022 - ) |
フォード・エコブースト 1.6 L (2015 – 2021) アバルト・414TF 1.4 L ターボ (2022 - ) |
ハンコック | |
イギリス・フォーミュラ・フォード選手権から再編(初年度はMSA Formula)。 イギリスツーリングカー選手権 (BTCC) と併催。 | |||||
中国F4選手権 | 中国 | ミゲール・M14-F4 (2015 - 2023) ミゲール・M21-F4 (2024 - ) |
ジーリー・G-Power JLD-4G20 2.0 L | クムホ | |
チャイナ・フォーミュラグランプリ(CFGP) の主催団体が運営。 | |||||
NACAM F4選手権 | メキシコ | ミゲール・M14-F4 (2015 - 2023) タトゥース・F4-T421 (2024 - ) |
フォード・エコブースト 1.6 L (2015 – 2023) アバルト・414TF 1.4 L ターボ (2024 - ) |
ピレリ | |
シーズン開幕戦はF1メキシコGPと併催。Road to Indyスカラシップ選考と提携している[17]。 | |||||
オーストラリアF4選手権 | オーストラリア | ミゲール・M14-F4 (2015 - 2019) タトゥース・F4-T421 (2024 - ) |
フォード・エコブースト 1.6 L (2015 – 2019) アバルト・414TF 1.4 L ターボ (2024 - ) |
ハンコック (2015 - 2019) ジティ (2024 - ) | |
オーストラリア・モータースポーツ(CAMS)が運営。スーパーカー選手権と併催。 参加台数不足が続き、2019年一杯で終了[18]。 | |||||
2016 - 現在 | スペインF4選手権 | スペイン | タトゥース・F4-T014 (2016 - 2021) タトゥース・F4-T421 (2022 - ) |
アバルト・414TF 1.4 L ターボ | ハンコック |
コイラネンGPが運営。 | |||||
アメリカF4選手権 | アメリカ合衆国 | クロフォード・F4-16 (2016 - 2023) リジェ・JS F422 (2024 - ) |
ホンダ・K20C2 2.0 L ターボ (2016 - 2023) リジェ・ストーム 1.65 L (2024 - ) |
ハンコック | |
SCCAプロレーシングが運営。 クロフォード・コンポジット製シャーシにHPD製エンジンを搭載[19]。 | |||||
東南アジアF4選手権 | 東南アジア | ミゲール・M14-F4 (2016 – 2019) タトゥース・F4-T421 (2023 - ) |
ルノー・F4R 2.0 L ターボ (2016 – 2019) アバルト・414TF 1.4 L ターボ (2023) |
ハンコック | |
東南アジア地域対象。 | |||||
UAE F4選手権 | アラブ首長国連邦 | タトゥース・F4-T014 (2016 - 2021) タトゥース・F4-T421 (2022 - ) |
アバルト・414TF 1.4 L ターボ | ハンコック | |
Automobile & Touring Club of the United Arab Emirates主催、AUHモータースポーツ運営。 ヤス・マリーナ・サーキットとドバイ・オートドロームで開催。 | |||||
2017 - 2023 | デンマークF4選手権 | デンマーク | ミゲール・M14-F4 (2017 – 2023) | ルノー・F4R 2.0 L ターボ (2017 – 2023) | ピレリ |
DASU主催。フォーミュラ5(旧フォーミュラ・フォード)と混走。 デンマーク・サンダースポーツ選手権、デンマーク耐久選手権と併催。 | |||||
2018 - 現在 | フランスF4選手権 | フランス | ミゲール・M14-F4 (2018 – 2021) ミゲール・M21-F4 (2022 – ) |
ルノー・F4R 2.0 L ターボ (2018 – 2019) ルノー・HR13 1.3 L ターボ (2020 – 2021) アルピーヌ (2022 - ) |
クムホ |
FFSAアカデミー主催。2018年よりFIA-F4規定で開催。 | |||||
2022 - 現在 | ブラジルF4選手権 | ブラジル | タトゥース・F4-T421 (2022 - ) | アバルト・414TF 1.4 L ターボ | ハンコック |
ブラジル自動車レース連盟とストックカー・プロシリーズのプロモーターVicarが主催。 |
FIA-F4規格のシリーズ
シリーズ | 開催年 | 国/地域 | シャシー | エンジン | タイヤ | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
フォーミュラ・アカデミー・フィンランド (Formula Academy Finland) |
2018〜 | ![]() |
タトゥース・F4-T104 | アバルト1.4Lターボ | ハンコック | [2] |
コイラネンGPが運営。2020年よりフォーミュラ・オープン・フィンランドに編入される。 | ||||||
フォーミュラ・プロ・アメリカ西選手権 (Formula Pro USA Western Championships) |
2018〜 | ![]() |
リジェ・JS-F4 | ホンダ2.0L | ハンコック | [3] |
アメリカF4選手権と同じくSCCAプロレーシング (SCCA Pro Racing) が運営(マシンパッケージも同等)。西海岸地域で開催。 |
各選手権の歴代勝者
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
脚注
- ^ 代表のラルフ・ファーマン・シニアは元々ヴァン・ディーメンの創業者で、元F1ドライバーのラルフ・ファーマンの父親。
- ^ BRDC British F3 2016 season preview Formula Scout(26 March,2016)
- ^ About F4 Canada F4 Canada
- ^ “F4 Sudamericana relaunched as Brazil-based championship”. Formula Scout (2018年4月30日). 2020年4月21日閲覧。
- ^ "ベルガー、F3の改革とF4カテゴリー創設を提唱". レスポンス. (2012年8月17日) 2016年1月23日閲覧。
- ^ FIA reveals Formula 4 plan - AUTOSPORT・2013年3月21日
- ^ 笹原右京、代役出場のイタリアFIA-F4で優勝 - オートスポーツ・2014年6月9日
- ^ http://www.fia.com/sites/default/files/basicpage/file/FIIII_plaquette_full_formula4.pdf
- ^ 税別、2014年8月の為替レートで換算。
- ^ F.4ITALY_TATUUS2014.pdf
- ^ FORMULE 4 Mygale - concepteur et constructeur de voitures de course
- ^ FIA-F4 2015年 レース車両解説 TOYOTA GAZOO Racing
- ^ Ligier JS F4 Ligier Automotive
- ^ FIA フォーミュラ4 パワード・バイ・アバルト|アバルトの歴史を刻んだモデル No.032 SCORPION MAGAZINE(2018年8月7日)
- ^ About British F4 Ford Motor Company
- ^ Geely to provide engines to Formula 4 Autoblog(Sep 16th 2014)
- ^ Mazda Road to Indy USF2000 $200K Scholarship Shootout details announced Racer.com(October 9,2018)
- ^ Australian Formula 4 to be axed after 2019 motorsport.com(Sep 4,2019)
- ^ [1] autosport web(2015年9月18日)
参考項目
- フォーミュラ・コリア - ウエスト社製F4シャシーを転用してスタートした韓国のトップフォーミュラ。
外部リンク
日本
- 日本F4協会
- F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP
- DUNLOP MOTORSPORT(レースリザルト)
- FIA-F4 JAPANESE - YouTubeチャンネル
海外
- FIA-F4ガイダンス - 国際自動車連盟 (PDF)
- フランスF4公式サイト
1940年代 | 1950年代 | 1960年代 | 1970年代 | 1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | 2020年代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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F4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/30 22:59 UTC 版)
1995年にウエストレーシングカーズによって企画製作された小型レーシングニーラーTOMBOYによるワンメイクレースに端を発する、日本独自の規格「F4」マシンで競われる。 現在はTOMBOY以外にも、新作のマシンも複数出場している。 このクラスから入門し、F1、F2へのステップアップする選手も多い。 エンジンは2サイクル100ccまで、または4サイクル150ccまでの自然吸気形式で、主にモトクロスバイクのエンジンが搭載されている。 ホイール・タイヤはレーシングカート用を履く。 車体のサイズは、全長2,400mm以下、全幅1,300mm以下、全高550mm以下とされる。
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