COME_ONとは? わかりやすく解説

カモン【come on】

読み方:かもん

[感]こちらに来るようにうながす言葉。さあ来いおいでなさい


COME ON

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/23 13:55 UTC 版)

COME ON」、 「Come On」、 「Come on」、「C'mon」、「カム・オン」、「カモン」など

一般

英語で、

  • (完全に躊躇や不具合、冗談などが文脈上無い場合は)さあ行こう、さあ来い、ちょっと来てという意味で使われる。カタカナ語としての「カモン」は文脈関係なしにこの意味で使われる。
  • 躊躇状況にある人にその行動を促す
  • 機械の不具合や冗談に対して、「冗談だろ」「しっかりしてくれ」

等という意味。

音楽作品など

楽曲

アルバム


カム・オン

(COME_ON から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 00:00 UTC 版)

カム・オン」(Come On)は、チャック・ベリーの楽曲。1961年、シングル「Go Go Go」のB面曲として発表された。シングルは全米ではチャートインしなかったが、全英では38位を記録している[1]。後述するローリング・ストーンズ他、様々なアーティストによってカバーされている。

ローリング・ストーンズのカバー

「カム・オン」
ローリング・ストーンズシングル
B面 アイ・ウォント・トゥ・ビー・ラヴド
リリース
規格 シングル
録音 1963年5月10日 (1963-05-10)
ジャンル ロック
時間
レーベル デッカ
作詞・作曲 チャック・ベリー
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
チャート最高順位
  • #21(UK)
ローリング・ストーンズ シングル 年表
カム・オン
(1963年)
彼氏になりたい
(1963年)
テンプレートを表示

解説

ローリング・ストーンズは、デビュー・シングルとしてこの曲をカバーし、1963年6月に発売した(B面はウィリー・ディクスンのカバー「アイ・ウォント・トゥ・ビー・ラヴド」)。全英チャートで21位を記録した[2]。B面曲共々、ギターキース・リチャーズが担当し、ブライアン・ジョーンズハーモニカで参加している(「カム・オン」ではビル・ワイマンと共にバッキング・ボーカルも担当)[3][4]

当時R&Bバンドとして活動する意向を持っていたメンバーはデビュー曲に選ばれた本作に拒否感を持っていたが、所属するデッカ・レコードからは「売れ線の曲でなければならない」と牽制されたため、この決定を受け入れざるを得なかった[5]。本作の選定にあたり、ミック・ジャガーはマネージャー兼プロデューサーのアンドリュー・オールダムと激しい口論を交わした[6]。評論家からも好感は得られず、『メロディ・メイカー』誌は「ストーンズらしくない。売れ線ではあるがファンが望んでいた強烈なR&Bサウンドではない」と批判し、ワイマンもこれを「最も正確な批評」としている[7]。またジャガーも「『カム・オン』はいい出来とは思えない」と語っている[5]。このような経緯から、記念すべきデビュー曲にもかかわらず、本作は公演で殆ど演奏されず、コンピレーション・アルバムに収録される機会もそれほど多くない。アメリカ合衆国では1972年の編集アルバム『モア・ホット・ロックス』が初出となった。

生演奏

本作に不満を抱いたバンドは公演での演奏を拒否し、関係者等と対立した。結局本作が演奏されたのは、デビューした1963年から1965年の2年間だけだった[3]ロン・ウッド2002年の「リックス・ツアー」に向けた練習中に演奏を提案したところ、全員が演奏の仕方を忘れていたという[8]

2017年に発売されたライブ・アルバム『オン・エア』に、BBCラジオの番組『サタデー・クラブ』のために録音したものが収録された(1963年10月録音)。今作はオリジナル・バージョンと曲構成がやや異なっている。

脚注

  1. ^ CHUCK BERRY | full Official Chart History | Official Charts Company:
  2. ^ ROLLING STONES | full Official Chart History | Official Charts Company:
  3. ^ a b Come On:” (英語). 2016年8月21日閲覧。
  4. ^ I Want to Be Loved:” (英語). 2016年8月21日閲覧。
  5. ^ a b 『ストーン・アローン/上』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0780-6 )p199
  6. ^ 『ミック・ジャガー/ワイルド・ライフ』(クリストファー・アンダーセン著、岩木貴子・小川公貴訳、ヤマハミュージックメディア刊、2013年ISBN 9784636892499) p67
  7. ^ 『ストーン・アローン/上』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0780-6 )p200
  8. ^ SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」(株式会社ロッキング・オン2003年)p17

「COME ON!」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「COME_ON」の関連用語

COME_ONのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



COME_ONのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのCOME ON (改訂履歴)、カム・オン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS