Dxとは? わかりやすく解説

DX

別表記:ディーエックス

「DX」とは・「DX」の意味

DXとは、デジタル化で生活やビジネス変化していくことを意味している。特に日本においてはビジネス用語として頻繁に使われることが多くなっている。このワードは、注目されている言葉1つと言える。例として、経済産業省は、DXに役立つ手引きなどを用いてDXの推進呼びかけている。DXの導入検討している企業年々増加している傾向だ。ある調査によると、57.3%の企業がDXの推進検討着手済みというデータがある。

なぜ、このように社会においてDXが必要とされているのだろうか消費者ニーズ変化などといったビジネス環境の変化に、対応できるからだ。商品サービス購入する際、実店舗よりオンライン購入する消費者増えた総務省調査によると、2020年10月ネットショッピング利用率は50.9%だ。また、アプリなどを利用したサブスクリプションサービスの展開も行われている。したがってネット頻繁に利用する消費者ニーズにさらに応える必要がある。そのためには、DXが欠かせないと言える

また、DXは、インターネット通したグローバルなマーケティング可能にする。これは、ビジネスチャンス広がることにつながるので、企業収益向上も見込める例えば、ユニクロはDXを通じてグローバルマーケティング行なっている。中国においてSNSWeChatWeibo情報発信を使うことで、顧客獲得した

「DX」の読み方

DXの読み方ディーエックスである。DXは、Digital Transformationから頭文字取った言葉だ。しかし、この言葉頭文字単純に並べ場合dtという組み合わせになる。したがって誤りでないかと考える方もいるのではないだろうか。だが、DXの綴り間違っていないと言える。なぜなら、英語圏において接頭辞Transをxと書文化があるからだ。デジタルトランスフォーメーションdt訳しても意味は全く通じない。この言葉略して使用する際は、注意して利用するようにしよう。

「DX」の語源・由来

DXの由来は、教授エリック・ストルターマンによって提唱され内容である。エリック主張は、デジタル技術発達によって人々の生活改善するといった内容だ。このワードについて、はじめ学問的な用語として利用されるケースがほとんどだった。だが、次第に、ビジネス用語として認識されるようになったビジネス世界にIT機器ソーシャルメディア取り入れられるようになったからだ。

「DX」の熟語・言い回し

DX2.0とは


DXには、4つ変化形態が存在している。DX2.0は、第2段階のデジタライゼーションのことを指している。この言葉の意味は、デジタル技術によって、サービスなどの付加価値高めることだ。また、新たな価値生み出す場合にも使われるタブレットスマホ導入は、デジタライゼーション1つであると言えるデジタル端末利用することで、勤務場所にとらわれず仕事進めることができるようになる。そして、収益を得るための方法なども新たに作り出せる。ビジネスとしての競争力高めることにつながる。

例えテレビラジオ広告その1つだ。デジタル化が進む前、利用者職業視聴履歴応じた広告組み替えは、困難だった難しかったことに出稿した広告効果確認する効果測定挙げられる。しかし、のちに、Webサイトへの流入数ABテストなどの効果測定可能になる効果的な広告配信できるようになったので、より注目をもってもらえるようになった

対して、DX1.0という言葉は、DX2.0の1つ前のステップ意味している。単なるデジタル化であるデジタイゼーションのことを表した言葉だ。デジタイゼーションは、業務プロセス効率化コスト削減などを目的として行われる。なお、DXを進めていくうえで必ずしもDX1.0から順番進めていく必要はない。

DX事例とは


DX事例とは、DXに関する積極的な取り組み例のことを意味する。特に企業担当者などは、DX事例参考にすることで、得られる知識がたくさんある。今回は、企業に関するDX事例詳しく紹介していく。

1つ目は、ニチガスの名前で親しまれている日本瓦斯株式会社である。ニチガスは、東京都渋谷区本社を置く総合エネルギー企業だ。オンラインガスメーターのスペースやクラウドシステム宇宙船開発したニチガスのDXについて他と違うのは、競争のために行われていないことである。競合他社異業種企業積極的に問題解決取り組む姿勢見せている。そして、経済産業省などが選定しているDX銘柄2022グランプリ企業選ばれた。この賞は、DX推進仕組み構築したり、実績残したりする企業贈られるものだ。

他にも、がん領域医薬品国内シェア1位を誇る中外製薬株式会社選定されている。この会社でも、積極的にDX化が実施されている。DX推進デジタル戦略推進部を社内作ったことは取り組み1つだ。

また、味の素株式会社は、食を基盤としたDXに挑戦している。レシピサイトAJINOMOTO PARKは、AI活用した献立提供している。メニューについて自分考えなければならないイメージ浮かべるのではないだろうか。しかしこのサイト利用することで、面倒な献立考え必要がない味の素は、デジタル技術利用することで、顧客体験大幅に変更することに成功した

「DX」の類語・対義語

DXに似た意味を持つ言葉は、たくさん存在している。しかし、ニュアンス微妙に異な場合もあるので、注意必要だ。ここでは、デジタルトランスフォーメーションに関する類語3つ分けて説明した

IT化


IT化とはIT技術活用することで、業務効率化を行うことである。DXとIT化は、情報技術関連する言葉であることから、同じようイメージ持ちやすいだろう。DXは、IT化によって人やものをより便利にしていく変化改革のことである。したがってIT化について、あくまでDXの手段という認識正しい。DXは、IT化先にある目的であると考えられている。

デジタル社会


デジタル社会とは、デジタル化されたものやサービスにより成り立つ社会のことである。この社会作るために、デジタルビジネスデザイナーなどの人材が必要とされている。

ICT


ICTは、Information and Communication Technologyの略称である。日本語訳は、情報通信技術だ。デジタル化された情報通信技術意味している。ICT活用した例について多くケース実際目にすることが可能である。例えば、オンライン診療その1つだ。自宅外出先から診察できるため、診療を受けやすくなるのがメリットである。離島などの医療過疎地域でも大活躍するだろう。患者待ち時間不要になることも魅力だ。小さい子どもがいる方や具合が悪い方にとって病院待ち時間苦痛であることが多い。自分順番が来るまで長いので、子どもが騒ぐと悩んでいるのではないだろうか。そのようなときにはピッタリと言える診療手段だ。

テレワークICT利用した例である。自宅就業場所とする在宅勤務飛行機の中で行うモバイルワークなどが含まれている。他にもリゾート楽しめる地域仕事するワーケーションテレワークである。場所の制約がないので、多様な人材雇用可能になるのは、長所である。また、コスト削減できることも便利な点だ。東京都オフィスに関する平均賃料は、広さにもよるが20000前後である。これに加えて電気代などの光熱費通信費がかかる場合もある。完全リモートワーク会社にしてしまうことで、オフィスに関する金額がかからなくなる。実際ICT活用によってオフィスがない会社いくつか存在している。

DXについて、先進的な言葉イメージ持っている方が多いのではないだろうか。DXの対義語は、以下の通りである。

アナログ


情報について連続的なデータとして扱うことを意味する。DXで触れられるデジタルとアナログ違い1つ伝達方法である。デジタルの場合コンピュータ利用して行われる一方でアナログのとき、郵便宅配などといった物理的な方法用いられる。なお、社内業務アナログケースだと、規律違反コンプライアンス抵触してしまう恐れがある

ディー‐エックス【DX】

読み方:でぃーえっくす

deluxeデラックス


ディー‐エックス【DX】


デジタルトランスフォーメーション(DX)

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは? デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、2004年スウェーデンにあるウメオ大学エリック・ストルターマン教授提唱した進化し続けデジタル技術使い人々暮らし豊かにすること」という概念です。経済産業省では「将来成長競争力強化のために、新たなデジタル技術活用して新たなビジネス・モデル創出柔軟に改変する」と定義してます。レガシーシステム放置されることによる経済的な損失2025年の崖」や、近年IT化によるビジネス競争の激化といった背景から、注目集めてます。 企業持続的に成長するために必要不可欠なデジタルトランスフォーメーションですが、日本欧米企業比べて対応が遅れているのが現状です。デジタルトランスフォーメーションそのものへの理解不足やDX人材の不足など、さまざまな課題立ち向かい国内外成功事例参考しながらプロジェクト取り組んでいくことが求められます。

デジタルトランスフォーメーション

別名:デジタル変革,DX
【英】digital transformation

デジタルトランスフォーメーションとは、情報技術普及浸透による「社会デジタル化」がもたらす組織社会変革を指す言葉である。ITが世の中よりよい・より望ましい方向へ導くという考え方根底にある。

NEC2017年11月打ったプレスリリースでは、同社がデジタルトランスフォーメーションを「実世界出来事デジタル化してサイバー世界取り込み、人・モノ・コトをつなげて新し価値生み出し、生活やビジネスより良く変えていくこと」と定義していることがうかがえるAIIoTクラウドコンピューティング等々昨今ICT分野注目されているあらゆるキーワードがデジタルトランスフォーメーションの実現寄与する要素として含まれ得る。


参照リンク
NECプレスリリース 2017年11月8日
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ダットサンサニー B10型

初代サニー発表に際して大衆車時代を飾るにふさわしい大々的車名公募キャンペーン行なった。こうして昭和41年誕生したサニー当初2ドアセダンのみのボディタイプで、グレードデラックススタンダードのみというシンプルなのだった
サニー発売以来5か月で3台を上回る販売実績記録し、「マイカー元年」として本格的な大衆車市場中心占めることになる。
以後ユーザー嗜好に応じてモデルチェンジバリエーション追加行い昭和42年には4ドア車4段フロアシフトスポーツ車、トルコン付き追加し43年にはファストバックスタイルで、カーブドガラスを採用したサニークーペを発表した

保管場所:日産自動車(株)宣伝部 (〒104-8023 東京都中央区銀座6-17-1)

製作(製造)年:1966

製作者(社):日産自動車株式会社

資料種類:量産品

現状:保存非公開

車名 / 製作
車名:ダットサン サニー(DX)

モデル名:B10型

会社名:日産自動車(株)

製作年:1966

車種用途:乗用車

実車所在/模型:日産自動車座間

型式 / 重量
スタイル:セダン

ドア:2ドア

乗員:5名

車両重量:645kg

車体 / 寸法
バンパー:スチール

ステップ:なし

全長:3,820mm

全幅:1,445mm

全高:1,345mm

タイヤサイズ:5.50-12-4PR

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
前軸:ウィッシュボーンボールジョイント式

後軸:浮動

軸距:2,280mm

トレッド×後トレッド:1190×1180mm

車高調整:なし

ステアリング:ボールナット

ダンパー:前後複動筒型

スタビライザー:なし

走行安定装置:なし

機関 / 寸法 /
出力
原動機:10

冷却/気筒配列:水冷/直4

機構:OHV

気化器:横向可変ベンチュリ

内程×行程:73×59mm

排気量:988cc

最高出力/回転数:56ps/6000rpm

最大トルク/回転数:7.7kgm/3600rpm

過給機:なし

可変システム:なし

燃料タンク容量:35L

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:3速コラム

駆動方式:FR

性能
モード燃費:-

参考文献:1)『日産自動車社史(1964-1973)』日産自動車1975年 2)『日本名車100台』立風書房

その他事項:ブレーキ:前ツーリーディング式、後リーディングトレーリング式;手ブレーキ:機械式二輪制動;最終減速:4.111;最高速度:135km/h;


プリンススカイラインALSID-1型

1957年4月発売され初代スカイライン小型車寸法枠内欧米大型車劣らない性能意図して作られた。
車高の低い安定感のあるスタイルで、ボディカラー当時常識破ったツートン標準にした。
サスペンションは前ダブル・ウイッシュボーン+コイル、後ドディオンアクスル+リーフという凝ったのだったフレームはバックボーントレー式で剛性向上と低い車高実現コラムシフト採用により、乗車人数は6人。フロントグリルとサイドモールの違いにより、デラックスALSID-1とスタンダードALSIS-1があった。

保管場所:日産自動車(株)座間事業所 (〒228-0012 神奈川県座間市広野台2-5000)

製作(製造)年:1957

製作者(社):プリンス自動車工業株式会社

資料種類:量産品

現状:保存非公開

車名 / 製作
車名:プリンス スカイライン(DX)

モデル名:ALSID-1型

会社名:日産自動車(株)

製作年:1957

型式 / 重量
スタイル:セダン

ドア:4ドア

乗員:6名

車両重量:1310kg

車体 / 寸法
バンパー:スチール

ステップ:なし

全長:4280mm

全幅:1675mm

全高:1535mm

タイヤサイズ:6.40-14-4

車体 / 車軸 /
操縦 / 付属
フレーム:×型

前軸:ウィッシュボーン式

後軸:ド・ディオンアクスルリーフスプリング式

軸距:2535mm

トレッド×後トレッド:1340×1380mm

ステアリング:ウォームアンドローラー式

ダンパー:(前/後)筒型複動式

スタビライザー:トーションバー

走行安定装置:なし

機関 / 寸法 /
出力
原動機:GA30型

冷却/気筒配列:水冷/直4

機構:OHV

気化器:下向通風

内程×行程:75×84mm

排気量:1484cc

点火:キャプレター

最高出力/回転数:60HP/4400rpm

最大トルク/回転数:10.75kgm/3200rpm

燃料タンク容量:40L

ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式:なし

駆動系
変速機:4速コラム

駆動方式:FR

性能
モード燃費:-

参考文献:1)『日産自動車社史(1964-1973)』日産自動車1975年 2)『日本名車100台』立風書房 3)国産自動車諸元表1960

その他事項:シャシー重量:780kg;前照灯:2灯;ワイパー:あり;足ブレーキ:油圧式4輪制動;手ブレーキ:機械式推進制動;最終減速4.625;最高速度:125km/h;


DX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 01:24 UTC 版)

DXDx

略称・略表記

  • 遠距離無線通信(distance, distant) - DXingとも。
  • 診断(diagnose, diagnosis) - 診療録等における表現。多くはDxと表記。
  • デキサメタゾン(Dexamethasone)
  • デジタルエクスペリエンス(digital experience) - デジタル技術の活用で、プロセスや体験を持続的に改善するという仕組み。
  • デジタルトランスフォーメーション(digital transformation)
  • デュプレックスシステム(duplex system) - 冗長化参照。
  • デラックス(deluxe) - 元の商品等より「高性能」「豪華装備」「多機能」な物。DXと略すのは、日本以外にほとんど見られない表現[1]。商品や放送番組などの名称によく使われる。de luxe と間にスペースが入る表記方法もあるが頭文字はDXにならない。
  • ドルインデックス(U.S. Dollar Index)

コード・識別子

固有名詞

企業・団体等の名

作品等の名

商標等

脚注

関連項目


診断

(Dx から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 04:23 UTC 版)

診断の開始。診察の段階。医師はまずは「今日はどうされました?」などと言葉をかけて患者が話し始めるようにしむけ、注意深く耳を傾ける。同時に目もはたらかせて患者の表情の動き、顔色なども観察している。
聴診器で心音や呼吸音を聴いている医師。

医学的診断(いがくてきしんだん、: medical diagnosisDx, Dx, Ds[1])は、医師患者の病状を検査、診察して行う医学医療的判断であり、一般に改善や治療のための示唆・勧告・指示を含む[2]

単に診断(しんだん、: diagnosis)というとやや曖昧で、(エンジニアなどが行う)機械の診断や、企業診断士やコンサルティングファームが行う経営診断なども広く含んでしまうが、「医学的診断」というと医師が患者に関して行うものをはっきりと指している。

概要

診断に必要な情報は、通常、医療を求める人の病歴身体所見から収集される。多くの場合、その過程で医学的検査などの1つ以上の診断手順: diagnostic procedures)も行われる。死後診断英語版は、医学的診断の一種と見なされることもある。

多くの徴候や症状が非特異的であるため、診断は困難な場合が多い。たとえば、皮膚が赤くなること(紅斑)は、それ自体が多くの疾患の徴候であり、医療専門家に何が悪いのかを教えてはくれない。そのため、いくつかの可能性のある説明を比較対照する鑑別診断 (en:英語版を行う必要がある。そのためには、さまざまな情報の相関関係を調べ、それに続いてパターンを認識し、区別することが必要である。時には、症状特徴的英語版な徴候や症状(または症状の1つのグループ)によって、この過程が容易になることもある。

診断というのは難しい行為なので、誤診がある程度の割合生じる。

診断は、医師の診察手順英語版において主要な位置を占めている。統計学の観点から、診断手順には分類テスト英語版が含まれる。

医学的用途

診断手順という意味での診断とは、個人の病態を、治療や予後に関する医学的な決定を可能にするために、個別の区別されたカテゴリーに分類する試みと見なすことができる。その後、診断所見は、しばしば疾患やその他の病態という観点から説明される。(ただし誤診の場合は、個人の実際の疾患や病態は、その個人の診断とは同じとならない)。

診断手順は、医師理学療法士歯科医師足病医英語版検眼医英語版ナースプラクティショナー(上級の看護師)、医療科学者英語版、または医師助手英語版など、さまざまな医療従事者によって行われることがある。この記事では、これらの職種区分のいずれかとして診断医を用いる。

診断手順(およびそれによって得られた所見)は、必ずしも対象となる疾患や病態の病因の解明、すなわち、疾患や病態を引き起こした原因を明らかにするとは限らない。このような解明は、治療を最適化し、予後をさらに特定し、将来の疾患や病態の再発を防ぐのに役立つ可能性がある。

最初の課題は、診断手順の対象となる適応を検出することである。適応は次のとおりである。

  • たとえば、解剖学(人体の構造)、生理学(人体の働き)、病理学(解剖学と生理学から何が問題なのか)、心理学(思考と行動)、人間の恒常性(ホメオスタシス。体のシステムのバランスを保つ機構)などの観点から説明できる、正常とされているものからの逸脱を検出することである。何が正常な状態であるかを知り、それらの基準に照らして患者の現在の病態を測定することは、患者の恒常性に対する特定の逸脱やその程度を判断し、さらなる診断処理の適応を数値化するのに役立つ。
  • 患者からの訴え。
  • 患者が診断医を求めているという事実はそれ自体、診断手順を行うための徴候となりうる。たとえば、医師の診察では、患者が何らかの訴えを始める前でも、待合室から診察室までの患者の歩行を観察することで、医師はすでに診断処理の実行を始めている場合がある。

すでに進行中の診断手順の間にも、別の潜在的に併存する疾患や病態に対して、別の個別の診断手順を行うよう指示することがある。これは、核磁気共鳴画像法などの放射線検査や、進行中の診断に関連しない血液検査を含む血液検査パネルなどの包括的な検査で起こりうるもので、目的の要因とは無関係の徴候が偶発的に発見された結果として行われることがある。

診断手順

現代の医療では血液検査は強力な手法であり、医師は血液検査から非常に多くの情報を得る。血液検査の数値だけでおおむね診断がついてしまう場合もある。医師がどの項目の検査を行うか指定でき、「腫瘍マーカー」というものもあり、さらに細分化してどのマーカーの値が高くなっているかでどこの部位に癌が生じているかも、血液検査で判る[3]。この写真は血液検査の装置。その操作は臨床検査技師のしごと。
X線撮影について多くの情報をもたらす。たとえば骨折の有無や部位の特定などには非常に役立つ。

一般的には診断手順は次のような構成であり、利用可能なさまざまな方法が含まれている。

  • すでに与えられた情報をさらにデータ収集で補完する。これには、病歴の聞き取り(患者に近い別の人からする可能性もある)、身体所見、さまざまな診断検査英語版などが含まれることがある。
    診断検査は、疾患の診断または発見を助けるために行われる、あらゆる種類の医学的検査英語版である。

診断検査はまた、疾患が確定した人の予後情報を提供するために使用されることもある[4]

  • 回答、検査所見、その他の結果を処理する。他の医療機関や、その分野の専門家へ相談することもある。

鑑別診断の実施や、医学的アルゴリズム英語版に従うなど、診断手順には多くの方法や技術がある[5]:198。実際には、診断手順には複数の方法の構成要素が含まれることがある[5]:204

鑑別診断

鑑別診断の方法は、徴候や症状を引き起こす可能性のある疾患や病態の候補をできるだけ多く見つけ、その後、さらなる医学的検査やその他の処理によって候補を消去、あるいは候補を多かれ少なかれ可能性のあるものにする過程が続き、可能性のある疾患や病態が1つに絞られる段階に到ることを目指している。最終結果は、考えられる病態を確率または重大度の大きさで順位付けしたリストとして残されることもある。このようなリストは、多くの場合、コンピュータ補助診断システムによって生成される[6]

この方法で得た診断所見は、多かれ少なかれ、除外診断英語版と見なすことができる。たとえ、可能性のある疾患や病態を1つももたらさなかったとしても、少なくとも切迫した生命を脅かす病態を除外することは可能である。

診断医が現在の病態を確認していない限り、診断を確定または反証するだけでなく、患者の状態を記録し病歴を最新に保つために、医用画像などのさらなる医学的検査が実行または予定される。

この過程で予期しない所見が得られた場合、当初の仮説が除外される可能性があり、診断医は他の仮説を検討する必要がある。

パターン認識

パターン認識法では、診断医は、経験を使用して臨床的特徴のパターンを認識する[5]:198,[7]。これは主に、特定の症状や徴候が特定の疾患や病態に関連していることに基づいており、必ずしも鑑別診断に含まれる「より認知的な処理」を伴うものではない。

この方法は、疾患が「明らか」な場合に主に用いられる方法であり、あるいは診断医の経験により疾患を迅速に認識できる場合がある。理論的には、実際の疾患が何であるかがはっきりしなくても、特定の徴候や症状のパターンを特定の治療法に直接関連付けることができるが、そのような妥協は、実際には別の治療法がある診断を見逃すという相当なリスクを伴うので、診断ができない場合に限定されるかもしれない。

診断基準

診断基準(しんだんきじゅん、: diagnostic criteria)とは、臨床医が正しい診断を決定するために用いる、徴候と症状、検査結果による特定の組み合わせのことである。

診断基準のいくつかの例として、臨床症例定義英語版とも呼ばれるものがある。

臨床判断支援システム

臨床判断支援システム英語版: clinical decision support systems)は、医療従事者の意思決定作業を支援するために設計された対話型のコンピュータープログラムである。臨床医はソフトウェアと対話し、臨床医の知識とソフトウェアの両方を活用して、人間やソフトウェアが単独で行うよりも優れた患者データの分析を行う。通常、システムは臨床医が確認するための提案を行い、臨床医は有用な情報を選択し、誤った提案を削除する[8]。プログラムによっては、心臓モニターの出力を読み取るなど、臨床医に代わってこれを行うものもある。このような自動化された過程は、通常、米国食品医薬品局(FDA)によって「機器(device)」と見なされ、規制当局の承認が必要となる。一方、臨床医を「支援(support)」しても代替はしない臨床判断支援システムは、(1)基礎となるデータを明らかにし、(2)基礎となる論理を明らかにし、(3)臨床医に判断の形成と決定を任せる、というFDAの基準を満たすものは「拡張知能(Augmented Intelligence)」と見なされる。

診断手順のその他の方法

過体重や肥満の評価と治療のための医学的アルゴリズムの例。

診断手順を行う際に使用できるその他の方法を次にあげる。

  • 医学的アルゴリズム英語版の使用
  • 考えられる全ての質問を行い、全データを収集する「網羅的探索法」[5]:198

誤診

診断は難しい行為なので、ある程度の割合で誤診が生じる。

全米アカデミーズによる2015年の報告書によると、ほとんどの人々は生涯で少なくとも1回の誤診断を経験するとされている[9]

誤診断の原因と要因は次のとおりである[10]

  • 疾患の徴候が十分に現れない
  • 特定の疾患が考慮から除外される
  • 診断のある側面が過度に重視されている
  • 他の多くの疾患を示唆した病状を伴う希な疾患である
  • その症状は希にしか現れない

弊害

診断の問題は、医療過誤の支払いの主な原因であり、25年間のデータと350,000件の請求を対象とした調査では、支払い総額の35%を占めている[11]

過剰診断

過剰診断とは、患者の一生の間に症状や死亡を引き起こすことのない「疾患」を診断することである[12]。これは、人々を不必要に患者に変え、経済的浪費(過剰診療)や害を及ぼす可能性のある治療につながる問題である[13]。過剰診断は、ある疾患が正しく診断されたにもかかわらず、その診断が無関係であった場合に起こる。正しい診断でも、その疾患に対する治療法がない、必要がない、あるいは望まれていないため、無関係になるかもしれない[14]

ラグタイム

医学診断を行う場合、ある疾患や病態の診断に至るまでに要する時間の遅れをラグタイム(時間差、lag time)という。ラグタイムの種類は主に次の通りである。

  • 発症から医療受診までのラグタイム: 発症から医療提供者英語版を訪問するまでの時間[15]
  • 初診から診断までのラグタイム: 最初の受診から診断までの時間[15]
    • X線写真の読影の遅れによるラグタイムは、医療提供における主要な課題されている。米国保健福祉省の報告で伝えられたところによると、患者が退院する前に緊急救命室の医師がX線の査読を行えることはめったにないとのことである[16]

長いラグタイムは、しばしば「診断に至る旅(diagnostic odyssey)」と呼ばれる。

歴史

医学的診断の最初の記録された例は、古代エジプトにおけるイムホテプ(紀元前2630-2611)の著書に見られる(エドウィン・スミス・パピルス[17]。また、バビロニアの医学書、エサギル・キン・アプリ英語版fl.紀元前1069-1046年)が著した『診断書(Diagnostic Handbook)』では、病気や疾患の診断に経験主義論理主義合理主義を用いることが導入された[18]中国伝統医学では、『黄帝内経Yellow Emperor's Inner Canon, or Huangdi Neijing)』に記載されているように、検査、聴診-嗅覚、問診、触診 (en:英語版という4つの診断方法を規定した[19]。古代ギリシアの医者であるヒポクラテスは、診断を下すために、患者の尿を味見し、汗の匂いを嗅いだことが知られている[20]

用語

医学的診断、あるいは診断を行う実際の過程は、認知的な過程である。臨床医は、いくつかの情報源を使用し、パズルの断片を組み合わせて、診断所見を形成する。初診時の診断所見は、特定の疾患や病態ではなく、疾患の分類を表す広義語にすることもある。最初の診断所見の後、臨床医は追跡検査や処置を行い、最初の診断を支持または否定するためにより多くのデータを得、より具体的な水準に診断を絞り込もうとする。このように、診断手順は、臨床医が診断の可能性を絞るために使用する特殊な道具である。

diagnosis(診断)の複数形は diagnoses である。動詞は diagnose で、診断する人を diagnostician(診断医)と呼ぶ。

語源

diagnosis [d.əɡˈnsɪs] という語は、ラテン語diagnōsis を介し、古代ギリシャ語の διάγνωσις (diágnōsis) から、διαγιγνώσκειν (diagignṓskein) に由来し、「見分ける、区別する」という意味である[21]

社会と文化

社会的背景

診断にはさまざまな形態がある[22]。それは、疾患、病変、機能障害、または能力低下に名前を付けることかもしれない。それは、管理上の命名または予後の命名の演習かもしれない。それは、連続した異常の度合いを示すこともあれば、分類された異常の種類を示す場合もある。それは、患者や医師に対する権力、倫理、金銭的インセンティブなど、医療以外の要因に影響される。それは、簡潔な要約でもよく、物語や比喩の形をとった広範な定式化であってもよい。それは、支払い、処方、通知、情報、助言の引き金となるコンピュータコードなどの通信手段かもしれない。それは、病原体的または健康生成論的であるかもしれない。一般的に、それは不確実で暫定的なものである。

医療提供者は、診断所見に基づき、治療や追跡検査を含む管理計画を提案することができる。この時点から、医療提供者は患者の病態を治療するだけでなく、病因、進行、予後、その他の結果、可能な治療法について患者を教育し、健康を維持するための助言を提供することができる。

提案される治療計画は、特定の病気の治療に関して医療現場から提供される医療ガイドラインに基づき、治療および(必要に応じて)状態や治療の進行を監視するためのフォローアップ診察や検査を含む。

関連情報を、患者の医療記録に追加する必要がある。

通常は効果がある治療に反応しない場合、診断の見直しが必要であることを示す可能性がある。

ナンシー・マックウィリアムズ英語版は、診断が必要な5つの理由をあげている。

  • 治療計画のため
  • 予後に関連する情報を含むため
  • 患者の利益を保護するため
  • 診断があれば、療法士が患者に共感するため
  • 一部の恐怖心を持つ患者が治療を拒否する可能性を減らすため[23]

問題指向型診断

各種検査値の正常/異常に囚われ、ひいては患者のクオリティ・オブ・ライフよりも「検査値の正常化」を優先して治療しているのではないかという批判が投げかけられるようになったことに対する反省として、現在では問題指向型(Problem-oriented:PO)臨床診断が各大学・教育病院で広められつつある。これは1968年に米国の医師ウィードによって提唱されたもので、まず何よりも患者の訴えを最も重要な情報として扱う[24]

S(Subjective):患者の訴え(ただし、文字通りに受け取ってはならない)。
O(Objective):他覚的所見。まず五感を駆使して患者の状態を捉え、さらに各種検査の結果も入る。
A(Assessment):上記に対する医療者の解釈。
P(Plan):Aに基づき、今後なすべきこと。

SとOは医療者の主観を交えずに書かなければならない。

この方法の長所は、

  1. 診療録を書くことを通して患者の問題を洗い出すことが出来る。
  2. 何が一番の問題かが分かり、優先すべき治療が分かる。
  3. ほかの医療者とも情報・判断を共有しやすい。

という点にある。

臨床決断分析

これまでは、ある疾患に対して唯一最良の医療的介入(検査や治療)手段が存在すると言う意識が医療者の間にはあり、従って治療手段決定まで含めた判断プロセスを「診断」とする暗黙の了解があった。そこではシャーロック・ホームズの推理法が成立する。

しかし、根拠に基づく医療が示すのもあくまで確率論的な数字でしかない。診断がつかないうちに治療を始めなければならない緊急事態も存在する。さらにそのような切迫した状況で、延命治療を希望するか拒否するかと言う患者の価値観も重視しなければならなくなって来ている。

こうした不確定要素が多々ある中で、価値判断の方法論を確立すべくHunickとGlasziouが提唱しているのがPROACTIVEモデルである[25]。ここでは医療資源の問題から患者の価値観まであらゆる要素を考慮に入れ、確率論で数値化・自動化できる計算はコンピュータに任せ、最終的な価値判断を行う。

種類

診断には次にあげる亜類型がある。

臨床診断
診断検査ではなく、医学的な徴候と申告された症状に基づいて行われる診断。
検査診断
患者の身体所見ではなく、(検査室で行われる)検査結果や試験結果に大きく基づく診断。たとえば、感染症の適切な診断には通常、徴候と症状の検査、および臨床検査結果と、関与する病原体の特徴の両方が必要である。
放射線診断
主に医用画像検査の結果に基づく診断。若木骨折英語版は一般的な放射線診断である。
組織診断
生検や臓器全体などの組織の、巨視的、顕微鏡的、および分子検査に基づく診断。たとえば、癌(がん)の確定診断は、病理医による組織検査で行われる。
主診断
患者の主訴 (en:英語版または治療の必要性に最も関連する単一の医学的診断。多くの患者は追加の診断を受けている。
入院時診断
患者が入院した理由として付与された診断。実際の問題や、患者が退院した時に記録される診断である退院時診断とは異なる場合がある[26]
鑑別診断 (en:英語版
徴候、症状、検査所見に関連する可能性のあるすべての診断を特定し、最終的な判断が下されるまで診断を除外する過程。
診断基準
臨床医が正しい診断を決定するために使用する徴候、症状、検査結果の組み合わせを指定したもの。通常、これらは国際的な委員会により発行される基準であり、最先端の技術を用いて最高の感度と特異性英語版を提供し、病態の存在を重視するように設計されている。
出生前診断
出生前に行われる診断作業
除外診断英語版
病歴、診察、検査からその存在を完全に確定することができない医学的状態。したがって、他のすべての合理的な可能性を排除することによって診断される。
二重診断英語版
2つの関連するが別個の医学的状態または併存疾患を診断すること。この用語は、ほとんどの場合、重篤な精神疾患と物質使用障害の診断を指すが、遺伝子検査が普及するにつれて、複数の遺伝性疾患を併発している患者の多くの症例が明らかになった[6]
自己診断英語版
自分自身の健康状態を診断または特定すること。自己診断は非常に一般的である。
遠隔診断英語版
遠隔医療(telemedicine)の一種で、患者と物理的に同じ部屋にいることなく診断すること。
看護診断
看護診断は、生物学的なプロセスに焦点を当てるのではなく、変化への準備や支援を受け入れる意志など、生活の中での状況に対する人々の反応を特定する。
コンピュータ補助診断英語版
症状を伝えることでコンピューターが問題を特定し、患者を最大限に診断することができる[27][6]。集団診断では、症状が見られる体の部位を特定することから始まり、コンピュータがデータベースと照合して対応する疾患を相互参照し、診断を提示する[28]
過剰診断
患者が一生の間に症状や苦痛、死亡を引き起こすことのない「疾患」の診断。
ゴミ箱診断
公式な響きを与えることで患者を安心させるため、医療提供者を効果的に見せるため、あるいは治療の承認を得るためなど、本質的に医学的ではない理由で、患者または医療記録管理につけられる漠然とした、あるいは完全に偽の医学的あるいは精神医学的なラベル付けをいう。
また、この用語は、回腸嚢炎英語版老衰など[要出典]、論争のある、説明が不十分な、乱用された、または分類が疑わしい診断に対する蔑称語として使われたり、身体的空腹に対する正常な反応を反応性低血糖と呼ぶなど、過剰医療となる診断を否定するために使われる。
遡及的診断英語版
歴史上の人物や特定の歴史上の出来事に対して、現代の知識、方法、および疾患分類を用いて病気のラベル付けをすること。

参照項目

  • 診断コード英語版 - 疾患、障害、症状、中毒、薬物や化学物質の有毒作用、けがやその他の理由をグループ化し、識別するためのツール
  • 診断群分類 - 病気の症例をグループに分類するシステム。医療費の評価方法などで用いる。
  • 精神障害の診断と統計マニュアル - 精神障害を分類するための共通言語と標準的な基準
  • 医師と患者の関係英語版 - 医療と医学の実践の中心的な関係
  • 病因 - 疾患や病理の原因や起源を意味するもの
  • 国際疾病分類 (ICD) - 疫学、健康管理、臨床の目的で広く用いられる診断ツール
  • 医学分類英語版 - 診断や処置に関する記述を標準化された統計コードに変換するためのプロセス
  • 診断と治療のメルク・マニュアル英語版- 世界で最も売れている最も古い英語の医学教科書
  • 医療過誤 - 予防可能な治療の悪影響
  • 疾病分類学英語版 - 病気の分類を扱う医学の一分野
  • 看護診断 - 患者の個人・家族・地域社会における実際または潜在的な健康問題や生活過程に対する経験や反応に関する臨床的判断
  • 病態形成英語版 - 疾患や障害が発生する過程
  • 病理学 - 疾患や怪我の原因や影響を研究する学問
  • 着床前遺伝子診断 - 着床前の胚の遺伝子プロファイリング
  • 予後 - 疾患の進展、生活の質、健康問題などの可能性または予測
  • 徴候 - 患者の病気・怪我・状態など、他者が観察または検出可能な体の状態
  • 症状 - 患者自身が異常を知覚している体の状態

一覧

脚注

  1. ^ See List of medical abbreviations: D for variants.
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 【診断】
  3. ^ [1]
  4. ^ Thompson, C. & Dowding, C. (2009) Essential Decision Making and Clinical Judgement for Nurses.
  5. ^ a b c d Langlois, John P. (2002). “Making a Diagnosis”. In Mengel, Mark B.; Holleman, Warren L.; Fields, Scott A.. Fundamentals of Clinical Practice (2nd ed.). New York, N.Y.: Kluwer Academic/Plenum Publishers. ISBN 0-306-46692-9 
  6. ^ a b c Wadhwa, R. R.; Park, D. Y.; Natowicz, M. R. (2018). “The accuracy of computer‐based diagnostic tools for the identification of concurrent genetic disorders”. American Journal of Medical Genetics Part A 176 (12): 2704–09. doi:10.1002/ajmg.a.40651. PMID 30475443. 
  7. ^ Sushkova, Olga; Morozov, Alexei; Gabova, Alexandra; Karabanov, Alexei; Illarioshkin, Sergey (2021). “A Statistical Method for Exploratory Data Analysis Based on 2D and 3D Area under Curve Diagrams: Parkinson's Disease Investigation”. Sensors 21 (14): 4700. Bibcode2021Senso..21.4700S. doi:10.3390/s21144700. PMC 8309570. PMID 34300440. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8309570/. 
  8. ^ Decision support systems. 26 July 2005. 17 Feb. 2009 <http://www.openclinical.org/dss.html>
  9. ^ [[National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine |en:National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine]] 著、Balogh, Erin P、Miller, Bryan T、Ball, John R 編『Improving Diagnosis in Health Care』The National Academies Press、Washington, DC、2015年、S-1頁。doi:10.17226/21794ISBN 978-0-309-37769-0PMID 26803862https://jdc.jefferson.edu/surgerygr/53 
  10. ^ Johnson, P. E.; Duran, A. S.; Hassebrock, F.; Moller, J.; Prietula, M.; Feltovich, P. J.; Swanson, D. B. (1981). “Expertise and Error in Diagnostic Reasoning”. Cognitive Science 5 (3): 235–83. doi:10.1207/s15516709cog0503_3. 
  11. ^ “Diagnostic errors are leading cause of successful malpractice claims”. The Washington Post. (2012年4月30日). オリジナルの2018年12月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181205103506/https://www.washingtonpost.com/national/health-science/diagnostic-errors-are-leading-cause-of-successful-malpractice-claims/2013/04/22/e9194154-ab7d-11e2-b6fd-ba6f5f26d70e_story.html-malpractice-payouts-study 2016年10月31日閲覧。 
  12. ^ What is overdiagnosis?. Institute for Quality and Efficiency in Health Care (IQWiG). (20 April 2017). https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK430655/ 
  13. ^ Coon, Eric; Moyer, Virginia; Schroeder, Alan; Quinonez, Ricardo (2014). “Overdiagnosis: How Our Compulsion for Diagnosis May Be Harming Children”. Pediatrics 134 (5): 1013–23. doi:10.1542/peds.2014-1778. PMID 25287462. https://pediatrics.aappublications.org/content/134/5/1013. 
  14. ^ Gawande, Atul (4 May 2015). “America's Epidemic of Unnecessary Care”. The New Yorker. https://www.newyorker.com/magazine/2015/05/11/overkill-atul-gawande. 
  15. ^ a b Chan, K. W.; Felson, D. T.; Yood, R. A.; Walker, A. M. (1994). “The lag time between onset of symptoms and diagnosis of rheumatoid arthritis”. Arthritis and Rheumatism 37 (6): 814–20. doi:10.1002/art.1780370606. PMID 8003053. 
  16. ^ Office of Health and Human Services: Office of Inspector General (1993年). “Medicare's Reimbursement for Interpretations of Hospital Emergency Room X-Rays”. Department of Health and Human Services Office of Inspector General. 2022年7月10日閲覧。
  17. ^ Edwin Smith Papyrus”. 2015年2月28日閲覧。
  18. ^ H. F. J. Horstmanshoff, Marten Stol, Cornelis Tilburg (2004), Magic and Rationality in Ancient Near Eastern and Graeco-Roman Medicine, pp. 97–98, Brill Publishers, ISBN 90-04-13666-5.
  19. ^ Jingfeng, C. (2008). “Medicine in China”. Encyclopaedia of the History of Science, Technology, and Medicine in Non-Western Cultures. pp. 1529–34. doi:10.1007/978-1-4020-4425-0_8500. ISBN 978-1-4020-4559-2 
  20. ^ What Would Hipocrates Do?” (2008年9月23日). 2015年2月28日閲覧。
  21. ^ Online Etymology Dictionary”. 2022年7月3日閲覧。
  22. ^ Treasure, Wilfrid (2011). “Chapter 1: Diagnosis”. Diagnosis and Risk Management in Primary Care: words that count, numbers that speak. Oxford: Radcliffe. ISBN 978-1-84619-477-1 
  23. ^ McWilliams, Nancy (2011). Psychoanalytic Diagnosis. Guilford. p. 8. ISBN 978-1-60918-494-0 
  24. ^ H.Harold Friedman著 日野原重明監訳 『PO臨床診断マニュアル』メディカル・サイエンス・インターナショナル ISBN 4-89592-294-4
  25. ^ Myriam Hunink, Paul Glasziou 著 福井次矢 監訳 『医療・ヘルスケアのための決断科学―エビデンスと価値判断の統合』医歯薬出版 ISBN 4-263-20554-5
  26. ^ admitting diagnosis”. The Free Dictionary. 2022年7月10日閲覧。
  27. ^ Berner, E. S.; Webster, G. D.; Shugerman, A. A. et al. (1994). “Performance of four computer-based diagnostic systems”. New England Journal of Medicine 330 (25): 1792–96. doi:10.1056/NEJM199406233302506. PMID 8190157. 
  28. ^ WebMed Solutions. “Connection between onset of symptoms and diagnosis”. 2019年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月15日閲覧。

ギャラリー

外部リンク

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DX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/21 08:44 UTC 版)

メルリクBOX」の記事における「DX」の解説

2007年10月~2008年3月2008年10月2009年3月放送パーソナリティー 仁井聡子 コーナー ポップコーンムービーズ 思わずポップコーン落としてうなってしまう映画仁井聡子紹介BACK TO THE REQUEST懐かしい曲中心リクエストを流す、年代層が上のコーナーお願いメル神様 リスナーから相談事を補修しメル神様がばしばし答えてゆくコーナー答えは超適当である。

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