CPMD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:48 UTC 版)
「Folding@homeコアのリスト」の記事における「CPMD」の解説
カー・パリネロ分子動力学法(Car-Parinello Molecular Dynamics)の略で、このコアは第一原理計算(ab-initio)の量子力学的分子動力学を実行する。力場アプローチを用いる古典的な分子動力学計算とは異なり、CPMDではエネルギー、力、運動の計算に電子の運動が含まれる。 量子化学計算は、非常に信頼性の高いポテンシャルエネルギー面が得られる可能性があり、自然にマルチボディ相互作用を組み込むことができる。 QMD (Core 96)これはWindowsとLinuxの単一プロセッサクライアント用の倍精度バリアントである。 このコアは、主要な QMD 開発者である Young Min Rhee が 2006 年に卒業したため、現在は "保留" となっている。 このコアは、かなりの量のメモリを使用することができ、「オプトイン」を選択したマシンでのみ利用可能であった。 Intel CPU上でのSSE2最適化がサポートされている。 IntelライブラリとSSE2が関係するライセンス問題のため、AMD CPUにはQMD Work Unitは割り当てられていなかった。
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