DPEとは? わかりやすく解説

ディー‐ピー‐イー【DPE】

読み方:でぃーぴーいー

写真現像developingdevelopment)、焼き付けprinting)、引き伸ばし(enlarging/enlargement)のこと。それらを扱う店の看板などに使われる


DPE

フルスペル:Development, Printing, Enlargement
読み方ディーピーイー

DPEとは、撮影した写真フィルム現像処理などをサービスとして取り扱っている店の総称である。俗に写真屋などと呼ばれることもある。

DPEはそれぞれDevelopment」、「Printing」、「Enlargement」の頭文字である。Developmentは「現像」(撮影した生フィルムからネガフィルム生成すること)を意味するPrintingは「焼き付け」(ネガフィルムからポジフィルム生成し一般的な写真にすること)を意味するEnlargementは「引き伸ばし」(サイズ拡大した写真生成すること)を意味する

最近では、デジタルカメラ撮影した画像オンライン注文し配送によって受け取ることのできるできるDPEサービス数多く登場している。なお、DPEの呼び名日本でのみ通用するものであり、英語ではPrint Serviceなどと呼ばれるのが一般的である。


参照リンク
DPE宅配便 - (フジカラーデジカメプリント)
カメラ・デジカメのほかの用語一覧
撮影技術:  CMOSイメージセンサー  CIFF  Digita  DPE  DCF  DPOF  Exif

ジプロパルギルエーテル

分子式C6H6O
その他の名称プロパルギルエーテル、ジプロパルギルオキシド、ジプロパルギルエーテル、Propargyl ether、Dipropargyl ether、Dipropargyl oxide、DPE、3,3'-Oxybis-1-propyne、3,3'-Oxybis(1-propyne)、2,2'-ジプロピニルエーテル、Di(2-propynyl) etherBis(2-propynyl) ether、2,2'-Dipropynyl ether
体系名:ビス(2-プロピニル)エーテル、3,3'-オキシビス(1-プロピン)、3,3'-オキシビス-1-プロピン、ジ(2-プロピニル)エーテル


DPE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 00:35 UTC 版)

DPE(ディー・ピー・イー、英語: Development - Printing - Enlargement の略、「現像焼き付け引き伸ばし」の意[1][2])とは、撮影済み写真フィルムのポストプロダクション工程を語源とした、日本での略語日本語の一般名詞である。この語は、「現像・焼き付け・引き伸ばし」業務を指し、同業務を行う店をDPE店(ディー・ピー・イーてん)あるいはDPEショップと呼ぶ[2]

越南のDPEショップ(2012年)

略歴・概要

小さなスタジオを構え、店主・店員がスタジオや出張して撮影を行う営業写真館とは異なり、技術革新により、さらに精度の高い「現像・焼き付け・引き伸ばし」業務を行える高価な機械を設置している店で行うのがDPEである[2]

「DPE」を看板にかかげる店[1]は、1970年代 - 1980年代においては「フジカラーショップ」等のフィルム会社の手がけるチェーンストア的な展開をし、フィルムやカメラを売り、客からの撮影済みフィルムを受け取り、フィルム会社の現像所に取り次いでいた。現像処理システムの開発で、店頭処理できるようになり、1986年(昭和61年)のレンズ付きフィルムの登場以来、いわゆる「DPEショップ」のチェーンが爆発的に増えた。⇒ #DPE店

ただいまの時間 仕上がりの時間(2011年)

DPE店

コダック・ピクチャー・メーカー英語版客が自分でプリントアウトできる機械

日本では、主に現像ラボへの取り次ぎを専門に行う店をDPE店という。1980年代に小型の現像処理システム(ミニラボ[3]と称した)が開発されると自店でプリントまで行う店が増えた。全自動で作成できるためスーパーマーケットなど、専門外の店舗にも導入された[4]。撮影済みフィルムを現像し、併せて印画紙への焼き付けも行う「同時プリント」、現像済みのフィルムから印画紙への焼き付けを行う「焼き増し」、撮影済みフィルムの現像だけを行う「現像のみ」と選ぶことができる。

2000年頃からデジタルカメラが普及し急速に市場が縮小、店舗数は減少傾向にある。従来の業務を引き継ぎつつ、デジタルデータのプリントにも注力している。

近年では、現像設備がデジタルにしか対応していない店舗が見られ、フィルムが持ち込まれると処理が可能な大規模店舗へ取り次ぐという、ミニラボ普及前のような業態へと逆戻りしている。これは小規模な店舗だけではなく、カメラのキタムラやヨドバシカメラといった大手写真店チェーンでも同様である。ブローニー判などといったアマチュア用としては少数となったフォーマットのフィルムでの外注は多く見られるが、最も普及している135フィルムでも他店舗への取り次ぎが多い。

デジカメプリント受付コーナー(2005年)
主なDPEチェーン店舗

オンラインDPEサービス

オンラインDPEサービスオンラインプリントサービスネットプリントサービスともいい、デジタルカメラで撮影したデータをメール等で送ると、業者がプリントを行い、自宅やコンビニエンスストアに配送する[5][6]

脚注

  1. ^ a b デジタル大辞泉『DPE』 - コトバンク
  2. ^ a b c ASCII.jpデジタル用語辞典『DPE』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉『ミニラボ』 - コトバンク
  4. ^ 買い物時間中にフィルム現像と同時プリントが行えるため、客は時間の節約、店舗は集客の一手段とすることができる。
  5. ^ デジタル大辞泉『オンラインDPEサービス』 - コトバンク
  6. ^ デジタル大辞泉『オンラインプリントサービス』 - コトバンク

関連記事

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「DPE」の関連用語

DPEのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



DPEのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【DPE】の記事を利用しております。
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDPE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS