Digital Photo Professional
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 09:10 UTC 版)
開発元 | キヤノン株式会社 |
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初版 | 2004年 |
最新版 | 3.15.0 / 4.3.1 / 2015年10月29日 |
対応OS | Microsoft Windows 10 / 8 / 7 / Mac OS X 10.4 - 10.6 |
公式サイト | cweb |
Digital Photo Professional(以下DPPと略す。)は、キヤノン製デジタルカメラに付属するRAW画像を処理するソフトウェアである。
DPPはRAWフォーマットだけでなく、JPEGフォーマット、TIFFフォーマットの処理も可能である。
沿革
2004年に発売されたプロ向けデジタル一眼レフカメラEOS-1D Mark IIに同梱されたのが最初のバージョンである[1]。その後、中級機のEOS 20Dや初級機のEOS Kiss デジタル Nにも同梱されるようになる。2005年発売のEOS 5Dに同梱されたVer 2.0からはピクチャースタイルにも対応した[2]。現在では特定の機種のみ対応のバージョン4系列とその他の機種対応のバージョン3が同時展開しており、バージョン4の対応機種は徐々に増えている状態である。
機能
キヤノン製のデジタルカメラに記録されたRAW、JPEGフォーマットデータの閲覧と、RAWフォーマットデータの色温度、明るさなどの処理や各種補正、キヤノン製レンズを使用した際にはレンズの歪曲などの修正、フォーマット変換や処理済データのプリントを一連のワークフローとして処理できるソフトウェアとなっており、データ入力、現像処理、プリントまで一貫して行えるため、初心者からプロフェッショナルまで広範囲に使用が可能である。
頒布形態
カメラメーカーが作った無償に近い形で配布されているソフトウェアである。
ただしバージョン4のダウンロードには対応機種のシリアル番号の入力が必要となっている。
脚注
- ^ マイコミジャーナル(毎日コミュニケーションズ) (2004年1月29日). “DIGIC II・8.5コマ/秒連写のプロ向けデジタル一眼レフ「EOS-1D Mark II」”. 2010年5月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ デジカメWatch(Impress Watch) (2005年8月23日). “キヤノン、フルサイズCMOS搭載のデジタル一眼レフ「EOS 5D」”. 2010年5月14日閲覧。
外部リンク
「Digital Photo Professional」の例文・使い方・用例・文例
- “Photo”は“Photograph”の略だ
固有名詞の分類
画像処理ソフト | CorelDRAW Essentials Paint.NET Digital Photo Professional Adobe Photoshop SmartDraw |
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