CRF250L
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2012年5月14日に発売された公道走行可能なモデルで型式名JBK-MD38。開発のキーワードは「On(日常)を便利に、Off(週末)を楽しむ、ちょうどいい相棒」であり、特に扱いやすさを重視したモデルである。車名をCRFとされたが競技向けモデルとの関連はなく、全て新設計である。L は“合法”を意味する「Legal」の略。 先代モデルに当たるXR230・XR250は冷却方式が空冷、燃料供給がキャブレターとされていたが、排ガス規制に対応させるため水冷化および燃料噴射装置に変更された。 エンジンはCBR250RのMC41E型249cc水冷4ストローク4バルブDOHC単気筒エンジンに扱いやすさを重視したリファインを実施したMD38E型を搭載。 車体色は、エクストリームレッドとロスホワイトの2色。純正オプションとして45mmのローダウンキットが用意される。 2017年2月20日にモデルチェンジが行われ、L の車体をローダウンした Type LD がラインアップに加わった。またエンジンは平成28年環境規制に適合させているが、セッティングやマフラー構造の変更による最適化を行なったことから出力を若干増加させている。 特撮番組『獣電戦隊キョウリュウジャー』のディノチェイサーのベース車や『仮面ライダー』(2012年以降)でXR230、XR250販売終了後は大半のライダー達のベース車となっている。
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