DXT1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:44 UTC 版)
DXT1は最も簡単なDXTCのバリエーションである。これは、16ピクセル入力から64ビットデータを出力する。この出力は16bit RGB5:6:5 2色と4x4の2ビットのルックアップテーブルからなる。 最初の色 (c0) が2番目の色 (c1) より数値的に大きいならば、他の2つの色は c 2 = 2 3 c 0 + 1 3 c 1 {\displaystyle c_{2}={2 \over 3}c_{0}+{1 \over 3}c_{1}} と c 3 = 1 3 c 0 + 2 3 c 1 {\displaystyle c_{3}={1 \over 3}c_{0}+{2 \over 3}c_{1}} として計算される。このモードはAppleのビデオコーデックのc0モードによく似ている。 逆に c 0 ≤ c 1 {\displaystyle c_{0}\leq c_{1}} なら、 c 2 = 1 2 c 0 + 1 2 c 1 {\displaystyle c_{2}={1 \over 2}c_{0}+{1 \over 2}c_{1}} になり、c3は透過色になる。 ルックアップテーブルはそれぞれのピクセル毎に色値が決定される。 c 0 {\displaystyle c_{0}} だと0に相当し、 c 3 {\displaystyle c_{3}} だと3が相当する。より高圧縮にするためにアルファデータは格納されない。
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