F-5G(F-20)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:36 UTC 版)
「F-5 (戦闘機)」の記事における「F-5G(F-20)」の解説
F-5のエンジンをJ85の双発から、F/A-18 ホーネット向けの新型エンジンであるF404 ターボファンエンジンの単発に変更し、電子機器を近代化した機体。台湾がF-16の導入を検討した際にF-16/79(F-16 ファイティング・ファルコンのデチューン型、いわゆる「モンキーモデル」)とともに提案されたが、台湾の要求能力を満たしていないとされたことや、アメリカ合衆国による台湾への兵器輸出禁止(実際は自粛に近かった)を理由に不採用となった。その後、台湾はF-16などをベースに、国産戦闘機(ただしエンジンはアメリカ企業製)の経国を開発した。同国と対立する中国を刺激しないよう、あえて新形式とせずF-5の派生型としての命名であったが、台湾への輸出を断念した時点で新形式のF-20と改名した。
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