ジベンジリデンソルビトール
EC-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:17 UTC 版)
C-1量産機の021号機に妨害(ECM)用のJ/ALQ-5電波妨害装置(後にJ/ALQ-5改)を搭載して、空自の航空電子戦要員の育成のためのECM訓練用電子戦機に改造した機体。 機首と胴体後部に大型のアンテナフェアリング、胴体側面にも左右2つずつに小型アンテナフェアリングを設置し、周囲に対して妨害電波を発信する。胴体の前方下部にチャフポッドを設置することも可能である。 1978年(昭和53年)にECM装置の基本設計を開始、1979年10月7日より試作に着手。1980年11月13日にC-1に装置を装着するための設計を開始、1985年4月から1986年3月31日にかけて実用試験を実施し、同年6月27日に部隊使用承認を取得。 J/ALQ-5の能力向上のための開発が2002年(平成14年)度から2009年(平成21年)度までに行われ、2011年(平成23年)度からJ/ALQ-5改の運用が開始された。 航空戦術教導団電子作戦群(入間基地)に配備。1機のみ。スペック等は公開されていない。 EC-1 正面から見たEC-1
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