CERA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/23 06:40 UTC 版)
CERA
- 頭字語
- 持続性エリスロポエチン受容体活性化剤
- 捕手防御率 (Catcher's Earned Run Average)
- リスク管理の資格(Chartered Enterprise Risk Analyst) [1]
- イタリア系の姓
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CERA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 10:20 UTC 版)
指標としては、その捕手がマスクをかぶっている時の防御率、特に自軍のチーム防御率との比較するための捕手防御率(「CERA」、Catcher's ERA: Catcher's Earned Run Average)がある。 投手が同じでも、捕手が変わるとリードが変わり投手の投げる球種やコースが変わるため打たれ方が変わる。どんな球を投げても打者に打たれないような優れた投手が投げる場合には、捕手がきちんと捕球さえできれば、どんなリードをしても打者をアウトにできる可能性があるが、一方、エース級ではない投手(チームの投手の大多数)が投げる場合は、捕手が要求した通りのコース・球種・球速のボールを投手が投げたとしても、捕手が相手打者の狙いを読み誤り、或いは、捕手のリード(配球)が相手に読まれており、投球が打者の狙い通りの球であった場合、プロの打者は狙っている球が来た場合は打てるため、安打や本塁打を打たれる確率が上がり、失点や防御率へ影響する。このため、捕手としての防御率であるCERAは主に同一チームの複数の捕手のリードの良否の比較に用いられるが、同一捕手でもシーズンごとの上下動が大きい場合もある。「そもそも(暴投や捕逸、盗塁阻止数に比べれば)リードが投手のパフォーマンスに与える影響などごく些細なものに過ぎない」と断じるアナリストも中にはおり、見方が分かれている が、アメリカのスポーツメディアや三大放送局ネットワークのNBC、ABC/ESPNなどは、メジャーリーグの捕手の守備成績としてCERAの数値を一般的に公表している。(参照) MLBでは投手の配球を投手自身または監督・コーチが判断して決めることが多い のに対して、NPBでは前述のように捕手が投球の球種やコースを判断して投手をリードするのが通常であり[要文献特定詳細情報][要文献特定詳細情報]、特にプロ野球チームでは、打たれる責任は投手ではなく捕手の配球の責任としている監督やコーチが多い[要文献特定詳細情報]。 CERAおよびチーム防御率は、チームの投手陣の良否に左右されるが、一方、投手陣の防御成績も、捕手のリードの良否によって左右されるとの意見がある。
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